閑話:夏休み旅行⑲
連続投稿期間です。
序盤は主人公視点のお話ですが、
全体的にお兄ちゃんのお話。
9/21追記
滅茶苦茶右目の上の方とそのちょっと上の方がが痛過ぎて
まともに執筆できていないため今日はお休みいたします
馬鹿ほど痛いのに近くの眼科等が空いてる時間
じゃないので病院へ行けるのは明日になる模様、
本当になんなんでしょうねこの痛み、
こんな中二病みたいなワードを謝罪文に吐くことに
なるとは思いませんでした
明日の病院次第では明日の更新も
どうなるか分かりません、ようやく連続投稿期間が
一か月経過したのに経過したはずなのに
残り期間が一か月半になりそう…本当に作者の
体がザコ過ぎる
9/23追記
昨日病院に行ったんですがお医者さんに
「一旦電子機器から目離して目を休めてね、
ちゃんと休めないと割とやばい状態だよ」
との忠言を受けたのでしばらく執筆が出来なくなりました。
昨日は仕事で目を酷使せざるを得ず報告が
今日になりましたが、割と薬で軽くなった今ですら
違和感が凄いです、何ならちょっと痛い…
ひとまずあと一週間ほどは様子を見て、
それから更新再開…できるといいなぁ。
(割とダメージが溜まっているらしく、場合によっては
本気で長引く可能性があるとのこと)
マジで十月に夏休みの話書くことになりそう…
まだ一日目、というのも大きいですね
一日目でイベントを終わらせて二日目を帰るだけとしても
あと2~3話はかかるのか…
(夜のお話を考えているために話は確実と思われる)
ようやく復活して一か月からのこれって本当にダメでは?
ともかく一週間後に更新がなければこことタイトルに
追記されると思われます、次話更新を
お待たせしてしまうこととなり申し訳ございません…
先ほどまでいたぬいぐるみを売っていたお店から
しばらく歩いて、私たちは次の目的地に向かっていた。
先ほどまで怒り心頭だった夏樹さんも
私が受け取ってきた草竜ぬいぐるみ(特別Verらしい)
を大事に持ちながらご機嫌に歩いている。
「ふんふんふーん♪かーわいいりゅうのこ
さーんひきめー、おまえのいばしょーはうちにあるー♪」
「楽しそうでなによりですねー」
「そうだねアオイちゃん…灯夜さんが
青い顔してること以外はまあよかったと思うよ」
グリムの言葉に付け足すのならば、
荷物の量で疲れたせいで青い顔をしているのであって
そこまで不幸に見舞われているわけではないし…
先ほど言っていた通り財布にされているのも三回に一回程度で
ある、という話をしておいた方がいいと思う。
「…そういえばキャンプの方にいる
みんなってどうしてるんだろうね?」
「どうなんでしょうか、展覧会に行っているのでは?」
「…たぶんそうだね、フリザンおばさんとおじいちゃんたちは
間違いなくいってるとは思うけど」
たぶんお母さんとお父さんはデートでその辺を
ぶらぶらしているだろうし、となるとキャンプ場にいるのは
兄と真さんたちという事か。
「兄さんたち今頃何してるんだろうねえ…」
◆◆◆◆◆◆◆
何故だ。何故、俺は旅行先のキャンプ場でパンツ一丁の
状態で筋肉を強調するポーズを取っているのだろうか。
「よォーし仕上がってるよォ、仕上がってるよォ!
最高に仕上がってんじゃねえのかお前の筋肉、ヒュー!
肩パッドでもつけてんのかよお前の肩はよォー!!」
真は大笑いしながらパシャパシャとスマホのカメラを連打し
それっぽいセリフを連発している。
「参考、私的利用、参考、私的利用、商業利用、商業利用…!
良い、良い写真が沢山だよ…!」
こっちはよく分からない。
あれ、流歌ってこんな感じのことする奴だっけ…?
鹿もなんか一番ガチ目のカメラを使用しているのがなんだか怖い、
あれなんか前見てた高い奴じゃね…?
「あははははっひひひひっふふあはあははははっっ!!
最高、最高!なんでよりにもよってブーメランなんて
持ってきちゃうかなぁ!?こうなるとわかってるだろうに
あっはっはっはっはっ!!ひーっ、ひーっ、笑い転げて
死んじゃいそう!」
この事態の元凶たるクソ女郎は爆笑しながら
俺の写真をスマホで連射している、お前ッ…!
お前が仕込んだんだろうがよォ…!
「ふぅーん?中々健康的じゃない、
今度献血行ってきたら?割といい血が
取れそうだし」
「お、ま、え、らぁ…!」
最悪である、弱みはこちらも握っているものの
俺に比べたらノーダメに近いためかノーガードで
俺に殴りかかってくる…!
いやポトリーに関してはそれどうなんだ?
褒めてるのか?褒めてるにしては割と妙な…
いや健康体を褒めてるならまぁ普通か?
「特に何も考えてないわ。別に健康に問題ないんだったら
そういうことするっていうのは普通じゃないの?」
「俺もやらんわけではないけどなあ…
ま、最近やってなかったし今度行くわ」
献血、別にやる気がなかったわけではないが。
まあともかく、言われたからというわけではないが
いい機会だし今度の土曜日にでも行ってみるか…
「オイオイオイ、余計な話は後でしろよ…
次はこいつだぞ早く着替えろ」
「…!?なんだこれ、人になんてもん着せようと…!?」
うっわ、なんだこれ!?
体のサイズは合わせられているとはいえこんな
フリフリのワンピースをここで着てできる言い訳がない。
というか先程のパンツ一丁ですら割とキャンプ場の
規則によってはアウトラインなのではないかと疑い抵抗したのだが
こういうことに対してのみ本気で取り組む親友たちの余計な
事前のリサーチの成果によって無効化された。
「ほれほれ、早くテントの中に入って着替えなさい。
早くしないと私たちが今ここで脱がせてあげようか?」
「私もがんばる…!」
「頑張るな、選択肢を俺にくれ、着ないという選択肢を」
「『永』肉体美プロマイドボードゲーム
グレードアップ大人数仕様を増産するかあ…」
「オイ待て増産?増産って言ったか?
もうすでに製造されてるとかふざけるなよお前ら」
「俺たちはファンの声にこたえただけだぞ!
初期版ですら1000個以上の売り上げだぞ!?
そら次回作作るだろ!!」
クソ、絶対にアイツらに任せてたまるかと
管理をしていた売上データの隠し場所が
どうやらバレたらしい、なんでお前らそういうことだけ
やる気出すんだよ…!!
「ちなみに、断ったら。秘蔵の女装写真を、公開する。
一月十枚、念入りに、心を折る」
「流歌…!?どうしたんだよ、お前が率先してこんなこと
するなんてあいつら二人にどんな脅しをされてんだよ…!」
「おい命、あいつナチュラルに俺たちを元凶扱いしてるぞ」
「普通にあいつは鈍感さを自覚すべきだと思う、
流歌も流歌で鈍感だけど永樹はもっとひどいじゃん」
なんか妙な事を言っているがあいつらの妄言は
気にするべくもない、俺は肩を掴んで至近距離で説得にかかる。
「ほ、え・・・?」
「お願いだ、正気に戻ってくれ!あいつらがどんな報酬を
出すのか知らんがお前の言うことなら…女装以外は
大体応じる、だからこっちに寝返ってくれ頼むから!!」
流石に序奏となればもしかしたらポトリーも動くかもしれない、
となると四対一となり、流石にそれは分が悪い…
一人は味方につけなければ俺の負けは必至である。
「…わか、った」
「おう、ありがとうよ!!さあ悪逆非道のあいつらを
けちょんけちょんにして…流歌!?」
突然ふらりと気を失って地面へ倒れこむ流歌。
何とか倒れきる前に抱きかかえることが出来たが
しかしいきなりの意味不明な体調不良、
どういう理由で倒れたかを素早く考え始める。
「あーあ。どう思うよポトリーさん」
「ギルティ」
「だよねえ!?さっすがにあそこまで乙女の純情を
もてあそぶのは私たちも許せないよねえ!!」
「てめえら…さっきから意味わかんねえこと言いやがって!
人が倒れてんだぞ、早く冷たい飲み物持ってこい、
熱中症の疑いありだぞ!!」
「「お前何でそういう発想になるの!?」」
夏場、かなりテンションが高そうだったし体温が
上がっていたのだろう。つまり一番疑わしきは熱中症だ。
ならばまずは体を冷やすことが先決だ…
俺は持ってきたクーラーボックスから飲み物を取りに
脱ぎ捨てられたTシャツを着て車へ向かうのだった。
最初の夏樹さんの歌は童謡のかたつむり、の
ノリで描きました。
Q、実際流歌さんはお兄ちゃんのこと好きなの?
A、どちらも恋愛をしたことないし意識したこともないので
ひたすらによくわからないことを続けている、
他二人からしたらあいつらはよ付き合え案件
お兄ちゃんからの流歌さんへの矢印はないではないので
多分押せば落ちる
誤字脱字あれば報告お願いします。




