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のぼる丘  作者: てくてく
壺の中
1/14

プロローグ

この作品は、うつ病など、心の問題がテーマになっており、よりリアルに表現するため、不適切な表現が含まている場合があります。特に、主人公と同じような症状を抱え、苦しんでおられる方は、体調に応じたペースで読まれることをお勧めいたします。


万が一、表現する言葉や感情に、気分を害された方は、即刻中断・中止くださいませ。


また原則、文中の表現は特例がない限り修正いたしませんので、ご了承ください。


ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

2013年、日本には【モノ】が溢れかえり、便利になった世の中の背景には、その急成長・急スピードについていこうと人々は必死にもがき苦しんでいる。



かつての公園や笑い声までもが失われ、グローバル化のリバウンドが人々を蝕んでいく。



その激しい渦の中で、1人の男もまた現代社会に、立ち向かおうとしている。




真心とは何か。豊かさとは何か。



人生のターニングポイントは今かもしれない。



-----------------------------------------------



「君!何回遅刻すれば気が済むんだ?!」



真っ赤な顔で怒鳴り上げ、今にも目ん玉が落っこちそうな人、これが僕の元上司の上山部長。


この人はまだマシ。



厄介なのが、その後に登場する通称、オレオレ詐欺の山田主任。




部長「もう次は無いと思いなさい!」




僕「はい...すいませんでs...


「バンッ!」


山田「部長!こいつ、もううちの会社には、いりません!というか、もうオレ、一緒に仕事できません。部長には申し訳ないのですが、こいつがまだここで働くなら、オレ辞めます。」




(でた....)


僕が1番苦手な山田主任。



(お前のせいで、僕は気まずくなって仕事に集中出来ないのに。)


と、心の声。

口に出して言えないのが、残念だ。



(一応上司だからな)


部長「いやいや、それは困るよ....。ここは山田君で成り立ってるようなもんなんだから......」



山田「でもオレ、もう決めましたから!」



部長「気持ちは分かるけど、こっちの都合で辞めさせるとなるとねー......」



「あ....あの.....本当、迷惑かけてすいませんでした。僕がいることで、みなさんに迷惑がかかるのなら、辞めます...ので..」



部長「そうかー!そりゃ、君がいなくなると、私も辛いが、君がそこまで言うなら仕方がないなぁ!」



僕「はぁ...」




山田「なら、さっさと荷物まとめて出ていけ!二度とオレの前に顔出すなよ!」




僕は、いい仕事場に出会えてない。


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