許せ…
このページは文字数少ないけどゆるしてね
取り合えず森~雪女戦は終了ですな
九月八日句読点の追記行いました
雪女は怯えきり、腰が抜けたように座り込んでいたが、目
の前に、敵が迫り今にも降り下ろさんとする刀を見て、 清
村の刀から逃げようと、背を向ける、その瞬間
ザシュッ!!
雪女が、背を向けた瞬間、清村の刀が雪女の背を襲い、純
白の衣を紅く染める
雪女は、背を斬られた痛みに耐えながら、必至に逃げよう
と地を這って、少しずつ移動している
「友の仇よ…」
そこへ清村は、止めをささんと、雪女の背を踏みつけ、首
へと刀を降り下ろす…
しかし、刀が首へ入る瞬間、横から体当たりされ、地面を
転がされてしまう
態勢を立て直し、立ち上がると、地面に叩きつけた、重装
兵と軽装兵が、雪女の周りを囲い守っていた
再び突撃せんと、駆けだそうとする清村だが、不意に咳き
込み吐血する
そして脇腹に刺さった剣が、原因と判断したところで、体
に力が入らなくなり、前のめりに倒れる
「友よ…仇討つ事叶わなかったが、一太刀浴びせる事は出
来た、それで許せ…」
そう呟き、意識が遠退く中、雪女が重装兵に背負われ、配
下の者達と、急ぎ足で離れていくのを感じながら、目を
瞑った…
次回こそは 雪女視点となりまして「鬼の伝説」
となります
目標は4月7日投稿です