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永香の大作戦

火曜だけは…火曜だけは頑張りたい…!

とりあえず今回はおふざけ回。

そして、PVは20万に到達、総文字数も10万、

評価ポイント1500を超えました!

今作を読んでいただいている皆様、本当にありがとうございます!

イベントは終わった。

最高の睡眠のためのベッドは手に入るし、

私の大好きな姉へのプレゼントは成功する。しかし

私がメンタルに追ったダメージは大きい。

何がどうしたらああなるのだろうか?

…とりあえず、今日はSROにログインしない。

何があろうとしない、メンタルが死んでしまう。


そして、今日は土曜日。

前々から計画していた作戦を実行することにしよう。

作戦を実行するならば休日が好ましかったので

そういう意味でも好都合な日だろう。


まず、詳細を確認しよう。

今回の作戦の目的は姉と色々することである。

人目を盗んでするようなことはしないが、

二人っきり、というシチュエーションの方が気分が乗るので

家に姉と私だけしかいない今日という日を待っていた。


今日は母がママ友と出かけているのでいないし、

父は昨日から仕事で家にいない。兄はモデルの仕事が入っているので

しばらくは帰ってこない。

今日だけは何をしようが文句は言われない。

最高の状況だ…!


準備は万端、諸々の確認も済んだ。

さぁ、姉の部屋に行こう!


◆◆◆◆◆◆◆


「ひぇぇ…」


教えてほしい。どうしてこんな状況になってるのだろうか?

私、藤野蒼羽は自室で新作の絵本を書いていた。

旅が終わって、創作意欲も湧いたので新作の構想を練り

三日ほど前から描き始め、今日の朝に完成したのだ。


自分でも会心の出来だと思ったので

出版社の方に「新作できました!」とメールで連絡してみたのだ。



その結果、1分も経たず長文での返信が帰ってきた。

内容としては一旦内容を確認したいので出来た絵本が

ほしいということ。そして、どこから聞きつけたのか

日本に帰ってきたことを知っており、

少しばかりお話したい人がいるので絵本を持ってくるときに

ついでに会ってほしいということだ。


別に、本を渡しに行くという事は問題ない。

まっっっっっっったく問題はないが、

人と話すというのが駄目だ。駄目なのだ!!!!!


私は人見知りである、それも超が付くほどに。

そんな奴がどうやったら旅をできるんだ、

という話になるかもしれないが、

宿泊する場所は事前に予約すればいいし

絵を描く時の場所取りの手続きに関しても

そこまで話すわけではなかった。

食事に関してもそこまで人に関わる訳ではなかったので

そこまで人と正面から話す状況はなかったのだ。

それに、外に出る時は顔を隠していたし隠し方も毎回変えていた

ので、人見知りが発動する機会が滅多になかった。


しかし、今回は違う。

私と真正面に話す、という状況が強制され

なおかつ素顔で話さなければならないだろう。

死ぬ。死んでしまう。この予定があるだけで

メンタルに大ダメージを受け続けているようなものだ。


「うぅぅぅぅぅ…!」


作品を持っていくことはいいのだ。

人と話すという状況を何としても避けたい。

私が涙目になりながら解決方法を考え出そうとしている中で

部屋の扉が開く。扉の先に立っていたのは…


「え、永華ぁ…?」


◆◆◆◆◆◆◆


姉が泣いている。

鳴いている姉の姿を見た瞬間、計画していた行動

全てを脳内から殴り飛ばし姉を抱きしめる。

姉を泣かせたのはどこのどいつだ?この状態の姉をたっぷり堪能して

写真に収めてやる気を十分に確保した上で社会的に殺してやる。


「大丈夫?」


そう言いながら姉の頭をなでる。

しかし、姉の震えは止まらない。


「あのね、あのね。永華ちゃん。だいじょうぶ…

 大丈夫だから…」


「お姉ちゃんが泣いてる時点で私は大丈夫じゃない」


気を張らないと相当な殺意が抑えられそうにない。

どうすればこの殺意を収められるのだろうか?


「本当に大丈夫なんだよ。待って、今事情を説明するから…」


そうして、しばらく姉の話を聞くことになった。


◆◆◆◆◆◆◆


「えっと…つまり。絵本を出そうと思ったら

 原稿を持っていく時に初対面の人と話すことになったから

 どうしよう、って思って泣いてたの?」


「お恥ずかしい限りで…」


…まぁ、そのメールの送り主の人は後で何らかの嫌がらせをするとして。

別に殺意を抱くほどのことではなかった。

姉の人見知りは知っていたし、今回の案件も

理解できないでもない。


姉の絵本は相当な人気なのだ、何とかして作者と話したいと思う

人も多いと思う。なので、方法はともかくそうしたい感情は理解できる。

私も1作品ごとに5冊ぐらい持ってるし。


「ねぇ、永華ちゃん。どうすればいいと思う?」


「うーん…あ、そうだ。私もいっしょに行く?」


「永華ちゃんが?」


我ながらいい案を思いついた気がする。

姉の隣で姉を勇気付け、話を成立させる。

相手は満足するし、姉が離せないという状況は回避できるから

ほとんどの問題は解決する気がするのだ。


「私がいた方がいいんじゃない?結局今回みたいな

 ことがまた起こるかもしれないし、知ってる人がいた方が

 まだ安心だと思う」


姉は少し考える動作をした後、答える。


「そうだね…永華ちゃん、お願いできる?」


「私が提案してるんだから、私が承諾しないわけがないよ。

 こちらこそよろしくね?」


そんなこんなで、数日後に姉と出版社に行くことになったのだった。


…計画?予定を詰めた後に実行した。一緒にお菓子食べたり

お話したり、とても楽しかった。


次回は…とりあえず次章ですかね。

内容は多分、姉と一緒にSROを遊ぶことになる感じだと思います。

ブクマ、評価よろしくお願いします!

誤字脱字あれば報告お願いします。

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