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第1話  愛をこめてお手紙を✓

拝啓母上。


お元気ですか?当然手紙を送ってごめんなさい。びっくりしたでしょう。そして私が結婚すると聞いてまたビックリしたと思います。私が結婚できるのかと思っていると思いますが、母上ですらできたという事実を胸に励んでいきたいと思っています。


…ジョークですよ。


さて、今頃母上は自分が経営する商会と、私を如何に関わらせるか考えている頃だと思います。


ええ、娘ですから。それぐらい分かります。


私がそんな貴方へ手紙を書いた理由は簡単です。


ウェディングドレスを作ってください。私が選んだドレスをシェードも姉上もスリーも全員がケチを付けるのです。酷い家族です。カラフルなストライプがそこまで変ですか?


なので私は諦めました。ええ、自分で選ぶのは諦めましたとも。


だから母上が見繕って送ってください。

私は選ばなくてハッピー。母上は自分の店の宣伝ができてハッピー。ウィンウィンです。


どうかよろしくお願いします。


p.s.何かそれっぽいエピソードがある奴がいいです。「母が先祖代々受け継いできた金の糸で縫ったのです~、うわ~感動。」みたいに話せる様な感動話があると最高です。



             貴女の娘 フォーより。

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