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絵本と作者とキャパオーバー③

とりあえず番外編終了。次から本編?

姉と一緒に出版社に来たら、SROのシナリオライターの藤川さんと出会い

藤川さんが同志であったことが発覚した。

姉好きの同志との遭遇に互いの友情を確認した私たちは

連絡先を交換し、五分程度話したら姉の待っている部屋に戻る。

部屋の中では、姉が落ち着くためかお茶を飲みながら待っていた。


「お待たせしました」


「いえいえ、全然待っていませんよ。

 えーと、何か聞きたいことはありますか?

 大抵のことならお答えしますよ」


ガッツポーズをしながら答える姉、かわいい。

藤川さんも片手の拳を強く握り、

リアクションを必死に耐えているように見える。


これから私たちはこの最高に可愛い生命と真っ向から

話し続けなければならない。

お前はいつも見てるから慣れているだろうと言われるかもしれないが

このシチュエーションは旅に出る前もなかったので

初体験と同義である。


「え、ーとまずは…あの、先生の作品の三巻目での話なんですが…」


藤川さん、頑張って…

そう思いながら、私は姉の隣で震えの止まらない姉の

左手を握っているのだった。


◆◆◆◆◆◆◆


「ほら!ここ!これって

 二人の行先についてのヒントですか!?」


「ううん、それ以外にも色々ヒントがあって

 色々な解釈が出来るようにしたんですよ。

 その方が楽しいかなーって」


「最っ高です!!他にも色々あるなーって

 思ってたんですが、そんな感じとは!」


最悪の始まりで進んだ今回の対談だが

最初は遠慮気味だった藤川さんも、今では相当興奮しながら

姉と話している。姉も慣れたのか、手の震えは止まっているし

時々浮かべるドヤ顔で私の心を惑わしている。


「あっ…そろそろ時間だ…心惜しいですが

 今日はお暇させていただきますね」


藤川さんは時計を見てそう言う。


「もうこんな時間ですか…そうですね。

 今日はもうお開きにしましょうか、

 あっ、そうだ。連絡先いただけますか?

 今度お話しできる機会があれば、連絡していただければ

 予定を合わせられるのですが」


「えっ、本当ですか!?是非とも!」


藤川さんと姉が連絡先を交換した。

藤川さんはとても楽しそうだ。


「では、今度お会いしましょう!

 …でも、今の仕事が忙しくてあまり

 お話しできるかは分かりませんが…」


…まぁ、確かにSROのシナリオライターさんなのだ、

仕事も盛りだくさんで忙しいだろう。

ん?そういえば…

些細なことだが、私は気になったので聞いてみることにした。


「藤川さんって、SROやってらっしゃるのですか?」


そう。SROのシナリオライターさんだし、

持っていてもおかしくない気がした。

それに、SROを遊べるのであれば大分約束を

しやすくなる気がするのだ。


「持っていますよ。まぁ、することがないので

 まだ使ってすらいないのですが…もしや永華さんは

 SRO、やっていらっしゃる?」


「はい、姉と一緒に楽しくプレイさせていただいてます」


「えっ、藤川先生も?」


「そうですね…私もプレイさせていただいてます」


そう言うと、藤川さんは少し考える仕草を取る。

そして数秒後、私と姉の方を向いて尋ねる。


「えーと、プレイヤーネームを教えていただいても?

 今度遊べるのであれば予定を合わせられるようにしたいのですが」


「はい、不都合がなければ喜んで」


そんなこんなで私と姉は藤川さんにプレイヤーネームを教えて

最後にちょっとだけ世間話をして出版社を後にするのだった。


キャパオーバー要素どこかって聞かれると

あの三人の心の中での葛藤とかが

キャパオーバー寸前だったという事なんですよね…

ブクマ、評価よろしくお願いします!

誤字脱字あれば報告お願いします。

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