初代勇者の昔話とピンチ?
こんにちはあかてん先生です。
今回もまた新しいことを経験してみました。
不安ですが頑張って書いてみたのでどうぞ読んでいって下さい。m(_ _)m
sied東寺
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【名前】レイ・ライオス 【種族】高人族:男
【レベル】21
【攻撃力】690, 0000
【体力】960,0000/960,0000
【魔力】520,0000/520,0000
【俊敏】470,0000
【魔耐】260,0000
スキル
〈剣術lv.8〉〈体術lv.7〉〈槍術lv.5〉
〈盾術lv.5〉〈投擲術lv.4〉〈剣気lv.7〉
〈鑑定lv.6〉〈偽装lv.5〉
〈身体強化lv.7〉〈魔力操作lv.8〉
固有スキル
〈剣神の才〉〈絶対切断〉
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【名前】ルミニィス・クロスト【種族】高人族:男
【レベル】21
【攻撃力】330, 0000
【体力】680,0000/680,0000
【魔力】830,0000/830,0000
【俊敏】390,0000
【魔耐】780,0000
スキル
〈全魔法lv.8〉〈杖術lv.6〉〈魔力操作lv.10〉
〈身体強化lv.9〉
〈鑑定lv.8〉〈偽装lv.4〉〈アイテムボックスlv.7〉
〈魔力視lv.--〉
固有スキル
〈魔法神の才〉〈魔導書〉
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(えぇぇ〜なんなんだよこれ、種族が少し違うし、全ステータス100万オーバーじゃん、てかやっぱり昼の〈剣術〉スキルの例えでlv.7と8がやけに具体的だったのレイがやったんだろ…取り敢えずステータスについては聞くか)
「質問していいか?」
「もちろんだよ」
「大丈夫ですよ」
「レイとルミニィスのステータスはなんでこんなに高いんだ?」
「それは私が答えましょう。それはですね私たちは"進化"を一度したからですね」
東寺には、よく聞き覚えのある言葉だ。
「この世界では各種族に決められた【レベル】があります。その上限に達する事で自動的に"進化"します。進化先は大体がその種族の上位種となりますね」
「それにしても東寺の固有スキルは凄いね進化先を決めれる、つまり東寺はどの種族にも進化することができるんだよ、進化先に極辿種もあるかもね」
「極辿種?」
東寺はこの世界に来て初めて聞く言葉をオウム返しする。
「極辿種とは、初代勇者しかなったことのない種族のことです。そして、私たちの中で、この種族になるには何らかの条件があるのではないかと言われいます」
「一説で、その条件のヒントは初代勇者の昔話で出てくる詩にあるのではないかって言われてるんだ」
「初代勇者の昔話をお話しして差し上げましょう。
「世界は魔の王に支配されようとしていた。彼が率いる魔の群団は強く、人族、獣人、森人、竜人族は手を取り合うことで対抗した。しかしそれは侵攻を完全に止める事は出来なかった。一日に何千というものが死んでいく、日に日に絶望感が強くなる、そんな時だった、1人の男がまばゆい光の中から現れた。その男が剣を振れば大地が裂かれ、海が裂かれ、天が裂かれた。魔法を使えば奇跡を起こした。その者は、見ず知らずの者の為に1人魔の群団に飛び込むこともあった。その姿を見て愚かだと言う者もいた、勇気のある者だと言う者もいた。いずれその者は勇気ある者と呼ばれるようになる。勇気ある者は世界を救う為に旅を始めた、その旅で誇り高き獣人の王、誰よりも自然を世界を愛している森人の王女、家族を奪われ復讐心だけを抱いていた最強の竜人、そして最愛の人を仲間にして旅を続ける。そして、いよいよ勇気ある者とその仲間は魔の王の前に立つ勇気ある者は魔の王と一騎打ちを持ちかける。そして2人がぶつかり合った。2人の力は大陸中に異常を起こした。ある所では大嵐が、ある所では地震が、ある所では噴火が、それはまるで2人の力により星が悲鳴をあげているようだった。2人はボロボロになっても戦い続けた、そして、戦いの結果勇気ある者が倒れるその時だった、その場にいや世界に詩が聞こえ始める」
『さぁ、奏でよう、この世界の行く末を、これを奏でるは五種の楽器、
片や、1種の楽器で音を出し世界に変革をもたらすもの、
片や4種の楽器でお互いを、理解し、認め合い、調和のとれた音を出し世界の平和を願うもの、
さぁ武器を持て、世界よ聞け、
これより始まる演奏は、確固たる武器を持った者が奏でるもの』
『『聖魔の交響曲』』
2人の男の声で詩が世界に語られる優しく包み込んで勇気を与えてくれるような声、放つ一言一言に重みがあり王としての覇気のある声で」
ここで初代勇者の昔話は終わります。この後魔王は勇者に撃たれたとなっていますね。しかし、詳細は分かっていません、本当に魔王が撃たれたのか否なのかはその時代を生きその場にいた人のみでしょう」
(えぇ〜なんだよ戦うだけで異常気象起こすとかそれ人じゃないぞヤバいって初代勇者と魔王強すぎだろ)
「さて、極辿種の話は終わりとして、東寺に質問があるんだ、君はこれからも特訓を続けるつもりかな?」
「もちろん」
東寺は速攻で答える、浪漫だのいって極たいとはいっていたが強くなりたいのは事実そして今目の前に自分とかけ離れた場所にこの世界で初めての友人達がいる並びたいと思うのは当たり前のことだ。
その答えを聞きレイ・ライオスとルミニィス・クロストは満足そうに微笑み言う。
「なら明日の夜も、僕は協力しよう。勿論、東寺と模擬戦をする形での実戦での動きを鍛えるよ」
「なら私も魔法についてより詳しく教えて差し上げましょう」
(げぇまた模擬戦かあれ剣で斬られるの痛いからやなんだけど)
「いゃその模擬戦はまだ早いんじゃないかなぁ〜なんて思ったり」
「そういえば東寺の【レベル】6まで上がってたよ」
(マジかよ、あの数分の間で4つも上がったんだ、なら模擬戦すれば早く【レベル】上がるんじゃ)
「これからも模擬戦の相手よろしくお願いします」
東寺は単純だった【レベル】が早く上ると言う餌に食いつきより厳しい方へと誘導されたのであった。
その後レイ・ライオス、ルミニィス・クロストに自分の世界の事を話したり談笑をしていると急にレイ・ライオスとルミニィス・クロストが顔を見合わせると解散を持ち出す。
「今日のところは解散しよう、私は明日の準備が終わってなくてね」
「僕も少しだけ仕事が残ってたことを思い出したよ」
2人は取ってつけたような理由を言いながら《訓練場》を去っていく。
「なんなんだ?まぁ俺ももう眠いし軽くシャワーでも浴びて寝るか」
そうやってこの後の動きを呟きながら《訓練場》から去ろうとした時だった。
「そこにいる人は誰ですか」
後ろから女性特有の高い声が聞こえてくる。
「こちらを向いて下さい」
(あ・い・つ・ら・こうなるって分かって俺を1人にしたな!……仕方ない早く終わらせて寝るぞ)
東寺は、そお決心して後ろを振り向く、そこには月の光のを受け輝くウェーブのかかった金色の髪を持ちアメジストの様に綺麗な紫色のおっとりとした印象を与える目をした美少女がいた。
よく見るとこの美少女は王との謁見のさい側に控えていた美少女のようだ。
「貴方は確か…勇者様として召喚された方の1人でしたかこのような時間に此処で何をなさっていたんですか?」
そう言って東寺を見る瞳には、疑いの念が現れていた。
どうでしたか?
詩を考えたり新しく種族を考えたり大変でした。ちなみに極辿種の由来は"極点" と"辿る"から考えました。
到達出来る最後の点に辿りつく
なんかカッコ良くないですか。そうでもないですかね? 不安で仕方ないですね。
読んで頂きありがとうございました。
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