お兄ちゃん英雄譚
兄視点。
そろそろ週一当行に戻りたい…
でもまだ創作意欲が有り余るほどあるから
ここの加速逃したら間違いなくまた筆が遅くなるという恐怖ががが
ウサギ狩りを終えて蜂狩りを続けていたら
なんか強そうな蜂が出てきてボコボコに殴られている。
最早HPもほぼ残っていない。
「オラァ!何とかなれーっ!」
これ以上出来ることはないと、
やけくそで敵に向かって突撃をかます。
しかし流石はボスっぽいモンスター。
うまくはいかず、逆にカウンターで殺されてしまった。
◆◆◆◆◆◆◆
「クソッ、あと少しだったんだが…」
広場でリスポーンした俺は愚痴る。
だが俺はめげない、まだまだ試していないことは
沢山あるし、挑戦はまだ始まったばかりだ。
「おっし!次行くぞ」
俺はリベンジをしにもう一度森に向かうのだった。
◆◆◆◆◆◆◆
あのボス蜂、出現条件は恐らく
蜂を一定数倒し続けることだろう。
つまるところあいつと戦いたいのなら
レベル上げのついでに挑戦することになる。
「16、17、18、19…」
記憶が正しければ20体目ぐらいにあのボス蜂は出てきた気がする。
なので、一応出てくる可能性を考えて警戒をしておく。
「っし、これで20体目!出てこいボス蜂ィ!」
20体目を倒した瞬間、ボス蜂が来た感じがした。
勘を頼りに即座に後ろへ振り向き、毒針に触れないように殴りつける。
前回は背後からいきなり毒針で刺され、
数秒行動不能にされ取り巻きの蜂どもにも攻撃を受けた。
その後なんとか持ち直し、取り巻きを倒し切ったものの
かなり消耗が激しく、やけくそで攻撃してやられてしまった。
「ギュビィ!!?」
いきなり腹を攻撃されて声を上げるボス蜂。
しかし、即座に攻撃されたことに対しての怒りが来たか、
攻撃を仕掛けてくる。
「ハッ、初見じゃなきゃ見掛け倒しだなァ!?
行動も普通の奴らと変わらねぇ!このまま押し切っ!?」
順調に戦っていけると思っていたのもつかの間、
背後から取り巻きに刺される。
いつの間に…!?
「ギュァァ!」
「しまっ!?」
背後の取り巻きに気を取られ、ボス蜂の攻撃をもろに喰らってしまう。
毒が回り、行動不能になる。
その後、背後から刺されたダメージもあってリスポーンしてしまった。
◆◆◆◆◆◆◆
「クッソー!まだまだぁ!」
まだ折れてたまるか。
次は大丈夫だ、次こそ殺してやる。
その精神で、俺はまたボス蜂のもとへ向かうのだった。
—―――――そんなこんなで、その後も幾度となく彼は
ボス蜂…正式な名称はフォレストクイーンビーというのだが、
まぁボス蜂に挑んでは返り討ちにされることを繰り返した。
しかし、ノウハウは確実に溜まっており
取り巻きの蜂から手に入れた素材もあった。
それで装備を強化し、また返り討ちにされ、挑み続けるのを
繰り返した。
その結果、クイーンビーの単身討伐を成功させ
調子に乗りながら森を探索している内に
謎のエリアに迷い込み、謎の力を手に入れることになるのは
まだ先の話である。
デスペナルティについて言及してなかった気がするのでここで。
経験値が少し減るのと、防具や武器の耐久が微妙に減ります。
所持金?まだ金銭が流通してないので…
(あったとしても使えない)
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