表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/415

おいでよ見知らぬ森

書きあがった!!(なんとか書けた

本日二話目なので、まだ見ていない人はそちらから。

ログインしたら、目の前には驚くべき光景が広がっていた。


「はぇぇ…ゲーマーの皆様はすごいなぁ…」


昨日は全く何もない野原だったのに、町のようなものが

出来ている。まだちょっと町といえるような規模と施設はないが、

結構いい感じなのではないだろうか。


「おぉ、昨日のあんたじゃねぇか!昨日はすげぇ活躍だったな」


声をかけてきたのは昨日の親切なお兄さんだった。


「あ、昨日のお兄さんですか。

 昨日はご親切にありがとうございました」


昨日のお礼を言う、お礼の気持ちを伝えるのは重要だ。


「いや、別に大したことはないさ。あんたの方がすげぇよ」


「いえいえ、私にとってはいい情報をいただけたので」


「それならいいんだが。

 なぁ、そういえば聞きたいことがあるんだが」


なんだろう。何を聞かれるのだろうか?


「教えてくれたらでいいんだが、なんであんな魔法使えるんだ?」


非常に普通の質問だった。

しかし、[十三の魔女]、あれの効果はやはり

異常な効果なのだろう。


「あー…それは、私のスキルのおかげですね。そういう感じの

 効果のスキルが手に入ったので、そのまま使ってる感じです」


「おー…運がいいなぁ。俺もいい感じのスキルはあるんだが

 うらやましいな…そうだ、それに関して

 気を付けて貰いてぇことがあるんだ」


気を付けてほしいこと…何だろうか?


「あんた、昨日のボスが大量に出てきた戦闘で目立ってただろ?

 このゲーム、PKは条件付きではあるがあるし

 精神的に追い詰めて情報を吐かせようとする輩がいるらしい。

 気を付けておきな」


「あの…すみません、ちょっと一つ聞いていいでしょうか?」


「なんだ?こっちが質問してばっかりだったし、ある程度なら

 質問に答えるぞ」


「PKって何ですか?」


「はい?」


目の前のお兄さんは驚いた顔をする。


「すみません、私ゲームに関しては初心者で…」


「あー…まぁ、そういう事もあるか。世界初だもんなぁ…

 ゲームに関する知識がなくともあそこまで動くのは

 無理じゃないよなぁ…」


独り言のような声でそんなことをつぶやいた。


「すまないな、昨日のあんたの動きがすげぇな、

 と思って相当なゲーマーだと思ってたんだよ。

 でも、初心者でもあんな動きができるんだな、

 っていう驚きがあってな…」


「そうなんですね。それで…」


「ああ、PKについてだな?まぁ、

 シンプルにあんたや俺みたいなプレイヤーを狙って

 ぶっ殺したりするプレイヤーの遊び方だよ。

 このゲームだとエリアによっては禁止されてるが

 禁止されてないところもあるから気を付けな」


「ご丁寧にありがとうございます、そんな人がいるんですね…」


なんか怖いなぁ…


「まぁ、気を付けてればやられることはないが

 十分に気をつけな、初心者だからこそそういう奴のカモに

 されるかもしれねぇからな」


「ご親切にありがとうございます…あっ、そうだ」


「どうした?」


「知り合いがこのゲームしてるって聞いて

 一緒に遊ぶことになったのですが…そろそろ約束の時間が」


「おっと、そいつはすまなかったな。

 なら早く行きな…っと、そうだ。少し待ってくれねぇか?」


「何でしょうか?」


「フレンド登録…メニューを開いて一番下の方にある

 フレンドのボタンを押してもらえるか?」


言われたとおりに押す。


「できたみたいだな、それのここにこの数字を打ち込んでくれないか?」


フレンドの所の画面の、指さされた位置にお兄さんのメニューの

数字を打ち込んでいく。そうすると、刺された位置のしたに

「ライカ」という名前が追加される。


「うまくいったな、よかった。

 手間かけたな。早く行ってやんな」


「いえいえ。こちらもお手数をおかけしました。

 では」


「おう、じゃあな!」


そう言って、私たちは別れた。





「始まりの町と五匹の強敵」で出てきた金髪のお兄さんです。

ブクマ、評価よろしくお願いします!

誤字脱字あれば報告お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] あの、この話で出て来た男性プレイヤー。 初心者の女の子をさりげ無く誘導してフレンド登録した犯罪者にしか見えません。 悪い人ではないのは分かるんですが、そうとしか見えません。 [一言] …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ