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姉、SRO始めるってよ

連続更新2話目。

三話目書けなかった…。

今日はここまで、明日も二話更新…していきたい!(不安)

姉がSROにログインした。

直感的にそれを察知した私は、SROにログインする。

前回報酬を受け取った後、そのまま草原でログアウトしたので

そこから走って初期地点だった噴水まで向かう。

五分ちょっとで到着し、姉がチュートリアルを終えるのを待つ。


◆◆◆◆◆◆◆

待ち続けて一時間ちょっと。


「おい、あれ見ろよ…大丈夫があの子?」


「一時間くらい前にここに走って来てから

 目が血走りながら辺りを見回してやがる…

 こんなゲーム内でも分かるくらいの覇気だ、一体何を考えてやがる?」


「かわいいし、声かけてぇけど…近づいたら何されるか…」


そんな声が周囲から聞こえる。

失礼な。ただ周囲に目を凝らして姉がチュートリアルを終え

この広場に転移してくるのを待ちながら探しているだけだというのに。

そんな思考を巡らした瞬間、姉らしき姿が見えたので直行する。


「わぁ、これがえぇ!?」


見つけたと同時に抱き着く。

匂いの感じも同じ、声的にも同じ、髪の色以外はほぼほぼ同じだ。

つまりこれは姉。誰が何を言おうと姉だ。

汝は姉、間違いなき。


「だ、誰…って思ったけど、この髪と抱き着き方…

 永華ちゃん?」


「うん」


「即答…」


何やら呆れた様子で姉が言う。

ついでにフレンド登録も済ませておこう。


「お姉ちゃん、ちょっとメニュー開いて」


「え、うん」


姉がメニューを開いてくれる。


「それでここ押してもらっていい?」


「うん。ここだね?」


これが姉のIDか。早速私のメニューを開き、

姉のIDを入力する。


「…なるほど」


「えっ、永華ちゃん、ちょっと待って?

 何が何だか分からないんだけど」


「ちょっとだけ待ってね…よし、これでオッケー。

 お姉ちゃんのメニューの方にフジカ…まぁ私の名前が出てきたでしょ?」


「うん、上の方に「フジカ」って名前があるね。

 これが永は…ううん、フジカちゃんの奴なんだね」


「そうだよお姉ちゃん。これで私とフレンド登録出来たから、

 困ったらメールから呼んでね?」


「なるほど…何してるのかなーと思ったけど、そういう事だったのね」


これで私が姉の初めての女だ。


「…なんとなく、とんでもないこと考えてる気がするけど…」


「全く考えてないよ、それよりもこれどうぞっ!」


「えっ何…はえ!?なにこの装備とかアイテムとか!?」


よし、楽しく話せた(上手にごまかせた)な。

姉はいきなり情報を詰め込まれるとパンクする。

そのため、いきなりイベントで手に入れた装備を送り付ければ

簡単に処理量をパンクさせることができると確信した。

(分割で送りつけるのが面倒だったというのもある)

それで、メールに装備とアイテムをこれでもかと添付して送り付け

姉の慌てる姿を見られると思ったのだが…うまくいったようだ。

おお、ゲーム内だから撮影が容易だ!

思わぬ幸運に頬を緩めながら私は姉のあたふたしている姿を写真に

収めまくる。


「え、えぃ、フジカちゃん。こんなに一杯もらえないよ!」


予想通りである。


「いや、別にいいよ。だってたくさん持ってるし」


「え?そうなの?」


ハッタリである。あの装備はイベントポイントで交換したもので

ポイント的に交換できるのは全部姉に渡した分だけだ。

しかし、姉は私がいかにしてこれを手に入れたのかを知らない。

なにせ姉はゲームの類に疎い。

私もそうだが、SROに関しては姉よりも知っていることは多い。

それを利用し、大量に手に入るものだという事を誤認させ

姉に抵抗なくアイテムを渡すため、嘘をつかせてもらった。


「う、うん。それなら別にいいか…」


よし、押し切れた。

そこからしばらくSROについて話して、

今日はログアウトすることになった。

ブクマ、評価よろしくお願いします!

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