第八話 最後の夏の日
前回までのオリキャラと作者は~塩と再会しガウディアの色んな学園へ行った。
色々雑、誤字、脱字、ミスないことを祈る。
その日は少し曇っているくらいの日だった。昨日はお泊まり会のような感じだったが俺は起き上がるとすぐに準備を済ませ外へ行った。チャッピーは今夜には帰る気みたいだし少し早とちりではと思ったが確かにここでゆっくりしている暇では無いかもしれない事実にチャッピーは正しいかも知れないと感じた。そうして昼前に俺は約束していたミライとスイーツ専門店でカップル専用のスイーツに挑戦していた。
「中々の量だね…パクッ」
食べても食べても減らないような感じがして頭が痛くなってきた。
「先生も頑張って食べてよ!」
そう無茶振りをしてくるも一番そのミライが一番に頑張っていた。
「俺はそんなに大食らいじゃないよ!これでも頑張ってるから」
そう言いつつも量が減ったようには感じなかった。
「これって量減ってる…?」
「減ってる減ってる!」
そう言うミライはいつになく本気に見えた。そうして食べ続けどうにか完食できたのだが、その後はお腹が痛くて仕事に集中出来ずトイレにしばらく籠もることになった。
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今日はロッドとちゃしばと共に蒼頡高級中学校にやってきた。ここはとにかく飯が旨い店が多いと塩とヒバナから聞いてきた。基本ここは国語が専門のようで周りの人の会話は一般の人と比べるとかなり高度にも思えた。しかし国語を積極的に授業に取り入れたということを考えるとそれ以外が乏しくなっているのではと思っていると、通りかかった生徒はほぼ全員電動キックボードに乗っているのであながち間違っては無いのかも知れない。
ブーン
「ここは乗り物に乗っている人が多いね」
「そうだな。でチャッピー、どこで食べるんだ?」
「そうだな…」
そう考えているとスーツ姿の生徒がこちらに駆け寄ってきた。サングラスを掛けていて表情は明るかったがなにか必死になっている様子だった。
「観光ですか?」
その生徒の口ぶりなどからガイドのように見えた。しかしどことなくその生徒と絡めば何か悪いことが起こるような気がした。あれは塩が言っていた店…
「いや、塩先生の招待でやってきたが少し迷子になっていただけだ」
そう言うとその生徒は逃がすまいというように距離を近づけて聞いてきた。
「どこに行こうとしているんですか?」
「ウチの所です」
出てきたのはトウ。玄万商会という会長でありここはもてなしも料理も熱意も熱いことで有名。
「また玄万商会!今回は取らせないぞ!」
そしてこの生徒は龍万門所属。玄万商会を営業停止直前まで落とし込んだ組織と既に塩から聞いており今では逆の立場になってしまったようだ。
「次利益を上げられなかったら営業停止だから慌ててるんやな?」
「君には悪いけどこっちにいこう」
そう言って玄万商会の方へ行こうとした。しかし案の定龍万門の生徒に止められた。
「ぼったくられるんですよ!?ここは料理の質も悪いです!そして衛生環境も最悪!そんなところよりもこちらに…」
「でもここから良い匂いするよ!」
ちゃしばの会話を遮る正直な感想にそれは幻臭だと言い放つ龍万門の生徒。
「うちの弟がそんなもんにかかるわけないだろ!!」
らちが明かないとロッドが声を荒げた。その龍万門の生徒はあまりの恐怖に逃げ帰って行き俺はロッドの肩に手を当てた。
「それをやると弟が困るから気をつけて」
「あ、ごめん」
俺はさっと振り返りトウに話した。
「すいません。助けて貰って」
「良いんですよ。それに分かっていてやったの知ってますから。じゃあ中に入ってくださーい」
中はよくある中華店のような感じでどの席からでも厨房が見えるような構造になっていた。
「中々…いいな」
そうボソッと言ったその一言は二人の耳に入った。
「流石社長、分かるんだな。俺は分からない」
「こっから料理を食べながら調理しているところ見るの最高かもしれないね!」
「…早く注文をするぞ」
そう言い俺が席に座ると二人も座った。メニューを開くと餃子やチャーハンなどの王道とも言える料理が目に入った。そして更に見ていくとと火鍋や水餃子、臭豆腐とかなりメニューは豊富だった。
「俺はチャーハンにするか。二人は?」
「麻婆豆腐と担々麺」
「八宝菜と気になったから臭豆腐!」
臭豆腐と聞きちゃしばが心配になった。
「大丈夫かちゃしば?ロッドは大丈夫だろうが臭豆腐は匂いが強烈だぞ…」
「問題ない!」
そうやりとりをしているとトウが注文を聞きに来た。
「はい!ご注文はお決まりですか?」
「チャーハンと麻婆豆腐と担々麺も八宝菜と臭豆腐でお願いします」
「はい!しばらくお待ち下さいー」
その後、出てきた料理たちを美味しく頂いた。塩とヒバナから聞いていた通りとても美味しかったがちゃしばは臭豆腐に鼻が曲がっていた。
「またのご利用お待ちしておりまーす!」
そうして次はヒバナとウミカの手伝いも兼ねてフレイ・フレイヤに向かうことにした。途中ジョーシーがエナとユキを連れてどこかへ行っているのが見えた。何をしているのだろうか…
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俺は…ある学校から道外れの森にいた。その理由は塩のストーカーを追跡するため。その逃げたそのストーカーは爆薬を投げてきたり銃を放ってきたりしてきた。そのたびに顔の紙は取れかけ、押さえて走って追いかけなければならなかった。そして気づけばエンゲルスバーリの広場に着いていた。
「キャー!天災の狂犬だわ!」
「天才の狂犬?」
「違うわよ!」
周りは大パニック。そしてそのストーカーは初めてこちらを向き顔を視認した。犬の仮面を付けた和風な服装だが、デザイン以外は似合わない狙撃銃をこっちに向けた。
「しつこい方ですね…こんなうるさくする気は無かったんですけどね…」
そう言い銃を放ってきた。俺はそるとの能力を引き出し拳銃を手に持ちながら銃の弾を避けつつ反撃の時を待った。そして隙を見て相手の懐に潜り込み蹴りを食らわせるとその相手は大きく吹き飛び綺麗に着地した。
「あなたの戦い方は好きではないですね…もう少し可憐な戦い方をしてみては?」
「悪いがこれが俺の手加減だ」
バンッ!
ストーカーが放った狙撃銃の弾は俺の頭の横を通り過ぎた。どうやらイラつかせてしまった模様。
「私を馬鹿にしたこと、後悔させます…!」
そう言った途端にやつの動きが変わった。転がったり高く飛び上がったり地形を使ったりとありと服装に似合わない手段を使う動きになった。こっちは散々グリッチャーとの戦いで予測避けはできるので特に避けることは苦ではなかったかただこちらも全く攻撃が当たらないため泥沼の戦い。そうしている内にいつの間にか居た塩に止められた。
「ストーップ!」
その言葉に俺らは立ち止まり目線は塩へ。
「塩!?」
「せ、先生!?」
「二人とも、正座して」
この後、塩のストーカーである六獄囚の一人のモモカと二時間ほど説教されたのだった。
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今日はお腹を壊したり084がモモカと戦っていたり大変だったな…あっという間に夕方になってしまい084と共に帰ってきた。すると既に帰ってきていたチャッピーが出迎えてきた。
「おかえり塩、084。そして一つお知らせがある」
「えっ?なに…!?」
チャッピーからのお知らせは全て有益なのでしっかり耳を澄ませた。
「ジョーシーがエナとユキを連れてレッドバレット連邦学園に行ったんだが…帰ったときにジョーシーとエナは風邪を引いていたんだ」
「それは仕方ないね」
レッドバレット…あそこは本当に寒いからね。俺もあそこで風邪を引いたことあるし…
「そういえば外に行ったのあと誰かいる?」
「いやもう全員だ。そるとたちも既に戻っているからな」
「え、皆外出なさすぎじゃないか?」
その何気ない一言が外に行かなかった仲間たちを傷つけた。
「げぇむさいこー!」
「キキとセリカと話ながら動画の編集してたから…!」
「私呪いでチャッピー号から出れなくて~」
「少し都合が悪くて…」
「俺は寝ていた」
ウォッチ、真雨、ルル、リア、ショウは言い訳のように何をしたのか言った。ちなみにエラーとホワイトはフォスブンヌの子たちがいる公園に行っていたらしい。まぁこの後サプライズで全員を外に出さなければいけないけどね。
「みーんなー!外に行くよ~!」
「すいません拒否権は使えますか」
「使えない!」
そう聞いたウォッチは少し悲しそうな顔をした。その後ショウを抱えながらキキ、セリカ含め皆でエンゲルスバーリにやってきた。
「離せ」
「やだ」
「…離せ」
「やだ」
「塩、ここまで呼んだ理由は?」
ショウとのやりとりを遮り不思議そうにチャッピーが聞いてきた。
「フッフッフ…それはね…あれを見せるためだよ!」
その瞬間花火が上がった。サブライズとはこのエンゲルスバーリの子たちが作った花火、およそ二万発。全くと言って良いほど時間が無かったのにここまで作れたのはここしか出来ないと思っている。皆は計画通りサプライズの影響で花火に見とれている。
「わぁ…!」
真雨だけがこのサプライズに感動している。
「これを見せたかったのか?」
「そうだよ」
大多数が花火を知らないかあまり感情が表に出ないか苦手かでこれは少し失敗なのかもしれなかった。
「ポップコーン持ってこればよかった…!」
「そうだね…」
「持ってるよ…イタズラ用だけど…」
「ウォッチさん!それ頂戴!」
キキとセリカとウォッチのやりとりを聞き家に戻ったらウォッチの荷物を点検しなければならないと感じた。
そうしてあっという間で長い時間が過ぎ去り打ち上げ花火は気づけば終わっていた。皆が話ながらチャッピー号へ戻ろうとしてるときに俺は真雨に声を掛けて引き留めた。
「真雨」
「どうしたの?」
「少し待ってて、あの子たちが来るまでね」
そう言ってすぐにミヤコたちが手持ち花火を持ってやって来るとすぐに聞いてきた。
「先生!その子と花火するの?」
「うん、でもしばらくしたらそっちにも混ざるからね」
そう返すと俺に線香花火を二つ渡しミヤコはミユたちの方へ向かった。
「はい、これ」
俺は線香花火を真雨に渡した途端、真雨の顔が少し赤くなっていた事に気づいた。少し心配になったが、線香花火に火を付けどちらが先に落ちるのか眺めていると真雨が聞いてきた。
「どうして私と線香花火を?」
「本当はチャッピーとかとやりたかったけど…リアクションが小さいし楽しく話せないだろうから、それ以外の真雨とやりたいって思ったんだ」
そう言うと真雨は微笑んだ。すると何か少し考えてから話してきた。
「私、誘ってくれて…う、嬉しい…!」
「良かった…あれ?」
気づけば線香花火は二人とも落ちていたがもう少し話すことにした。
「改めて聞くけど、真雨はここにいてもよかった?」
それを聞くと真雨は笑い始めた。何かおかしいことを言っただろうか…
「そんなのいいに決まってるじゃない!」
そのすぐに出たまるで当たり前かのような答えに俺は驚いた。
「あのままだと退屈になりそうだったから。ある意味人生を救ってくれたような感じだよ!」
「そうかな…あとありがとう真雨。これで後悔だったとか言われたらショックで三日くらい寝込むかも知れなかったよ」
俺のそのジョークに真雨は笑っていた。その惹かれる笑顔に釣られるように気づけば俺も笑っていた。ミヤコたちと楽しく花火を終えた俺らはチャッピー号に戻ると出発準備が終わっており、そのまま今までの思い出を振り返りながら画面に写された学園都市ガウディアに別れを告げた。とてま寂しく虚しいようにも感じたが写真を撮っているお陰か少しその感情は軽減された。突然、警告音がチャッピー号全体に鳴り響く。皆が少しパニックになっているとチャッピーが伏せろと叫んだ。画面には目の前にすぐ真っ黒なワープポータルがあった。見た途端に寒気が止まらない。分かったことは見たことも無い恐怖がそこにあることだ。そしてそのワープポータルに入っていくしかなかった。
エラーとホワイトの描写が無かったのは面倒かったから。




