魔法の訓練
こんにちはあかてん先生です。
頑張って設定など色々考えて書くって難しいですね。後々、矛盾していかないか心配で仕方ないです。
誤字や表現が可笑しい場所があるかもしれませんがどうぞ楽しんで読んで言って下さいm(_ _)m
sied東寺
東寺と他のクラスメイト達はルミニィス・クロストの指示に従い《訓練場》に戻る。
「さぁみんな揃ったかな?それでは魔法について教えよう、と言いたいんですが、レイがスキルについて軽くしか説明をしなかったようなので私が詳しく説明していこうと思います」
(魔法をはやく使って見たいんだけどなぁー、スキルについてか確かによく分からないことがあるからよく聞くか特にレベルが上がる基準とかあるのか気になるし)
魔法についてはやく教えて欲しい気持ちもあったがスキルのレベルに疑問を持っていた東寺はルミニィス・クロストの説明をしっかりと聞くことを決めた。
「今からスキルの説明を3つします。まず一つ目です。スキルのレベルは1〜10まで存在します。そしてこの世界でのスキルのレベルはそのスキル保持者の技術に比例してきます。そうですねぇ、今回は世界で一番所持者が多いとされるスキル〈剣術〉を例としましょう。
このようなスキル〈剣術〉などの武器に関するスキルは、対象となる武器を使って攻撃する際に【攻撃力】に補正がかかるだけであって技術に補正がかかることはありません。つまり〈剣術lv.5〉で剣の腕前は初心者なんてことは絶対にありえないということです。
次にどのようなレベル帯でどれだけ年月を使って入手するか強さを持っているか〈剣術〉のスキルで例えましょう。
lv.1:そこらの人でも棒を振っていれば入手できる。カス。
2:剣を使って3ヶ月くらい。まぁまぁ強い
3:剣を使って1年くらい。普通に強い。
4:剣を使って10年くらい。結構強い
5:剣を使って20年、剣で岩を斬ります。
6:剣を使って30年、才能がない限り入手に一生をかけることとなります。本気を出せば山を斬ります。
7:剣を使って100年、長寿種である、森人、魔族でないと入手することはできないでしょう。もしくは、天賦の才がない限りたどり着けないでしょう。強さはドラゴン?あ!翼生やしたトカゲか!って言うくらい。
8:剣を使って200年、かなりの天賦の才と努力をしないとたどり着くことはないでしょう。強さは大地を斬り、海を斬り、大空に浮かぶ雲を斬り裂きます。
9:たどり着いたものは、初代勇者のみです。
10: え、お前本当に人?人外だろ
以上ですね。」
(え、いやいや可笑しいだろなんだよ7、8、10の例え特に7と8そこだけ詳しすぎだろこれ絶対に実体験だろ10に関しては人外にしちゃってるし、1だけ単なる悪口だし)
この説明には殆どのクラスメイトが苦笑いを浮かべるそのことを気にすることなくルミニィス・クロストは説明を続ける。
「さて、最後ですね最後はスキルのタイプです。スキルのタイプには、常時発動タイプ、任意発動タイプ、自動発動タイプ、の3つがあります。まず常時発動タイプです。これは勇者様達で言うなら〈言語理解lv.--〉と〈成長補正lv.--〉ですねこの常時発動タイプは名のとおり常に発動しているスキルです。任意発動タイプの例は魔法系スキルです。これは自分の意思で発動しない限り発動することはありません最後に自動発動タイプの例は先程話していた〈剣術〉などのスキルです。〈剣術〉であれば剣を使うことで自動的に発動します。
さて、スキルの詳しい話は以上です。今度こそ魔法について説明しましょう。使い方は簡単です。体の中にある魔力を感じその魔力を動かすことで手へと集め使いたい魔法をイメージする」
『アクアボール』
ルミニィス・クロストが手を前にだし手の平を広げ言葉を発すると手の平から水が球体の状態で現れ空中で静止する。
「これは魔法の中でボール系魔法と呼ばれているものでスキルレベルの低いつまり技術があまりない人でも出来るものです。そして『アクアボール』は詠唱と呼ばれるものでスキルの使用の際イメージをより明確にする為にするだけですので使う人によって詠唱は異なってきます。」
そこまで言うとルミニィス・クロストは水で出来た球体を消しまた手を出して手を広げる。すると突然水で出来た球体が再び現れ静止する。
「イメージをしっかりと持つことが出来るとこのように詠唱などを必要とせず魔法の発動ができます。これを一般的に無詠唱と呼びます。そして」
その言葉を告げたとほぼ同時にルミニィス・クロストの周りを、火、水、風、土、光、雷、氷、で出来た球体が現れた。
「これを同時詠唱と言います。今は無詠唱と同時に使ったのでいきなり複数の魔法が現れる形となりましたね」
その言葉の後にルミニィス・クロストは小さく笑い言葉を続ける。
「さて、魔法に関する技術は大体話したので早速魔力を感じて手に集めることから始めましょう。
魔力を感じる際に血管の中を流れる血液やお腹の上あたりを意識すると良いですよ。
私のおすすめは前者ですね。理由としては、魔力を感じだあとの魔力を動かす行程で血液の流れを意識すると魔力を動かしやすいからですね。
ちなみにお腹の上を意識すると感じやすい理由は、ちょうどその辺りが魔力の殆どが通ると言われている場所があるからですねそれではやってみてください」
その言葉を聞きクラスメイト達は目を瞑ったり、腹部に手を当てて見たりと様々な行動をし始める。
(さて、血液の流れもしくは、腹部の上を意識するか…これ両方同時に意識してもいいかな?まぁやってみるか…血管中を通り体を循環していき腹部を通る………これかこれを意識して手に集める……………中々出来ないな…手に集める集める集める………)
〔〈魔力操作lv.2〉を入手しました。〕
(出来た!!よっしゃ、しかし最初っからlv.2かこれも〈努力〉のおかげか…周りの奴らはまだ出来てないみたいだな、どうしよう暇になった。そうだ、この魔力を体全体に集めるように意識したらどうなるのかな?よし気になったらやってみよう……体全体に集める集める集める……やっぱり難しいな……集める集める集める集める集める集める)
〔〈身体強化lv.1〉を入手しました。〕 〔〈魔法操作lv.2〉のレベルが上がり〈魔力操作lv.3〉となりました。〕
(!!!!これが〈身体強化〉か確かに体が軽くなったな)
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siedルミニィス・クロスト
私、ルミニィス・クロストは今目の前で起きている光景に目を見張り親友のレイ・ライオスが言っていたことを思い出し春宮東寺を見る。
(ははは…レイ、君が言った通りだよ。春宮東寺は彼は凄い、いや異常と言った方がいい、ものの数分で〈魔力操作〉をし、さらに均一ではないが魔力を体全体に集めることによる〈身体強化〉これには〈魔力操作lv.3〉以上の技術がないと出来ないはずだ。
私でも〈魔力操作lv.3〉まで技術を上げるのに半月を有したのにこの100万年に1人の魔法の天才《魔の神童》と呼ばれた私でもそれを彼は数分で……レイ、彼は私達を後ろからもの凄い勢いで迫ってくるよはやく私達も並ばないとね、初代勇者にそしていずれは人外の域へ……
おっと他の勇者達も段々と出来始めたねさてそろそろ魔法の発動の段階にいくか)
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sied東寺
「うんいい感じです。殆どの人達が〈魔力操作〉を入手したみたいですね。本当に早いですね流石勇者として召喚されただけはあります。さぁさっそく魔法を使ってみましょう、と言ってもここまでくれば後は簡単です、火なら、ファイヤー、水なら、アクア、風なら、ウィンド、土なら、アース、これにボールを付けるのが一般的な詠唱です、さぁやってみましょう」
ルミニィス・クロストの言葉を聞きクラスメイト達は詠唱をし魔法を放つ
『ファイヤーボール』『アクアボール』『ウィンドボール』『アースボール』
四色の球体が現れる一人一人、大きさだったり、火力だったり、それぞれ異なっていた。そんな中東寺は
(詠唱しなくちゃいけないの?やだよ痛い奴じゃん絶対やだ。田中なんでお前満足げな顔してんの、こうなったら無詠唱でしてやるイメージが大事なんだよな、魔力を手に集めて、水で野球ボールほどの球体を作るイメージ)
すると東寺の手から水で出来た球体が現れる。
(あれ?無詠唱出来た感じ?楽すぎじゃね?ま、まぁこれで詠唱無くなったしラッキーでいいか?)
〔〈水魔法lv.1〉のレベルが上がり〈水魔法lv.2〉となりました。〕
〔〈魔力操作lv.3〉のレベルが上がり〈魔力操作lv.4〉となりました。〕
もちろんこの光景はルミニィス・クロストにしっかりと見られているのである。
「みんな出来たみたいですね、予定よりはやく終わりましたが、今日は解散して良いですよ。
明日も朝からここで武器を使った訓練、昼から魔法の訓練をします。ではまた明日」
〔訓練の終了を確認、固有スキル〈努力〉により経験値を付与します。〕
(今回はレベルは上がらなかったかまぁそう毎回上がるわけないよな)
その後俺たちは動き始めた。友達と話すもの魔法を使い続けるものとそれぞれだった。
どうでしたか?
今回は魔法とスキルの色々な設定、ルミニィス・クロストからの目線を書いて見ました。違和感はなかったですかね?
またブックマークしてくれてる人が増えてて嬉しかったです。
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