イベント予告②
筆が進まねぇ!(シンプルに導入が苦手というのもある
イベントに参加することを決意した私は、
イベントの準備をすることにした。
とりあえず、イベントの概要から見るに
ダンジョンを攻略するイベント…らしい。
私は睡眠のために何としても1000ptを獲得しなければならない。
さらに概要を読む。
1000ptを獲得できる順位…獲得できる順位は…
これだ!15000位以上、これが私の目指すボーダーラインだ。
でも、相当難しそうだ。
私より強い人なんて当然のようにたくさんいるだろうし。
わたしのできることなんてそんなにないし、
15000位以上というのはとても難しいかもしれない。
しかもこのイベント自体、初日にボスを大量に出してきた
運営が手加減をしてくれるとは思わない。絶対に
「最初の一回は殺す」という意思があるに違いない。
相当な準備が必要そうだ。
「なぁライカ、あのお嬢ちゃんどうしたんだ?
さっきから黙って百面相してるんだが…」
「最初に会った時もあんな感じだったぜ?
考えてることが顔に出るタイプなんだろ」
「そうなのかねぇ…?」
隣で二人が喋っているが、かまわない。
とにかく、このイベントをどうクリアするかが問題だ。
正直言って、初手でクリアできなくても構わない。
15000位というボーダーラインをクリアできればいいのだ。
しかし、それを達成するためには結構な人数を
蹴落とさなければならない。
つまり、序盤にどれだけ稼げるのかが一番重要なのだ。
私の不足を補って、なおかつイベントの私の目標が果たせる方法…
あれ?これって目の前の二人に頼めば解決するのでは?
「あの、無理であれば構わないのですが、イベント、
私と一緒に回っていただけませんか?」
「俺は別に構わないが…どうする、テットウ?」
「俺もいいぜ、こんなにかわいい子の頼みとありゃぁ
断るわけがねぇ。それに、俺たちもほかに
約束があるわけじゃねぇからな」
「ありがとうございます!」
そうお礼を言った瞬間、二人は空を見上げる。
どうしたんだろう?
「「破壊力あるなぁ…」」
何が破壊力が高いかはわからない。
でも、この二人が協力してくれるのなら
今回のイベントは大丈夫かもしれない。
だって強そうな装備をしているし、
実際強いのだろう。
「そうと決まりゃレベル上げだ!おい、行くぞライカ!」
「いてっ!ちょっとつえぇって、もうちょい優しく引いてくれよ!」
「野郎に使う気なんてねぇ!」
「ひでぇなおい!?」
そう言って、二人は町の外に向かったようだ。
二人が言っていた通り、レベル上げはしておいた方がいいだろう。
なら、装備とかも強化した方がいいのだろうか?
これからの予定を考えながら、私はイベントの準備を進めていくのだった。
とりあえず次から修行…か、ボス戦の他プレイヤー視点か
になると思います。
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