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ミニゲーム、意外と楽しい①

今週は!遅れたくなーい!!


「むー!次こそはー!」


そう言ってふぃろーさんに連行されるアルルちゃん。

なんだかまたしばらくしたら挑みに来そうな気がするが…

まぁ、それはそれでいいか。


◆◆◆◆◆◆◆


アルルちゃんを見送った後。

私は屋台を回っていた途中、私は気になるものを見つける。


「レーシューティング?」


「おやお嬢さん、興味があるのかい?ポイント100で

 一回挑戦出来るよ」


怪しげな店主さんが話しかけてくる。

気になるが…どんなものだろうか?

見た感じ、看板と店主さんと店主さんが据わっている椅子くらい

しか見当たるものがないのだが…

と思ったら店主さんが帽子らしきものを取り出し

イベントの時のゲートのようなものを即座に作り出す。

…あのゲートってどういう原理なのだろうか?


「すみません、何をやっているんでしょうか…?」


「あぁ、説明するよ。

 これは大妖精様が用意してくれた遊戯でね、

 レースゲームとシューティングゲームが合わさった物だとかなんとか」


運営が用意したゲームなのか。

ゲームの中で別のゲームか…なんとなく気になる。


「一回お願いします」


「まいどあり!」


とりあえずやってみることにした。


◆◆◆◆◆◆◆


【他プレイヤーとマッチング中…3/9】


どうやらほかのプレイヤーと対戦する感じのゲームらしい。

ある程度人気があるようで、数秒したら人数が埋まった。


『五秒後にフィールドへ移動します、準備をしてください』


そんなアナウンスが流れ、視界が切り替わり始める。

完全に視界が切り替わるとそこは墓場のような場所だった。


『他プレイヤーとレースをしながら出現する幽霊を魔法で打つ

 ミニゲームです。プレイヤーの皆様、どうぞお楽しみ下さい

 10秒後に開始いたします』


そんなアナウンスが流れ、私は気づけばハンドル付きの棺桶に乗っていた。

え、罰当たりすぎではないか…?ほかのプレイヤーの乗り物を見ても

同じように棺桶に乗っている人もいれば墓石に乗ってる人もいる。

そのほかにもなんだか大丈夫なのか心配になるものに

乗っている人しか見えない。


『残り五秒です』


しかし無情にもスタート時間は近付く。

こうなればもうやれるだけやってみようと思い、

ハンドルを握る。


『3、2、1、レディー…スタート!』


最初は様子見で加速していく。

レースゲームをあまりやったことがないので前の人の動きを

観察することに徹する。


一番前の人はこのゲームを何回も遊んでいるようで、

効率的なルートを進みながら敵を打っている感じがする。

あくまでそう見える、というだけだが。


「うぇっ!ひっ、はっ、たっ!」


よそ見をしていたらなんだかデコボコな道に入ったうえで敵が大量に

目の前に出現していた。

敵にぶつかると減速する仕様のようで、敵に当たった瞬間

反動で少し棺桶が後ろに戻る。

その間にも先頭は前に進み、気付けば最後尾に私はいた。


「すごいなぁ…」


先頭の方々は相当レースゲームをやりこんでいる人なのだろう。

私の前には三人ほどプレイヤーがいるが、

それより前の人は全く姿が見えない。




結局その後、最下位でゴールしたものの

ゴールできた達成感をしばらく噛みしめていた。




最近平成を感じすぎて令和って何だっけ???って

度々なるの何なんでしょうね

ブクマ、評価よろしくお願いします!

誤字脱字あれば報告お願いします。

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