王女様とメイド
こんにちはあかてん先生です。
今回は特に挑戦したことはないですね。
もうなんか書くこと無くなって来たんでもうそろそろ時間飛ばして新しい事させようかなぁ
誤字脱字とうがあるかもしれませんが楽しんで読んでいって下さいm(_ _)m
sied東寺
(うわぁい、完璧にうたがわれてるや、レイとルミニィスの名前出したら疑いはれるかな?)
「レイさんとルミニィスさんに指示してもらっていたんですよ。そしたら、こんな時間まで続いて」
東寺はレイ・ライオスとルミニィス・クロストの立場的にこの国の人には2人の信頼度は高いと考え名前をだす。
「!!!…レイ様とルミニィス様にですか、それは本当のことですか?」
目の前の美少女は一瞬驚く素振りを見せるがすぐに元に戻りまた質問する。
(そうじゃん、疑わしい奴が信頼してる奴の名前出しても意味ないじゃん、これ詰んだくね)
するとその時だった。
「彼の言っている事は本当ですよ、ティアリス様」
「滅多に外に出ないのに珍しいですね、ティアリス様」
その場に救いの手……いやこの状況になった元凶、ルミニィス・クロストとレイ・ライオスがティアリスと言う名前の美少女の方から現れる。
「!!!……ルミニィス様にレイ様と言う事は彼が言っていた事は本当なのですね!すいません疑ってしまって」
美少女が東寺を疑ったことを謝罪してくる。
「い、いえ大丈夫ですよ」
しかし、東寺には謝罪より気になることがあった。それは美少女の後にいる2人のことだった。
(何感謝しろよみたいな顔してんだよ、お前らのせいでこうなったんだろうが!)
東寺はそう思いながら恨めしそうな顔をレイ・ライオスとルミニィス・クロストに向ける。
するとルミニィス・クロストは顔を少し逸らし、
レイ・ライオスは顔に小さく笑みを浮かべサムズアップしてくる。
「《剣の神童》と《魔の神童》と呼ばれたお2人が1人を指示するなんて彼には素晴らしい才能があるようですね」
そんな東寺と2人のやり取りに美少女は気付かないようでそう言った。するとレイ・ライオスとルミニィス・クロストが顔を見合わせて笑みを浮かべる。
(おい…なんかむっちゃデジャブを感じるぞ、こいつら次は何するつもりだよ)
東寺はレイ・ライオスとルミニィス・クロストの行動に不安を覚える。そしてその不安は当たることとなった。
「ええ…そうですね…彼は天才なんてものではおさまりません…今日初めて持った武器で(超加減した)レイとわたりあい、魔法では、私が少し教えるだけで無詠唱を行いました…彼はいずれ私たちを追い越すでしょう、えぇ必ず」
「それに彼はこれだけの才を持っていながら傲ることなく私たちのもとにきて指示を受けるため頭まで下げたのです。このような向上心を持った者は数える程しか見たことがありません。少しの間共に時間を過ごしたのですが人格も優れているようですね」
ルミニィス・クロストは武器と魔法の面を褒め、レイ・ライオスは東寺の人格を褒める。
「まぁ!あなたがたがそんなに褒めるだなんてあなたは本当に凄い方なのですね、私の名前はティアリス・H・オリスタと申します」
「ははは…ありがとございます、」
美少女、ティアリス・H・オリスタの言葉に苦笑いを浮かべ返事を返す東寺の心の中はあれに荒れていた。
(何してくれちゃてるんですかぁぁぁ、レイにルミニィスさぁぁぁん、この人王女様だよね、今むっちゃ目キラキラさせてるよ、完璧に信じきってますよ今の話、君たちこの国の団長とかなんだよね忠誠誓うべき相手の1人じゃないの?なに堂々と嘘教えてんの特にルミニィス!なにレイとわたりあったってあれ超手加減されてたじゃん!)
その時、ティアリス・H・オリスタの奥でレイ・ライオスとルミニィス・クロストが動くのが目に入る。そして……2人で満面の笑みを顔に浮かべ大きくサムズアップをする。
(…………………………あいつら…絶対にいつかボコボコにする……そう言えば俺〈雷魔法〉使えるよな……雷って事は電気と一緒だよな、なら小さくして使えば……それに雷とか電気って早いイメージあるし、今の2人になら当たりそう)
そう思ったら結構だと思い東寺は体の魔力を操作し小さな電気が自分の指先に現れ、目にも止まらないスピードでレイ・ライオスとルミニィス・クロストに直撃する光景をイメージする。
次の瞬間東寺の指先から小さなスパーク音が鳴り青白い2本の線、残光を残し小さな電気の塊がレイ・ライオスとルミニィス・クロストに向かう。
「!!!!!」
レイ・ライオスは驚きながらもそれを避ける。ルミニィス・クロストはそれを分かっていたかのように避ける。
〔〈雷魔法lv.1〉のレベルが上がり〈雷魔法lv.2〉となりました。〕
こうして東寺はこの世界に来て一番くだらない理由でのスキルのレベルアップをはたした。
(レイは驚かせれたか、ルミニィスは確か〈魔力視〉って言うスキルがあったから俺の魔力の動きでわかってたのか?まぁいっか)
東寺はレイを驚かせることに成功し少しの満足感を感じる。
「聞いているのですか?…貴方の名前を教えて下さいませんか?」
そんなやり取りの中、完璧に忘れていた存在ティアリス・H・オリスタの声が聞こえてくる。しかも、先程の距離より随分と近づいて来ており、ティアリス・H・オリスタが東寺を上目遣いに見るような構図となっていた。
「あ、あぁすいません、私の名前は春宮東寺と申します。ティアリス様」
「春宮様ですね、私のことはティアなんて呼んでもらって構いませんよ。あと、その敬語を崩してもらっても」
「いや、流石にそれは…」
「だめ、ですか」
「う、」
東寺を上目遣いに見て少し目をウルウルとさせる。ティアリス・H・オリスタその美少女の上目遣いに涙ぐんだ瞳を見て東寺のはその案を飲むことにした。
「はぁ…分かったよこれからよろしく、ティア」
「はい!よろしくお願いしますね、東寺」
いつの間にか東寺呼びになっていることにツッコミたかった東寺だが早く話を終わらせたいためやめた。
「ティアリス様、もうこんな時間です、早くお部屋に戻ってお休みになった方が良いかと」
また、1人知らない声がその場に響いた。
その声の主は銀色の肩まで伸ばした髪とキリッとした瞳を持ち、かなり整った顔立ちですらりと姿勢を伸ばしたメイドの格好をした美女であった。
(なんか知らん人きたぁぁ、しかも今どこから出てきたの、なんもない場所から出て来たよね)
「あら?いたのミアリス」
「えぇ、私はオリスタ様がくる前からおりましたよ」
「そうなの?レイ様、ルミニィス様、ミアリスが言っている事は本当ですか」
「ええ、本当ですよ、私と彼の模擬戦の後くらいからおりましたよ」
そう答えるレイ・ライオス
(えぇそうなん?全く気付かなかったんだけど、コワ)
「本当のことですか、貴方は本当に何処にでもいますね」
「メイド長として、当たり前のことです」
(いや、理由になってないってそれ)
思わず心の中でツッコミを入れる東寺すると、メイド長と名乗った美女はこちらを見てくる。
(え、なに、なんでこっち向いてんの?俺今の声に出してないよね、なのになんでこっち向いてんの?まさかこの人心でも読めるの?ニュータイプなの?)
するとメイド長と名乗った美女は東寺に近づいて耳元で囁く。
「メイド長ですので」
(………………だから理由になってないってそれ!!)
どうでしたか?
レイ、ルミニィスは一緒に悪戯したり友達って感じなキャラでいこうと思います。
ティアリスにミアリスとキャラが増えていってなんかミスらないか心配です。
そろそろ秋人くん達の活躍(笑)とか書きたいですね。
読んで頂きありがとうございました。
ブックマークがまた増えてて嬉しかったです。
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