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第三十四話 現代ダンジョンの異変


深層五十一階。


現代ダンジョン。


階段を降りると、

空気が変わった。


魔力の流れ。


地面の感触。


全てが、

異世界に

近い。


佐山孝也は、

目を細める。


(予想以上だ……)


バルガスが、

剣を抜く。


「警戒しろ」


ティファニーは、

手を合わせる。


魔力結界を

展開。


ライクは、

背後を

守る。


フィオは、

短剣を

握りしめる。


アドルは、

杖の先で

空気を

感じ取る。


沈黙のまま、

階段を

下りる。


足音が、

響く。


「……静かすぎる」


佐山は、

息を殺す。


その時。


壁から、

光が

漏れた。


不自然に

曲がった

通路。


「異常か?」


アドルが、

杖を振る。


光は、

反応する。


魔力の波動。


(異世界系……)


バルガスが、

短く

言う。


「罠かもしれん」


ティファニーが、

顔を

しかめる。


「でも、

誰かいる」


影。


床に、

映る。


人の姿。


五人の

勇者は、

息をひそめる。


その瞬間、

影が、

動いた。


光と共に、

複数の魔物が

出現。


岩のような

体。


黒い羽。


鋭い爪。


「来たか……」


佐山は、

短剣を抜く。


「皆、注意!」


五人が、

戦闘態勢。


突進。


斬撃。


魔法。


一瞬で、

戦場が

変化する。


佐山は、

全体を

見渡す。


(……計画的だ)


単なる魔物では

ない。


配置。


攻撃力。


意図がある。


「仕組まれてる」


ライクが、

低く

呟く。


「ここまで来るか……」


バルガスは、

剣を

振るう。


ティファニーは、

回復魔法。


フィオは、

奇襲。


アドルは、

広域攻撃。


佐山は、

守りと

攻撃を

両立させる。


魔物は、

予想通り

反応する。


だが、

防御結界を

破るほどでは

ない。


五人の連携。


完璧ではないが、

十分強力。


勝利は、

目前に

見えていた。


だが。


奥から、

低い声。


人の声。


「……勇者たちよ」


立ち止まる、

佐山。


その瞬間、

空間が

歪む。


闇の裂け目。


魔力が、

渦巻く。


「……ここから先は、

一筋縄では

いかない」


佐山は、

拳を握る。


五人は、

無言で

頷く。


新たな戦いが、

始まろうとして

いた。


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