魔女と魔法とレベリング。②
思考が少し暴走してしまった…
今回はまぁ…いつにもましておふざけ回ということで
ゆるして…
しばらく進むと、敵が出てきた。
《スパイダー Lv9》HP□□□□□□□□□□
《スパイダー Lv7》HP□□□□□□□□□□
《スパイダーリーダー Lv12》HP□□□□□□□□□□
蜘蛛が三匹出てきた。
一匹はファル、もう一匹をミソラ、そして最後の一匹を
グリムに相手してもらって、グリムが苦戦していたら
私が手伝えばいいと考えればちょうどいい数だと思う。
「ギチギチュ…!」
蜘蛛もこちらに気づいたようで、
私たちに襲い掛かってくる。
「みんな、来るよ!ファルは一番でっかい奴を、
ミソラとグリムは小っちゃい奴を一匹ずつお願い!」
「はい!」
「りょうかーい」
「ああ、期待に応えてみせよう!」
戦闘が始まり、ファルがでっかい蜘蛛に殴りかかる。
「〈ドラゴンクロー〉!」
ファルの手からなんかすごいオーラが出てきて、
殴ったところに更に刃物で切ったような傷がつく。
「ギュギィゲラァイ!???!?」
相当強い一撃だったのか、蜘蛛が叫ぶ。
「もう一発!」
追加でファルが一発殴りつける。
今度はさっきのオーラを使っていなかったが、
それでもさっきの一撃を受けた蜘蛛には
致命的だったようで、クモの体は動かなくなった。
ミソラがいる方向を見てみる。
「ほらほらあたらなーい、どこねらってるんだーい?」
「ギュゲギギュヴィイ!」
ミソラが蜘蛛の攻撃をひたすらに避け続けている。
それに対し蜘蛛は怒っているようで、
なんとか攻撃を当てようと必死に糸を飛ばしたりしている。
しかしミソラはそれをいとも簡単にかわす。
そんな状況が続き、ついに蜘蛛が疲労したようで、
攻撃の手が緩む。
「ふっふっふ、〈連撃〉!」
疲労して動けなくなった蜘蛛にミソラが殴り掛かる。
蜘蛛にはそれを避けることができず、
ミソラの攻撃をすべて受けてしまう。
「ギィゥギュアイオアァィ!!?!??」
断末魔を上げて蜘蛛が動かなくなる。
二人とも難なく敵を倒せていたので、これからも
強くなって私の快適な睡眠の力になってほしい。
最後に、グリムの方を見てみると…
◆◆◆◆◆◆
「うぅ…あ、ありがとう…」
危なかった…
ファルとミソラの戦闘が終わり、
グリムの方を見てみると、糸で縛られて
今にも食べられそうになっていたグリムの姿があった。
そこからファルとミソラに協力してもらって
蜘蛛を倒し、グリムに付いた糸を剥がしたまではよかった。
しかし、戦闘でさっきの装備が傷つき、
なんだかすごく色っぽい感じになっていた。
そこからが大変だった。
グリムが装備を壊してしまった自分の弱さに対して
申し訳なさや不甲斐なさで泣き出してしまい、
その音を聞いた近くの敵が大量に近寄ってきてしまった。
その敵をファルとミソラにお願いしながら、
グリムを慰めていた。
その後グリムが泣き止んで、ファルとミソラが敵を倒し切って
そのリザルトで全員がかなりのレベルアップを果たした。
そして、その副産物として手に入った素材でグリムの装備を修復し、
ファルとミソラ、私の装備を新調して今に至る。
「あぁ…なんて私は弱いのだろう…」
泣き止んだものの、いまだにいじけているグリム。
どうしたものか…あ、そうだ。
「大丈夫よ、グリム…」
「ひゃい!?」
「貴女なら大丈夫。まだまだこれからよ?」
「ふぁ、みみっ…ちかっ…」
「貴方は強くなれるわ。
確かに今は弱いかもしれない、でも
それはこれから強くなればいいのでしょう?」
「ふぁ…ふぁいぃ…」
お姉ちゃん直伝、「トイキオオメササヤキミミゼメ」だ。
お姉ちゃん曰く、
「貴女が使えばどんな人間でもすぐに元気になれるわ。
でも注意しなさい。使うときは時と場所と人を選んで使うのよ、
貴方がこれを使うことで死人が出るかもしれないわ」
とのことだ。人が死ぬ、という所は分からないかったのだが
あまりにお姉ちゃんの顔が真剣だったので言いつけは守っていた。
しかし、この状況ならば使うべきだろう。
「あー、これは…ご主人さま、無自覚の小悪魔ですねー?」
「はわわ…う、ず、ずるい…!」
ミソラはちょっと含みのある笑いを浮かべ、
ファルはちょっと顔を赤くしながら
グリムを羨ましそうに見つめている。
その、立ち直った上にやる気に満ち溢れたグリムと
何故か妙にやる気に満ち溢れたファルが中心となって
レベル上げを再開した。ファルもグリムも
所々危ない場面もあったが、ミソラがうまくカバーして
なんとかなった。
しばらくレベル上げを続け、寝る時間になったので
ログアウトした。
謎に生えた設定
装備が一定値以上の攻撃を受けると傷がつく
(今後不都合や矛盾が出たら消える設定の模様)
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