俺俺俺俺俺!俺が愛しのお兄ちゃんだ!
まだまだ更新していきたい!
兄視点と姉視点。(メインとしては兄)
俺は今、レンタルしてきた斧を使って木を切り倒している。
なんでRPGをしてるのに木を切り倒してるのかなんて考えは必要ない。
こちとらレトロゲーの意味不明なお使いクエストを
何千何百回と繰り返してきたのだ、この程度の行為になんて何も感じない。
「おい、あれ見ろよ…」
「なんだ、あの気配…!?この前広場で見た女の子よりも
ヤベェ気配が漂ってきやがる…!?」
「まさか…あいつも何かを求めているってのか…!?」
外野共がうるさいくらいに話している。
だがどうでもいい。俺が求めているのはレベル上げ、
そしてそれに応じて出来る探索範囲の拡大と手に入る情報と
素材だ。それを手に入れるためにできることは何でもする。
手に入れ次第永華に渡せば、もしかしたら永華の気を引けるかもしれない。
そんな思いを抱きながら、俺は木を切り倒していった。
◆◆◆◆◆◆◆
…これは本当にやっていいことなのだろうか?
私は目の前に広がっている惨劇を見ながらそう思う。
「ピギュェェェ!??!?」
まるでアリを蹴散らすように、ファンタジーなモンスターを
私の妹…フジカとその使い魔たち。
非常に心が痛む気がするが…レベル上げの効率ではこれが一番
早いらしい。
私もちょくちょくモンスターに向かって攻撃してはいるのだが、
モンスターを倒す速度でフジカには負ける。
そんなこんなで瞬く間に私のレベルは上がっていくのだった。
◆◆◆◆◆◆◆
「よっ、ほっ!せやっ!」
あれから8時間経過して。
木を切り倒し必要なレベルを満たしたので、
フィールドに出て敵を倒している。
モデルの仕事兼永華に寄ってくる阿呆共の駆除の目的で
習った格闘技のおかげか楽に敵を倒せる。
「これで100体目っと」
ボーナスがあるかと思って
同じ敵を狙って100体ぶっ飛ばした。
その間も他の敵も倒していたが、基本的にその敵を狙って
倒していた。
リザルト
戦闘100戦勝利 7500
同種100戦勝利 10000
ビギナーズ・ハイ 8000
戦闘勝利 750
合計 26250
ジョブレベルアップ!
LV25→28
〈連撃武術〉で使用可能な技が増えました。
称号『ウサギ差別』を獲得しました。
称号『ビギナー詐欺』を獲得しました。
称号『百戦錬磨の疲れ知らず』を獲得しました。
ステータスが上昇しました
称号系を大量に獲得していたので確認する。
このゲーム、効果を発揮する称号とフレーバーだけの称号
があるのでこまめに確認しなければよくわからなくなる。
『ウサギ差別』
さっきまでウサギを狙って殺し続けていたのでついた称号だろう。
まぁフレーバー的な方かと思ったら、ウサギに対してのダメージが
増加するらしい。これからもしばらくウサギを狩り続けていこう。
『ビギナー詐欺』
別に効果のないフレーバー称号だった。
『百戦錬磨の疲れ知らず』
STRとAGE、DEXが微量とはいえ上昇する称号だった。
地味にうれしい効果だ。
よし、順調に強くなってるな。
この調子で強くなっていこう。
レベルアップの確認を終え、
俺はレベリングの作業を続けるのだった。
ちなみに本編で語る気がしないのでここに書くのですが、
兄の職業は戦士です。武器はガントレット。
ある程度自分で完結できるよう鍛冶師も副職に入れています。
ブクマ、評価よろしくお願いします!
誤字脱字あれば報告お願いします。




