引き金はこの手に①
まだ時間的には火曜日(白目)
ウルトラマントリガー見ました。
今回のタイトルと内容はトリガーにちょっと影響受けてます
あと、ランキング64位…こんな更新激遅小説にこんな順位…
ありがてぇ…ありがてぇ…(すすり泣き)
【イベントエリアに移動中…】
【パーティーメンバーを確認中…
フジカ ライカ テットウ
確認完了、イベントエリア『ドラ王国王城跡地』に転移…不許可】
【イベントトリガー【秘められた真実】、発動条件をクリア。
特殊スタート地点『隠匿の妖精郷』に転移します】
【goodluck!】
イベントエリアのゲートに入った瞬間、そんな音声が流れる。
「はえ?」
いつもと違う感じの音声が聞こえた上で
いつもとは違い…大空から地面への落下からスタートした。
「!?うぇ、ぅあぁぁぁぁぁ!!!!??!?!」
声にならない奇声を上げる私。
何これ!?夢とは言え臨場感ありすぎじゃない!?
しかし、叫んでも状況は一切変わるわけでもなく、自由落下を続ける私。
考えろ考えろ考えろ。どうやったら落下を回避…そうだグリム!
グリムの魔法なら飛べる、危機は脱せるはずだ。
召喚石を取り出してグリムを呼ぶ。
だが、出てきたのは…ミソラ!?
「ふぁ、なんて場所で呼んでるのさご主人!?
落ちる、落ちる!?」
「ごめんミソラ!グリムの召喚石と間違えた!」
「何やってるんですかぁぁぁぁ!?
仕方ない、ご主人、ちょっと失礼!」
そう言うとミソラは空中で器用にお姫様抱っこのような形で私を抱える。
ふぁっ!?顔近い!?でも地面がどれくらい近づいてるか見たくないから
顔そらせない!どうしよ!?
「【風装】ぅぅぅぅ!!!」
ミソラが叫び、足にそれっぽい装備が出現する。
それを使って、どこぞの鉄の男のように足の裏から風を噴出させ
落ちるスピードをゆっくりにする。た、助かった…
グリムと間違えてミソラが出てしまった時は少し…いやかなり焦ってしまったが
結果オーライということで…
「結果オーライ、みたいな顔してるけど
本当に危なかったんですから、いい加減にしてくださいよ!?」
本当に怖かったのか、口調が崩れている。
「本当にごめん、焦りすぎて…」
こういう時は素直に謝るべきだ。少なくとも私はそう思う。
「まー、今後こんな事はないようにお願いしますよ?」
「はい…」
「じゃ、気を取り直して探索しましょうか。
あれ?いつものお二人は…」
そういえばそうだ。
ライカさんとテットウさんも一緒に来ている筈だが…どこにも見当たらない。
よくよく考えたら、さっきの自由落下の時も
声がしなかったし、どういうことだろうか。
「…あれ?」
メニューを使いフレンド画面を開こうとしたが、できない。
代わりに「現在、特殊エリアにてイベントを進行中の
ため、通常プレイとは異なる処理が行われております。そのため、
フレンド機能は一時的に使用不可となっております。その他の詳細は
ヘルプをご覧ください」
というメッセージが出てきた。
書いてある通りにヘルプを見ると、この状況について詳しい情報が得られた。
要点をまとめると、
・このエリアはイベントシナリオに関する重要な行動を行い、
特定の条件を全て満たしイベントトリガーなるものを発動させる事に
よって転移させられる隠しエリアらしい。
・このエリアの侵入は人数制限があり、一人しか入れない。
トリガーを発動させた
プレイヤー、もしくは1番発動に貢献したプレイヤーしか入れない。
・このエリアではフレンド機能の使用不可であり、
同時に、脱出も不可である。(一応ログアウトは出来るらしい)
・このエリアから出るためには、このエリアでの
一連のイベントを終了させるしかない。
…つまるところ、ここで何か行動を起こさないと
永遠にイベントは終わらないし、イベントは攻略出来ず最高の睡眠は得られず、
尚且つ姉の喜ぶ顔も見られない。それだけは避けたい。
というか姉の悲しむ顔なんて見たくない、
それの原因が自分だったらもはや死にたくなる。
私は覚悟を決め、ミソラを連れて探索を始めるのだった。
リバイス楽しみですね!!!!!(仮面ライダー好きの鳴き声)
あと、そろそろ今作も主人公強化くるかもしれません。
ブクマ、評価よろしくお願いします!
誤字脱字あれば報告お願いします。




