屋台巡り、不思議な占い師
昨日は投稿できず申し訳ありません。
リアルでちょっといろいろありまして…
まあとりあえず今回からちょっと展開が動く。
トピアさんの屋台からアイテムを入手してから、
私は何か面白そうな屋台を探して歩いていた。
そんな時、屋台の方から声をかけられる。
「おや、そこの君。ちょっと来てくれないか」
声がした方を向いてみると、フードを被り、
顔がよく見えない怪しい占い師っぽい人がいた。
怪しさ満載だが、とりあえず言われた通りに近づく。
「ありがとう、私はまぁ…見ての通り占い師さ」
占い師とは自ら名乗るものなのだろうか。
怪しさ満載なのだが…と思ったが
逆にどうやったら怪しくないかと思うと
名乗る以外にできることはない気がするので考えるのをやめる。
「君、なんというか…こういう場所に行ったことはないだろうか」
占い師はそう言うと、なにか雑な絵を見せてくる。
なんというか…辛うじて城っぽい、という事は分かるが
何一つ分からない、城で連想できるとしても
最近行ったヒルデさんのお城だけだ。
ここは正直に何が書いてあるのか聞いた方がいいだろう。
「えー、っと。すみません、これは…?」
「城だが」
合ってた、我ながら頑張ったと思いたい。
だが私が知ってる城なんて本当にヒルデさんの城しか知らないのだ。
…一旦その想定で進めてみよう。
そう思った私は占い師に言う。
「えーと、すみません。お城には最近行ったのですが…
中になんか死体でパズルしたみたいな奴がいた
お城で合っているでしょうか?」
私がそう言うと、占い師はちょっと変な声を上げる。
その後、体をちょっと震わせながら言う。
「ッ、あれを…死体でパズル…?その発想はなかったな…
ふふッ…死体でパズル…」
若干ツボに入ったようだ。
そして反応から見るに、恐らくヒルデさんのお城で正解のようだ。
五分ちょっとツボに入った後、占い師は言う。
「いやはや、あれをそんな言い方をする奴は始めてでな。
しばらく笑い続けて悪かったな」
「いえ、別に大丈夫です」
占い師はまだツボに入ってるようで、
喋る合間合間に笑いをこらえているような感じがする。
「さて、前置きが長くなったな。すまない
そして、聞いているのだろうヒルデ」
「えっ」
何でヒルデさんの名前を?
そう思った瞬間、イベントの時の門に入った時のような感覚を
感じ、視界が切り替わる。
【イベントエリアに移動中…】
【パーティーメンバーを確認中…
フジカ
確認完了、エリア『試験場』に転移します】
【クエスト『竜王の味見』を開始します】
【Goodluck!】
「えぇー…」
クエストが勝手に開始され、
なんかコロッセオ?みたいな場所に飛ばされた。
そして目の前にはさっきの占い師がいる。
「はっはっはっ、いやいや、初めての出会いは
インパクトがあった方がいいだろう?
突然ですまないが…あぁ、まだ名乗っていなかったな」
そう言うと同時に、フードを取りその顔があらわになる。
「我が名はニール。小娘よ、一度貴様を試させてもらおう」
「えっ、貴方が…」
私は驚く。
謎の占い師の正体は、ヒルデさんの旦那さんだった。
という訳でニールさんが来た。
何しに来たんでしょうね(すっとぼけ)
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