75話 魚うま
【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ぼくらは熱海に旅行に来ている。
開田のじいさんの経営するホテル、その大宴会場にて。
会場を貸し切っての、夕飯の時間となっていた。
ものすっごい広い和室にぼくらだけっていう、なかなかの贅沢……というか、申し訳なさがある。
「まーまーお兄ちゃん、せっかくだしたのしもーよ」
「そう……だね」
まあもう済んじゃったことをとやかくいってもしょがないしね。
「しんちゃんすごいわっ! お刺身の舟盛りよ!」
もうなんというか、桁違いででっかいお刺身の盛り合わせがおいてあった。
「三人で食べきれるかなぁ」
すると次郎太さんが首を振る。
「それは一人前でさぁ」
「「「ま、まじですか……」」」
この量一人で食べるの!?
無理無理……無理でしょ……。
「あ、すご……! しんちゃん、すごいわ! これ、お高いやつよ! するって食べられる!」
恋人の里香が頬を赤らめながら、興奮気味にいう。
するって食べられる……?
ぼくは一口食べてみる。噛むとうまみがじゅわっと広がって、でも、臭みもくせもない。
すぐにつるん、と食べられてしまった。まるで高級牛肉のような食べ応えなのに、ぜんぜんくせがなくって……。
「ほんとだ、するって食べられる……!」
「でしょ! うまー!」
里香がパクパクと食べ出す。ダリアも大満足のようだ。笑顔で頬張っている。
「ママにもお土産に持って帰りたいくらいだわ」
「そういうことでしたら、あっしがチルドで先ほど、送っておきやした」
さすが次郎太さん、抜け目ない……!
【★とても大切なお知らせ】
新作投稿しました!
タイトルは、
『天才錬金術師の私は気ままに旅する~世界最高の宮廷錬金術師、ポーション技術の衰退した未来の世界に転生し、無自覚に人助けをしていたら、いつの間にか聖女扱いされていた件』
ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
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