表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/416

死闘(理由:逆恨み)

昨日は投稿できず申し訳ない…!

とりあえず一話、多分次から週一火曜投稿に戻ると思います。

ボス蜂を完膚なきまでにボコボコにした俺は

意気揚々と次のエリアに向かい、なんかよく分からない死体から

なんかよく分からない呪いの装備となんかよく分からない

スキルを付けられた。


装備もスキルも、正直役に立つならよかった。

良かったのだが…付けた奴がなんか「ここに立ち寄るでない!我が呪いで

弱り、その果てにここに来たことを後悔して死ね!」とか言って殺してきたし

装備の効果を見てもデメリット効果しかないので

もうあからさまに殺意満々な呪いの類である。


ただ立ち寄っただけだってのに…

立ち寄ってなんかよくわからん輝く剣を引き抜こうとしただけだってのに…

なんて仕打ちだ、人の心ってものはないのだろうか。


とりあえず殺意が滾ってきたので、

頑張ってリベンジしよう。あいつをボコボコにして、誰に喧嘩を売ったのか

分からせてやる…!


◆◆◆◆◆◆◆


「無念…!」


即座にわからせることに成功した。

こいつ、口ばかりでクソみたいに弱かったのだ。

確かにそもそも序盤にもかかわらず

あんなエグい呪いの装備とかの類を使うような相手だ、

ここまでの弱さにしないと流石にクソすぎる。


俺はクソ野郎を足蹴にしてトドメを刺しつつ

剣を引き抜く。なんか凄そうだし普通に欲しかったのだ。


剣を引き抜くと、凄そうな光が呪いの装備を覆い

呪いっぽい感じが取れ、逆に剣のような輝きを得る。


…あいつ、なんか悪役とかの類だったのだろうか?

あの装備を剣と遠ざける目的で俺に装備を付けて不意打ちで殺した

みたいな感じで。


だが悲しきかな、プレイヤーは無限に死なないので

奴の目論見は見事に失敗した。その上で

装備を手に入れたのでもう奴は地獄で俺に中指を立てていることだろう。


この装備があれば、永華も俺をかっこいいと言ってもらえるだろうか?

そんなことを思いながら、俺は町に戻ることにした。


◆◆◆◆◆◆◆


一方その頃。


「吐き気がする…」


「ふーさん、背中さすりますよ」


「ううん、気分的なあれだからダイジョブ、ダイジョブ…」


ふーさんがダウンしている。

ファルの運搬がちょっと手荒だったのだろうか、

申し訳ないことをしてしまった。


「フジカちゃん!今のすごい早いね!

 また乗せてくれる?」


姉のテンションが上がっている。

グリムの杖に乗せてもらって、童話の魔法使い

みたいな移動が出来たからだろうか?


ともかく、姉の喜ぶ顔が見れてよかった。

無事次のエリアにたどり着けたので目的も達成だ。


そんなこんなで、私たちのレベル上げは始まった。

亡霊さんは普通に強いのですが、蜂をボコボコにするために

命を燃やしていた兄は適性よりも死ぬほど強くなっていたので

意味はありませんでした

呪いの装備は取得経験値減少と最大HPとMPが半分に減少、

敵から受けるダメージ増大戦闘中常時スリップダメージ、

状態異常確定付与。

スキルに関しては他のスキルを使うときに消費するMPなどが

倍になり、その時点でのHPを半分削るという代物です。

ブクマ、評価よろしくお願いします!

誤字脱字あれば報告お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ