栄光のダブルダンク
陵北戦から、3日が経ち彰は体育館にいた。
「シュッ!」
「パスッ・・・」
「ハァハァ・・・」
高下どうしたこんな時間まで練習か?
時計の針は10時を指している。
彰「・・・・・」
高下「お前はまだ1年だし、まだ大会も終わっていない・・・」
高下「頑張れ・・・井上!」
彰「先生今度の試合はいつですか?」
高下「来週の土曜日に、大阪の不歩学園と試合を組んである。」
彰「不歩学園って弱小じゃないすか?」
高下「相手を知らずして試合には勝てん・・・」
高下「不歩は今年、大阪最強とまで言われているチームだ!」
彰「そうなんすか。」
彰「でも負けないっすよ!なんたってこっちには最強のメンバーがそろってますから!」
高下「陵北戦も沢西が来ていたら勝ってたのに・・・」
彰「俺らでは力不足ってコトっすか??」
高下「うちの最強オーダーは決まっているだろ?」
彰「不歩のエースは誰っすか?」
高下「北・・・北というやつだ!」
高下「しかし、不歩はディフェンスのいいチームだ!」
彰「まあそう知っちゃ練習あるのみですわ!」
高下「もうそろそろ帰るんだぞ?」
彰「ウッス!!!」
この後も体育館からはボールを突く音が聞こえていたという・・・




