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今は亡き竜王に花束を⑥

ちょっと遅めの投稿、ようやく話が進みそう

(ようやく本の描写が終わった

 これいつ城に乗り込めるかな…

妖精の村での特訓が始まってしばらくの時間が経ちました。

妖精の指導がよかったのか、妖精の村という不思議な土地の力が

影響しているのか、それとも少女たちの元々の素質がよかったのか。


竜が来たという焦りもあるのでしょう、

彼らはとてつもない速度で強くなっていきます。

妖精も、彼らの成長の早さには驚いていました。

そして、特訓から三か月程が経過したとき

妖精は言います。


「僕たちが教えられるのはここまでだ。

 これならもう竜にも勝つことができるだろう」


妖精たちの想定を超えた速度で特訓が終わり、

少女たちはかなり強くなっていました。


少女は、比類なき怪力と剣術、それを支える魔法を。


頭の良い幼馴染は、どんな攻撃を受けても決して崩れることのない

守りの力を。


いたずら好きな少年は、多彩な魔法を操り

どんな守りも超えてしまうようなとても強い魔法使いに。


そして、四人目の幼馴染は

どんな傷でも一瞬で綺麗に治すことができる癒しの力を。


この三ヶ月間で、少女たちは今の自分たちが

とても強くなっていることを実感しました。


龍が来るまであと三ヶ月ほど時間があります。

少女たちは、作戦を立て竜を迎え撃つ準備を始めました。


そして、特訓が終わって数か月後、

予想通りにに竜がやってきました。

竜は少しばかり怒った口調で言います。


「貴様ら、森なんぞ作りよって!小賢しい、

 貴様らが竜に勝てるわけがあるまいに、不敬だぞ!」


そういうと、龍は村人に襲おうと、耳を澄まし始めます。

しかし、いくら耳を澄ませても村人の生活音や、足音の一つすら聞こえません。

竜は怒って言いました。


「虫けら共め!さては逃げたな…?

 地の果てまで追いかけて殺してくれる!」


そう言って、竜は飛び立とうとします。

…が、飛び立つことは出来ませんでした。

飛び立つその瞬間、少女が竜の逆鱗を切り裂いたからです。


村人がいない、と思わせた上で飛び立つ瞬間を狙い、

一番効果的なタイミングで、竜の逆鱗は切り裂かれました。

もちろん竜はもだえ苦しみ、少女に反撃しようとしますが

生半可な攻撃では頭のいい幼馴染に魔法で防がれ、

魔法で攻撃しようとしてもいたずら好きな少年の魔法で

魔法を跳ね返され、逆にダメージを受けてしまいます。

そんな中でなんとか傷を与えることができたとしても

心優しい幼馴染が全てを癒してしまいます。

その上、竜は逆鱗に傷を負い、本調子ではありません。

竜はなすすべなく、倒されてしまいました。


そして、竜が倒され村は平和になりました。

少女たち四人は英雄としてたたえられ、

この地に君臨する王となりました。

これが、我がドラ王国の発祥の由来といわれています。



◆◆◆◆◆◆◆


読み終わった。

中々ファンタジーな感じでいいのではないだろうか?

少なくとも、ヒントと思える部分は所々ある気がする。


これが書かれたのはこの竜が襲来してからの一連の事件が起こってから

かなり時間が経過してから描いたものだろう。

最後の王国発祥の由来、という一文から

王国が出来てからかなりの時間が経過しているだろうし、

王国の建国物語として王国の各地で話を聞いて、

一番多かった話を採用した感じだろうか。


あ、そういえば時間はどのくらいなのだろうか?

昨日は二時間ぐらいプレイしたら終わったので

あとどのくらいの時間があるのかは確認しておきたい。


…入った時間を含めて考えると、ざっと約一時間くらいだろうか?

あと一時間くらいで終わらせられるだろうか?

無理だとしても、明日までにクリアすればいいだろう。

とりあえず今はこの情報をライカさん達に

伝えることを優先すべきだろう。

私はミソラに手伝ってもらって地下から

下の場所に戻り、図書館を出てライカ達と

合流するためにメッセージを送った。


ブクマ、評価よろしくお願い致します!

誤字脱字あれば報告お願いします。

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