1/3
プロローグ~ヒキニートは死ぬと地獄に堕ちる説~
良いプロット思い付いたのでぼちぼち書いていきます
ーーー俺は死んだ
それまでずっと義務感で通っていた高校を1度だけズル休みし、
そのズル休みに味を占めてそこそこの頻度で高校を休むようになり、
休むことに抵抗のなくなった俺はいつしか高校に行かなくなり、
気づけば約2年間ほど実家でヒキニート生活を送っていた、
そんな俺、『雨宮 陽翔』(あまみや はると)は、
近所のコンビニから家に帰る途中、大型トラックに轢かれて死んだ
『轢かれそうになった子供をかばって車道に飛び出した』とか、
『俺という存在をこの世から抹消しようとした闇の組織に車道に突き飛ばされた』とか、
そんなラノベの導入みたいな話はなく、
単純に、横断歩道を渡っていたら信号無視のトラックにはねられて死んだ
そして、そんなありふれた死因でこの世を去った俺は、
剣や魔法で異形のモンスターと戦うファンタジー系の異世界に転生するでもなく、
天界に召喚され女神様に大層な使命を言い渡されるでもなく、
ごくごく普通に、驚くほど当たり前に
ーーー地獄に堕ちた
過度な期待はしないでください