秘密?の特訓
こんにちはあかてん先生です。
今回も初めてのことに挑戦してみました。正直小説書き始めて数日なので初めてが多いんですけどね。
うまく出来たか不安ですが楽しんで読んでいただけるとありがたいですm(_ _)m
sied東寺
あの後俺は夕食を食べそのままお風呂に入り寝た
なんて事はなく《訓練場》へと向かうのだった。
(だってさ魔法だよ、刀だよ、浪漫の塊が手を伸ばせばすぐに届く距離にあったら早く極めたいじゃん)
そんな馬鹿なことを心の中で呟くうちに《訓練場》へと着く。その《訓練場》は太陽がてでいる頃とは姿を変え別の場所に来てしまったのではと思わせるほどだった、静まりかえった空間の中で自分が1人、上を見ればこの世界に来て初めて見た月が自分を照らしている。
「なんかいいな」
「そうだね、今日は綺麗な夜だ」
「えぇそうですね」
俺の口から零れた呟きにいつもの2人の声ではなくこの世界に来てからよく聞いている男の声が2つ聞こえる。
(オレツッコンデイイヨネ)
「なんでいんだよ!」
「いや〜誰かが《訓練場》に向かっている気配を感じてさ騎士団団長として見逃せなくてね」
(本当は僕の〈直感〉がここに来ると面白くなるって言ってきたから来てみたなんて言えないね)
「私も同じ理由ですね、賊がしのびこんだのではないかと思い急いで来たのですよ」
(レイに誘われて面白そうだと思って着いて来ただけだなんて言えませんね)
「そっかそれは、なんかごめんな」
(春宮(東寺)くん(さん)は意外と人を信じやすタイプかな(てすかね))
「それで東寺くんはここで何をしようとしていたのかな?」
「いや、え、えとまぁ特訓かな?」
「「!!!!」」
東寺は浪漫を目の前に興奮が抑えれなかったなんて恥ずかしくて言えるはずがなく苦笑いをしながらその質問に答える。
その言葉にレイ・ライオスとルミニィス・クロストは驚き、後ろから凄まじい勢いで追いかけてくる彼をまた再認識する。
「特訓か、君はそんなに強くなって何をするんだい?」
レイ・ライオスの質問にどう答えるか迷う。東寺を見つめる、レイ・ライオスとルミニィス・クロスト、東寺が答えるまでの間、静寂がその場におとずれる。
(強くなって何をするか、考えたこともないな…まだ異世界に召喚せれて2日目の夜だし考えてる奴も少ししかいないだろうけど何をするかか………………無理だな答えれないでも、この世界を自由に旅してみたいくらいかな)
「分からないまだ何をするかなんて考えてもなかった」
東寺からの答えは分からないその言葉だった。その言葉にレイ・ライオスは召喚され2日も経ってない彼にこの質問はあんまりだったかと思い謝る。
「すまなかったね、君達は召喚されてまだ2日も経っていないんだ、いつか教えてくれないかい君の強くなる理由を」
「いいですね、私にもちゃんと教えて下さいよ春宮東寺さん」
「いいよ全然、後フルネームで呼ばれるの違和感すごいから東寺でいいよ」
「そうかい?なら僕はレイと読んでくれて構わないよ」
「なら私のことはルミニィスと読んで下さい」
「えぇぇまぁ3人の時だけなら良いよ」
「まぁそれでいっか、それより東寺昼の時みたいに敬語は使わないの?」
「敬語?あ……もういいだろどうせ名前で呼びあうようになったんだし」
「ははは、君は随分と大雑把だね」
「そうだね、それより東寺特訓って何するつもりだったの?」
「………考えてませんでした。」
「「…………………」」
そんな東寺にレイ・ライオスとルミニィス・クロストからなんとも言えない視線が送られる。
「なんか言ってくれよ、その視線だけで訴えてくるの辞めろよ」
「はぁ……君は本当になんと言うあれだね……仕方ないから僕が案をあげるよ、東寺僕と模擬戦をしよう」
「レイは俺を殺すきか?勝てる訳ないじゃん」
「はは、大丈夫だよしっかり手加減はするからね…君がギリギリ防げるくらいに…」
「いいんじゃないかな審判は私がしよう怪我も回復魔法で治してあげれるし」
レイの最後の声に被せるようにルミニィス・クロストが声を出す。
(なんかレイ最後に不穏なこと言った気がするんだけどルミニィスの声で聞こえ無かったな、まぁいい機会が〈努力〉でレベルも上がるだろうしやるか)
「分かった、よろしくなレイ、ルミニィス」
その時東寺は気付くべきだった。悪戯を思い付いた悪い笑みを浮かべるルミニィス・クロストに。
東寺とレイ・ライオスは一定の距離を取る、その中間あたりにルミニィス・クロストが立ち模擬戦の開始の合図をする。
「それでは始め!」
その声を聞き両者ともその場を動き相手を目指して加速する、東寺の視界からレイ・ライオスが突然姿を消す、次の瞬間だった東寺の視界に下から剣が侵入してくる。レイ・ライオスは一気に加速、姿勢を低し東寺に近づく事で東寺の視界から外れたのだ。
「ふぅっっ」
その剣をなとか上半身を反るように逸らすことにより回避しかし、上半身を起こした頃には、レイ・ライオスの東寺の胴体を左から右へと裂こうとする剣撃がくる。東寺はとっさに刀の鍔左の親指で押し右手で刀の柄を掴み少し抜き出し出した刃の部分で受け止める。重みの乗った斬撃これが初めての一合目しかし、刀から伝わってきた力は一瞬にして消える。
「今のをよく受け止めたね、流石に驚いたよ、さてまだまだ行くよ」
「まっ」
東寺はレイ・ライオスに一旦止めるよに言葉を出そうとするしかし、その言葉が言い切る前にレイ・ライオスはまた東寺の視界から消える。
(今度は何処からくるんだ、また下からか)
下にはレイ・ライオスの姿はなかった。しかし、月明かりにより後ろからくる迫り来る影を見てレイ・ライオスが今自分の後ろにいる事がわかった。
(レイは俺の後ろから来ている。それが分かったなら…どうにか出来たら楽なんだけどな…こうなったらヤケクソだぶっつけ本番の居合い切りをお見舞いしてやる)
東寺は左にある刀の鍔を左手の親指で少し押し鯉口を切り右手を返し刀の柄を握り後ろを振り向くレイ・ライオスは自分の居場所がばれているとは思わなかったため目を見開く、その一瞬をつくように東寺は刀を鞘から抜刀する。
「シィッッッッ」
その一太刀は不恰好な一太刀であったがレイ・ライオスの胴を完全に捉えて左から右に裂く勢いだった。
ギィィン キィィン
しかし、剣と刀がぶつかり合う、片方は重みのある音を、もう片方は、高い音をたす。そのまま2人は鍔迫り合いをする。これが模擬戦を始めて二合目これまでの戦いはものの数分の間の出来事である。
「今のは危なかった、よく僕の居場所が分かったね東寺、それに今のは確か居合い切りと言うものかな?」
「あぁ……そう………だよ、にしても……よく押し合い……しな……がら喋れる…な…………」
「あはは、まだ全然全力を出してないからね」
レイ・ライオスが急に剣を引くそのことにより、東寺は前へと体制を崩してしまう。その隙を見逃さずレイ・ライオスは東寺とすれ違うように通り越して腹部に剣を添える。その剣により東寺は腹部を横に浅く斬られる。
「ツツツッッッッッッ」
東寺はこの世界に来て初めて斬られた痛みの経験をする。
「そこまで!」
ルミニィス・クロストの合図により模擬戦の終了が告げられる。
〔〈刀術lv.2〉のレベルが上がり〈刀術lv.3〉となりました。〕
〔戦闘の終了を確認、固有スキル〈努力〉により経験値が付与されます。〕
〔レベルが上がりました。〕
「さてどうだったかな?東寺、僕との模擬戦は」
「全く歯が立たないって感じだなぁ手加減してもらってらからまだついていけた方だと思うけどさぁ」
「ハハハ、まだまだ君には負けないよ」
「と言いながらレイは東寺の居合い切りを防ぐのに間に合わないと思って一瞬手加減を緩めましたけどね」
「ちょっとそれ言わないでよ、ルミニィス」
ルミニィス・クロストに傷を治して貰いながら話す東寺、腹部についた傷は直ぐになくなった。
「さて、今日はありがとうもう寝るから」
そう言い帰ろうとする東寺をルミニィス・クロストが止める。
「少し待って下さい、東寺、貴方はなんでレイとの模擬戦のあとレベルが上がったのですか?」
「!!!!」
「その反応を見る限り本当にレベルが上がったみたいですね」
「え、そうなのルミニィス、東寺なんでレベル上がったか教えてよ〜」
「はぁ…なんで分かったかは知らないげど、上がったよなんでかかそれはスキルに関わるからさ、あんまり教えたくないんだよ」
「そうですか…東寺取引をしましょう。私のステータスカードを見せるの東寺のステータスカードを見させて下さい」
「あ、僕もそれお願いしようかな」
「はぁマジかぁー…分かったいいぞ」
東寺はこの世界の知り合いでの中で最高峰と言えるであろう2人のステータスが気になりその取引に応じるのだった。
「はいこれ僕のね」
そう言ってレイ・ライオスから渡されたのは黄白色のステータスカード
「私のはこれです」
ルミニィス・クロストから渡されたステータスカードは藍色をしていた。
「俺のはこれだよ」
そう言ってステータスカードを取り出し淡い光が終わったのを確認しレイ・ライオスとルミニィス・クロストに渡す。
そして東寺はレイ・ライオスとルミニィス・クロストのステータスカードを見る。
どうでしたか?
今回挑戦したのは戦闘シーンでした。
登場人物達がどのように動いて武器を使っているか読者が想像しやすいよ頑張って書いてみたつもりです、、、うまく出来てますかね?本当に不安です。
読んで頂きありがとうございました。
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