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ある日のファンクラブ①

104話だった部分を削除し、新しく投稿しなおしました。

疲れてるときに小説書くもんじゃないわ…

なんでしょうね、いきなり爆発とか体育用具ぶん投げるとか

レジスタンスとか


「会長!」


「どうしたんだい非永さん」


永華さんが早退した日のお昼休み。

ファンクラブ会員の非永さんが話しかけてきた。


「永華さまが早退した結果、

 警護などの人員が手持ち無沙汰となり

 何らかのイベントが欲しいと要求してきました」


「なるほど…」


藤野さんの周りに不審人物が近寄らないように

学校の生徒の中でも選りすぐりの人材が警護についていた。

別に規則などはないがいつの間にか新人研修とマニュアルが

出来始めていたものの

そこまで問題のある行動はしていないため黙認していたが…

逆になぜか模範的な行動をとりすぎて表彰を受ける人物もいる。


丁度ファンクラブ会員も増えてレクリエーションのような物を

しようと思っていたところだ、

レクリエーションを兼ねて何かするのもいいかもしれない。


「分かった。考えておくね」


「よろしくお願いします、

 妙にテンションが高かったもので…何とかしていただけると助かります」


テンションが高かった?

どういう事だろうか…と思ったが

いつもと違う体調の悪い藤野さんを見て少し

興奮しているとかそんな形だと思われる。


何をしようか、そんなことを昼休みが終わるまで考えていたのだった。


◆◆◆◆◆◆◆


ひとまずファンクラブ会員を集め、会議をすることにした。

最初は4~5人程度だったファンクラブも、

もう生徒全員が加入するようなレベルまで到達している。


「えーと、同学年の皆は分かってると思うけど。

 藤野さんが風邪で早退した」


流石に末端にまでは伝わっていなかったようで

少し場が騒がしくなるが、すぐに止む。


「ファンクラブも会員が増えてきたし、

 一度レクリエーションというか、新人歓迎会のような

 形のものを開こうと思う」


「はい!」


僕が言うと、会員の一人が手を上げる。


「どうしたんだい?」


「レクリエーションとは言いますが、

 具体的には何をするのでしょうか?」


「うん、僕もそこは考えた。

 でも費用とか時間とか諸々全部考慮しきることは難しいから

 みんなで話し合ってみようか」


そんなこんなで話し合いが始まった。

中々に議論が白熱したが、最終的に一つの結論に達した。


書く直前にチェンソーマン作者の新作読み切り

読んだのも理由としてあるかもしれない

ブクマ、評価よろしくお願いします!

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