装備を作ろう！
とりあえず今日の分お納めください…
とりあえず前作における一章の半分が経過しました。
こんなに書けたんだな…
（成長を感じるとともに前作がどれだけ駆け足だったかを思い知らされた
モフモフの誘惑に耐えながら、オオカミとヒツジの進化も終え、
ドラゴンの装備づくりに取り掛かる。
幸い素材は今まで戦ってきたゴミどもの素材が大量にあるため、
心配はいらない。
しかし、作ろうとした瞬間に問題が発覚する。
「装備の作成は、初級鍛冶セットでは行えません。
初級鍛冶セットで行えるのは家具の作成までです
装備の作成には中級鍛冶セットが必要であり
所定の素材を集めて初級セットを強化しなければいけません」
そう、この鍛冶セットではできないということが分かった、
初級鍛冶セットで装備を作ろうとしても装備の項目がないのだ。
そして装備について調べようとすると、さっきの文章が出てきた。
そして、中級鍛冶セットにするための強化素材は、
「モフモフの毛×３、木材×４、鉄鉱石×２」が必要なようだ。
そして、なんでか知らないが全部あった。
なんで？と思ってみたが、ボスから落ちたのでは？
という思考に至った。
そう思って、戦ったゴミどもを思い出してみる。
木材は理解できる。あのヒュージウッドとかいう奴から出たのだろう。
鉄は…あれか、でかいトカゲの背中に所々ついてた黒い奴かな？
毛は…毛はどいつだろう？蜘蛛だろうか？
まぁ持っているのなら持っているでいいか。
とにかく素材があるので初級鍛冶キットを中級鍛冶キットに強化する。
これで装備が作れるはずだ。
◆◆◆◆◆◆
少しして、私とドラゴン、獣人 （トラ）の装備が完成した。
素材は潤沢にあったので、装備で召喚獣を強化して私の安眠生活
を近づけようと思ったのだ。
そして、できた装備は…
【蜘蛛糸の堅衣☆２】
ＶＩＴ＋１５
ＡＧＩ＋１０
ＩＮＴ＋１２
名前の通り蜘蛛の糸を素材に作った。
結構いい感じの性能ではないだろうか？
【オオトカゲの靴☆２】
ＡＧＩ＋１８
ＶＩＴ＋７
オオトカゲ…記憶が薄いが装備は結構強い。
それに見た目もなんかファンタジーって感じでいいな。
【硬樹の杖☆２】
ＩＮＴ＋２７
ＳＴＲ＋４
鍛冶セットに使った分を除いても中々大量にあった
木を使って今の私のメインの攻撃手段、
【十三の魔女】を強化しようと思ったのだ。
【堅牢な籠手☆３】
ＳＴＲ＋３０
ＶＩＴ＋１２
ＡＧＩ＋９
ゴブリン、トカゲ、クモの素材を使って作れる武器の中で
ドラゴンちゃんともふも…獣人ちゃんの要望に合うものが
これだった。たまたま二つ作れたので、
二人ともこの装備を装備してもらうことにした。
まず、服に関しては【蜘蛛の硬衣】と【オオトカゲの靴】
三セット作った。蜘蛛は活躍したせいか素材が大量にあったし、
オオトカゲの靴に関しては必要素材が少なく、オオトカゲ
の素材はそれなりにあったから三足作ることができた。
装備強化は中々いい結果に終わったのではないだろうか？
ドラゴンたち二人は装備を満足そうにつけているし、これでいいだろう。
「そういえば、ご主人。我々の名前は付けてもらえないのでしょうか？」
「そうだよー…なんでつけないのさー。めんどうだからー？」
そう、二人から抗議が飛んでくる。
そういえばそうだった…
「ゲームを始めてすぐにボスに突撃したりして考えてなかった…
ごめんね？」
「いいですよ、ですがしっかりとした名前を付けてくれるようお願いします」
「私もー、へんな名前だけはやめてよー？」
そうだなぁ…ドラゴンちゃんの方は…
「ドラゴンちゃんは…ファルでいいかな？」
大空を飛んでる強いものって、私が思い浮かぶのは鷹なんだよねぇ…
鷹ってかっこいいよね、あとフクロウも。
「きれいな名前ですね、気に入りました。ありがとうございます！」
どうやら気に入ってもらえたらしい。
次は獣人ちゃんの方だが…そうだなぁ…
「獣人ちゃんの名前は…ミソラちゃんでどう？」
獣人ちゃんの毛は私と似た白い毛だが、ちょっと青っぽい部分が
あって、昔兄が見ていた仮面ライズのキャラクターにこんな色がいたな、
と思ったからミソラだ。
綺麗な色だな、と思ってそのキャラクターの色を少し調べていたのだ。
「おー、ありがとーね。予想以上にいい名前をありがとう」
そう、輝くような笑みをミソラが浮かべたものだから
私は欲望を抑えきれなくなりミソラをモフり始める。
大変気持ちがいい。
その後、そろそろログアウトしてしっかりと眠り始めようと
ログアウトの準備を始めようとして、少し考えた。
今日は楽しかったな。
チュートリアルでベットを作って大喜びして、
チュートリアルを終わらせてボスに殴りかかりに行って、
中々濃い一日…睡眠？だった。
ただ、ここからが始まりだ。
ここから私の睡眠を求める旅が始まる。
さぁ、最高の寝具と寝床、安全を求めて…いざ！
快適な睡眠を手に入れてやるからなー！
そう思いながら、私はログアウトした。
その後即座に眠った、気持ちがいい睡眠だったと思う。
はい！前作でロクな扱いを受けさせてあげられなかった
獣人ちゃんの名前が決まりました！カシラァ！
まぁ私はクローズ派ですが、カシラも好き。（わかる人にはわかると思われる
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