今は亡き竜王に花束を②
今日はいつもより早く投稿してみる
(いつも時間ギリギリで7~8時くらいに仕上げて上げてる
のが今週は休日に筆がアホほど進んだのでストックができた
石像と戦った森らしきところからしばらく進んで、
城下町のような場所に出る。
「城下町か…さっきまで戦ってた石像とは別の敵が出始めそうだな」
イベントエリアに入った瞬間にいたのは森で、
そこからしばらく進んでさっきの石像がいた森に進み
今、城下町の跡らしき場所に出た。
確かに、そろそろ敵の種類が変わり始めても不思議ではない。
「ん~、どんな感じの敵が出るかねぇ、やっぱ王国跡地ってことを考えると
亡霊みたいな奴が多いのかね?」
「安直すぎないか?どっちかって言ったら王国を滅ぼした奴らが
出てくるとかもありうるんじゃないか?」
そんな感じで喋りながら城下町を進んでいく。
すると、数分もしないうちに敵が出てくる。
「ん…?茨かなんかか?今までの敵からしたら弱そうだな」
「でもテットウ、お前と相性悪くないか?
見た感じスピードでゴリ押すタイプだろ、あれ」
「確かになぁ…大剣は手持ちにあるけどよ、
あいつ早そうだし当てにくいだろうしなぁ…
やりたいのか?」
「おう。そろそろ俺も活躍しないとランキングで
上位狙えなくなりそうだしな」
確かに、さっきまでは最初に出てきた石像と全く同じ敵しか
出てこなかったので、テットウさんのハンマーで突撃してスキル込みで
倒す戦法が安定していて、イベントの攻略速度を含めて
全部テットウさんに戦って貰っていた。
そろそろライカも戦いたいのだろう。
「さぁて、行くか…」
音で気づいたのだろうか、茨っぽい敵が向かってくる。
しかし、ライカの動きの方が早かった。
「ハァッ!」
手に持っていた剣を使って
茨の放ってきた蔦…枝?
とにかく茨に対して反撃する。
「―――――――!」
茨が怒ったような動きを見せる。
攻撃の手数が増えた。
しかし、ライカは前に向かっていき
そして、根元の手前まで進む。
「これはかなり効くだろ茨野郎!【フレイムエッジ】ィ!」
スキル名を叫び、持っていた剣の刀身に炎のエフェクトが宿る。
それが茨に当たった瞬間、炎のエフェクトが飛び散り、
茨に燃え広がる。
「―――――!?!!??」
どうやらやはり植物である茨には炎が良く効くようで、
燃えている部分を叩いて消そうとする。
しかし、根本が燃えているために、抵抗もむなしく
茨は燃え尽きてしまった。
リザルト
経験値
格上(Lvが10Lv以上離れている)との戦闘を行う
合計 250
獲得アイテム
茨の灰
「ふー…当たらないかひやひやしたぜ」
難なく倒せていたように見えたが、
ライカにとってはそうではなかったようで、
ほっと一息を突くライカ。
「おーっす、お疲れ」
「おう、あいつは素早さと手数がキツいが
それ以外は大したことなさそうだ。
この運営にしては珍しい安心設計だな?」
「そこなんだよなぁ、あんまりにも弱すぎる。
正直言ってさっきの隠し要素の話、案外的外れじゃないかもしれねぇ」
確かに、見ていた感じではレベルだけ妙に高く、
強さに関しては、序盤の草原で出てきた敵よりちょっと強い程度だ。
つまり、現状の私たちの強さからしたらかなり弱い。
「だがよ…森には何もなかったし、城下町を全部探すとしても…
隠し要素なんてどこに仕込まれてんだ?」
見た感じ、城下町はかなり広い。
確かにヒントがないとかなり厳しいかもしれない。
「うーん…人手が欲しいな、
この三人だけだと探しきれない可能性が高い。
フジカ、召喚獣出してもらっていいか?」
「あ、はい!」
今までテットウが戦ってくれていたので温存していたが、
そろそろ私も召喚獣を使ってイベント攻略を手助けする時が来たようだ。
召喚石からファル、ミソラ、グリムの三人を呼び出す。
「うぉ、お嬢ちゃん運がいいんだな?」
「うーん…そうなんですかね?」
私はそんなに運がいいのだろうか?
たしかに結構運がいいとは言われる。
たまに福音にこれ引いてーとスマホの画面を出されて
ソシャゲのガチャを引いて福音に感謝されるくらいだが、
そこまでの物ではない気がするのだが…
「まぁとりあえずお嬢ちゃんの運については置いといて、
何か隠し要素がないか探してみようぜ!」
そう言って、私たちは城下町の探索を始めた。
イベントマップは
森(初期スポーン)
↓
城下町
↓
城
城はかなり大きいので、ある程度の距離が
ある森からも視認することができました。
シザーキングルール(通称シザキル)
ハサミを使った伝説の殺人鬼を追う探偵のお話。
伝説の殺人鬼を追う中、彼の殺人に感銘を受けた
模倣犯や、彼の思想に感銘を受け協力している
犯罪組織と出会い、殺人鬼の行う殺人の法則性や
殺人鬼の動機などを知っていく。
主人公の捜索が進んでいくにつれ、殺人鬼や警告の意味を込めて
主人公の周辺の人間を無差別に殺していくようになり、
これ以上自身の周辺の人々を巻き込んでまで調査を続けるのか、
調査を辞めて今後起こるであろう殺人の被害者を見殺しにするのか
という主人公の葛藤など、藤川シナリオの中でも
かなり評価が高い作品である。
シャングリラ~オーバーゾディアック~(通称シャバゾー)
いわゆるポストアポカリプス、人類の数が
戦争によって大幅に減り、なおかつ戦争の過程で
生み出された生物兵器やいまだ稼働している兵器など
の脅威から逃れながら、安住の地を求め
世界を旅する物語。最終目標は
星から脱出した上で、自分たちが安全に生存できる
星を発見するまで生存することが可能になるような
宇宙船を作り出すこと。
生存者をかき集め、宇宙船を作り出そうとする最中、
主人公(性別選択可能)と親密な仲になるメインキャラクター
との生活、宇宙船を作る最中、本能のまま襲ってくる生物兵器
残された使命を果たすべく宇宙船を破壊しようとしてくる
兵器、ポストアポカリプスというテーマを生かし切った
シナリオで評判。ちなみに、これにグッドエンドが
メインキャラクター一人ひとりに1つは必ず存在し、
SNSで「藤川」が数日トレンド1位を取り続けるほどの話題を呼んだ。
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