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チュートリアルと強MOB

すみませんでしたーッ!

ちょっと文章を考えるのが少し遅くなってしまいました。

明日投稿できればいいなぁ…(不安

光が収まってしばらくして、視界が戻ってきた。


「おめでとうございます!最高レアリティ星六の召喚獣、ドラゴンの契約書ですよ!」


「そ、そうなんだ」


私も素直に喜びたかったが、声を上げる前にキャラメイクさんが距離を詰めてきて

驚きのあまり喜びが吹っ飛んでしまった。


「それで、どうなさいますか?私としてはこれで終了でよいと思いますが」


「あ、はい。お願いします。」


ベッド作成が作成できることが分かった以上、

次の目標は寝ても襲われない戦力の確保だ。

そのために強力な召喚獣の存在は快適な睡眠の追い風になる。

なぜか腑に落ちない様子のキャラクリエイトさんに

ドラゴンとヒツジ、オオカミの召喚獣…獣?

なにか強そうなオーラが出ている石と、

二つちょっとだけオーラが付いている石を渡された。


「いまいち反応が薄いですね…喜ばしくないのですか?」


「いえ、確かにとても嬉しいことではあるんですが…目の前で自分より先に

 テンションが上がって喜んでる人がいるとなんか冷静になっちゃって」


「それは…私の学習不足でした、申し訳ありません…」


キャラメイクさんの表情がさっきの満面の笑みからシュンとして部屋…空間?

まあすみっこの方ででうずくまってしまった。


「あぁ…どうしてこうなってしまうのでしょう?私はやはり_」


そこから私に聞こえない声でブツブツ独り言を言い始めてしまった。

チュートリアルが進まないのは困るし、私がしたことが原因なので、

あの手この手を尽くしてなんとか励まして、それから十分ほどして。



「すみませんね…取り乱しました。もう大丈夫です」


「よかった、何よりですね」


キャラクリエイトさんはほかの同期に比べて性能が悪いと思っていて、

それをコンプレックスに思っていたらしい。そこから異変を察知したGMが

様子を見に来た時に、事情を説明して話をしてもらった結果

なんとか吹っ切れたようだ。


「はい、ではテイマーと鍛冶師をジョブに選んだ方に向けてのチュートリアル

 を始めます。まずはヒツジの召喚獣を…もう取り出してる!?」


「ちょっと、さっきキャラメイクさん拗ねてたから私にできることないかな…

 と思って指動かしてたらメニューが開けたので」


さっきの十分間をできる限り早く終わらせるために、自分にできることはないかと

模索している途中、偶然メニューを開く手の動き方をしたらしくメニューが起動し、

召喚獣の項目の場所を覚えていたのだ。

そこからヒツジの召喚獣の項目を即時で見つけて、タップした。

ただそれだけである。


「は、はぁ。了解しました、そこから、羊を触っていただけますでしょうか?」


言われたとおりに羊を触る。

そうすると、メニューと似たようなものが出てきた。


「はい。成功したようですね。そのメニューから、

《アイテム採集》の項目を選択してください。」


選択すると、「ヒツジからふわふわの毛×3を手に入れました」と表示が出た。


「はい、ふわふわの毛が手に入りましたね。ベットに必要な素材の木材は

 お渡ししますが、そこからの作業には道具が必要なので、

 こちらの《初級鍛冶キット》をお使いください」


そういって工具箱を手渡され、「《初級鍛冶キット》と、木材×5を手に入れました」

という板も出てきた。


「メニューから、作成のタブをタップしてください。

 一番上に《木製ベッド》があるので、そこをタップするとベットが作成できま―

 終わってる!?」


「ベッドだ…ふかふかのベッドだ…」


説明を待たずにベッドを作成し、ベッドに寝転がる。

ふかふかで気持ちいい…すぅ…


「待ってください!?寝ちゃうんですか!!?

 チュートリアルはまだ終わってませんよ!?」


気にしなーい気にしなーい…そう思いながら寝ようとしたが、

全身を著しく不快な感覚が遅い、強制的に意識が戻る。


「何ですか今の!?」


「目の前でいきなり寝られる人の気持ちになってみてくださいよ!

 それに起きてもらわないと話になりませんから!」


質問は無視された。なんでさ…

眠気も消えてしまった。仕方ない、起きて話を聞くか…


「しょうがないな…みたいな目で見ないでくださいよ。

 チュートリアルを続けますよ、次は戦闘になります」


面倒くさいな…でも仕方ないかぁ…


「これから初心者用のモンスターを出します、

 それを召喚獣を使って倒してください。

 それが終わればチュートリアルは終了です」


そういうと、白くて丸っこい物体が目の前に現れた。


《スライム Lv5》HP□□□□□□□□□□


そんな文章が白い物体の上に表示されていた。


「通常、このようにステータスが表示される場合は実力が格下、

 ないし同等である場合です。しかし、

 相手が格上か隠蔽の技能を使っていた場合、

 ステータスは表示されませんのでお気を付けください」


そうなのか…と思いながら、メニューを使いドラゴンの召喚獣を出す。

そうすると、目の前に緑色のドラゴンが出てきた。



「キュルァ!」


かわいい鳴き声を上げてドラゴンがスライムに対して突っ込んでいく。

しかし…


「キュルゥァ゛!?」


《スライム Lv5》HP□□□□□□□□□■


HPは全く減らず、なおかつドラゴンは反撃された反動で吹っ飛んだ。

このスライム…強すぎない!?


???のエ??「ニヤリ」

小鳥のさえずりのような声がする。

この二つがわかるならこのチュートリアルの難易度が

分かるかもしれません

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― 新着の感想 ―
[一言] カタツムリ特攻持ってそう(小並感)
[気になる点] 金属フレームのベッドでも作るのかと思ってましたが、木製ベッドなら木工では?
[一言] 核取ってこなきゃ...
感想一覧
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