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ファンクラブの活動

一週間投稿してないとかマ?

執筆時間が息してなかった、突然の更新停止申し訳ないです

土日はある程度更新します。



「すまない、藤野さんはいるだろうか?用事があるのだが」


そう聞いて、クラスメイト、天井裏待機班、廊下で待機している者たち

全員が殺気を出し始める。しかし、浮足立っているのか向けられた相手は

気づいていないらしい。運のいい奴だ…いや、これからすることを考えるなら

むしろ悪運が強いのだろうか?


「会長」


「分かってる、今お兄さんに連絡を取ってるところだよ」


会長…いや、金田奥間に私、会員番号4番月野非泳つきのひえい

事態に対する対処を尋ねたが、その前に会長は動き出していた。

流石は会長、行動が早い。


「おお、いたいた。ちょっと屋上まで来てくれるか?」


軽い。軽すぎる。教室内でそのやり取りを見ているクラスメイトが

思わず筆箱から取り出した鋭利な刃物を握りだす程度には。

そんな中、嫌そうな顔をした藤野様が軽い男クソヤロウに連れていかれた。

ある程度距離が離れてから、殺気が霧散して代わりに怒号が飛び交う。


「あの野郎!!なんてことをしやがる!」


「というかあいつ三年の御堂みどうだろ!?三股してたって噂の!!」


「は???そんな奴が藤野様のこと誘って告りに来たの???

 即処分だろそれ、というか三股ほんとにしてたって聞いたぞ、

 なんかクラスメイトに聞かれて大声で誇らしげに言ったらしいぞ」


「こうしちゃいられねぇ、監視班は!?」


「とっくに持ち場だ、下手なことがあれば自然を装って下手を起こす前に

 意識刈り取ってやるよ、ついでに事後処理で人生も終わらせる」


「死ね死ね死ね死ね死ね、神の裁きを…!」


「畜生…寝顔を見るのが一番かわいいっていうのにあいつ…!

 ピロートークなんてさせねーかんな!?」


喧騒が激しくなる。そんな中、声が響く。


「みんな、いったん落ち着くんだ。お兄さんに連絡したから

 五分以内に現場に到着して事態は解決するはずだ。

 それに藤野さんが告白を承諾する可能性なんてほぼほぼない。

 だから今回も大丈夫だよ」


そう。藤野に告白した者たち、その中でもしつこい人物

ないしその場で強硬手段に至ろうとした人物。そのどちらも彼ら…

ファンクラブによって排除されていた。


しつこい人物はせn…ファンクラブ会員の熱い指導で更生。

凶行に至ろうとした人物はあの手この手で人生を終わらせていた。

(強硬手段をしようとした人物に黒い過去がありすぎるというのもある)


目的としては藤野の安全を守ること。

藤野を眺める石ころでいいという精神性がファンクラブにあるからこそ、

このファンクラブは成立している。


「とりあえず、あの告白してきた先輩は完全にアウトだろう。

 過去の粗を探してとりあえずいつも通りの処理をしよう」


「「「了解」」」


(後、藤野視点と同様)





作:ファンクラブ側の新キャラ出そう。

ブクマ、評価よろしくお願いします!!

誤字脱字報告あればよろしくお願いします。

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