人は、己の発した言葉に呪われる
ゴミ屋敷の住人は、病気で他界した。
銀行に騙され、保険会社に騙され、カルトに騙され、人に騙され、自転車操業で膨れ上がる借金もあったそう。
お金がないのに、一度得たセレブ生活を手放せずにブランド品を買い漁っていた。
だけど見る目がないので偽物もたくさんあった。
人ってさ、欲に溺れるとロクなことにならないね。
人に頼らないのがダメなんだけど、頼りにならない周りの人も悪かった。
信用を得られなかったから。
そして信用できない人間を信用した。
その人は独居老人だったので、もう少し注意を向けてあげれば良かった。
寂しがり屋の独居老人ほど財産を狙われるから。
もっと頼っていいよ、頑張らなくていいよって言ってあげられれば、苦しまずに済んだのだ。
騙されていることに気づき始めると世界を呪い始める。
無関心な周りの人間も同罪なんだろう。
うつの人に『頑張れ』って言うのは、逆効果。
それ、『最低な所業』だからね。
頑張りすぎてうつになったから。
下手すりゃ自害するぞ。
そして『人殺し』と罵られる。
きちんと相手を理解してあげることが大事。
鬱っているとき、とある人(知り合い)に『頑張れ』って言われたことがある。
その人は『この世の地獄かと思うほど苦しんで他界した』。
どういう意味か、わかる?
自分を殺そうとしていたから、責任を取れと神に殺されたんだよ。
人に呪いをかけた結果、不幸な死に様を晒してしまったってこと。
人を貶めたら、相応の神罰が下る。
呪詛返しってやつ。
命を失うこともある。
何が呪いになるかはわからない。
だから、祈りを込めて人に労いの言葉をかけてあげるといいかもしれない。
貴方が幸せならば、私も幸せだよと。
貴方が不幸ならば、私も不幸だよと。




