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耐えの二話

お待たせ!!

途中で迷走して上手くまとまらずで気分転換に二次やってたらこっちがいつの間にか4分の3年ほどたってしまいました。

仕事が忙しいのが悪い


あ、次は加速して一人でもくもく作業は終わらせたいと思います。



自分でどんな話書いていたか覚えていないので変なことになっている可能性大です。

あれから一年が経ち、なんとか、木製の柵を制作することで、GPの温存が行えた。


そしてようやく、第二村人の追加を行えるようになったのが一年後の今日というわけだ。


ここから増えていきますように。

願いを込めて住人の追加を使用する。


苦労して貯めた100GPが一瞬で0になり、人が一人追加された。







男だった。




「望みの住人自然増加がぁぁぁぁ!!!」


また最短で100日待たなければならない。

期待していただけに、この絶望は深い。

しかし、この難易度で落ち込んでいたら滅びかねないので、頭を切り替える。

「その間、技術力の向上を目指そう。そうしよう、二人になったことで時間も空くだろうから、焼き物なんていいかもしれないな。土器だ。運良くいい土が見つかって、鉱脈があれば金属器時代の幕開けもあるかも知れない」

ポジティブ!!と謎の掛け声で気合を入れる。


「さっそく、土の採取をさせてみるかなっと。確か木の備蓄はあったはず。うん、十分だ」


確か、獣に怯えながら採取させてたな~と思い起こしながらいつもどおりに現状を維持しつつ、発展させるための試行錯誤を実行していく。


この時は、半年近く毎日土のステータスを見て、焼き物に適しているかを試し続ける日々が続くとは思っていなかった。

ひたすらに数字を見て少しでも良い変化をした方に寄せていく作業を繰り返していました。



粒子の大きさとか、構成物質の割合とか……もうお腹いっぱいです。




あらゆる場所の土を試行錯誤しつつ、わからなかったので、GPを使って情報を入手し(焼き物用粘土のつくり方70GP)あと少しで人の追加をできたのに耐え切れずに使用してい待ったことに後悔をして……そして、最初の村人がついに焼き物を焼き上げた。形状は作りやすい板状のレンガだ。とは言っても完全に板なんだけど、問題の強度の方は、火力足りなく技術も足りないため、歪んでいてボロボロである。

だけど、まあ……なんとか第一号の作成ができた。ここからどんどん改良を重ねていこう。


GPも80程溜まっているから人が増えるのも近い………なんだか先が見えてきたぞ。


二人には今回作ったのを参考にもっと良いものをと命令して、僕は目を覚ます。



「よく考えたら現実では半年って、常に最高倍速だと向こうで五年じゃ………

げげ、最初の人類の年齢が……35歳か、この環境だともう立派な年寄りかも……」


栄養バランスなんて言葉はない、ただ生きるために食べるだけだ。

道具はまだ石器、あと少しで土器も追加といったところ。


「もしかしたら、逆に寿命が長い可能性も……いや、やっぱり可能性は薄いな」




それから、満足な土器が完成したのは現実で二ヶ月後、内部時間で一年後の話であった。


住人の方は………また男が追加され、竪穴式の住居が追加された。(自然発生)



ちなみに現実では二歳と半年になって僕は、ようやく外へ散歩に連れて行ってもらえるようになった。

といっても大半がおんぶか抱っこである。

自由に歩き回れる訳なんてなかった。

そして外の様子はなんというか、緑が多い。空を見上げれば(おんぶされているときは基本的に空か母の背中しか見えない)視界の端に必ず緑が見える。


というよりも、村の家は大体大きな樹が近くにある。


と、思ったら樹が家にめり込んで……違う、家が、樹のある所に建てられているんだ。


「ママーなんでおうちにきがはえているの?」

「いい質問ね、ドミトリー。あの樹が家に安全をもたらすと言い伝えられているからよ。それにね、あの樹がまだ細い間にに家を立てておくと、成長して家を支える大きな柱になってくれるのよ」

五年も成長すると、周りの床や天井と同化するように太く成長して……と手振り身振りで教えてくれる。

「他にも色々といいところがあるの。だから、ここらへんではみんな、あの樹を将来家を建てる場所に生まれた時に植えるの、そうすると、もう大人だよって時には家を建てるのに丁度いい大きさになるのよ」


固有魔法によって精神年齢の底上げがなければ理解できなかったかもしれない。

なるほど、そういう理由が………


「そして何よりも、あるところまで育つと決まった場所に穴を開けたら、水が出るのよ、井戸まで行く必要が無くなるの」

樹もそこまで育つと丈夫で、ある程度傷を付けても大丈夫なの、とやや興奮ぎみで語る母。

「お母さんはね、村の外から嫁いできたの、そこじゃこんな樹は無くてねー水の用意だけで結構な時間がかかっていたのよ」

ここら辺いったいは水も豊富で都会じゃ面倒が多かった水浴びや湯あみもずいぶん楽にできるわ、とうっとりしながら語る母。


そして、聞いても居ないのに僕を座らせ正面にお母さんも座って語り出す。


「あの人は田舎だから私には合わないって言っていたんだけど、私は一緒に居られれば良いって駆け落ちしたの、そしたらまさか、良い意味で期待を裏切られたのよ。私も慣れないながら農作業を行う覚悟でいたんだけど、水源豊かで私に出来る仕事もあって、皆親切で、あの人はあっちに居たときよりも生き生きとしていて…………

…………………………………………

……………………………………………

…………夜の方も激しくて、もう私どうにかなっちゃってるの、それでね……」


ノロケ話が始まって、随分と時間が経過しました。

僕は話半分に魔法を使っていろいろ開拓について考えていました。

それでもまだまだ話は終わりそうにありません。


(あ、煉瓦完成したんだ。最高使用温度は……200度まだまだ低い、というよりも低すぎないか?)

(お、指示通り、レンガで竈を作ったな、簡単な料理でも教えてみるか)

(狼相手に一匹三人でなんとか対応できるようになったか……でも狼は最低でも3匹からなんだよなぁ)

(狼と戦っての怪我は……よかった、木の棒が盾になって軽傷で済んでる、でも注意しないと下手すると傷が化膿するかも)

(石斧だとやっぱり木を切り倒せないから倒木とか使っているせいで、竪穴式住居の支柱の強度がちょっと不安だな……三人で運べる木だからちょっと細い気もするな)


「ドミトリー、聴いてる?」

「あ、うん」

「うーん、やっぱりちょっと難しかったかな?」

ほとんどがノロケ話だったのですが、使えそうなのはその樹の話と、お母さんがどうやら都会出身であろうことだけですが。


その後、僕は家の中の一室で自由時間を獲得した。


背が低くて身体能力もよちよち歩きが限界だから、扉を開けることができないため部屋から出られないわけですがね。


そこで、やっぱり魔法の研究だ、GPを使ってできることの確認作業。

使いそうなものの確認を行う。


まずなんといっても住人の追加、100GP。

男三人で最速だと現実で二年以内に一人減る。早いところ男女を揃えて自然増加の目処を付けなくてはならない。

よく使っているのが、天啓5GP。

そして最近使い始めた知識の獲得、土器についての知識は70GPと格安だった。

しかし、それ以上は積算か乗算の勢いで必要ポイントが跳ね上がっている。

手が届いて鉄器のつくり方までだろう。

機械になると、一つ一つが十桁を軽く超える。

どうやっても入手不可能じゃないか、一年で480GPですよ?


次が、土地の拡大、1,000,000GPだ。高いが、どうやらこの世界は森の先がないらしい。大きくしたかったら購入必須ということだ。現在の土地では単純計算で人口四桁届かない程度の広さしかない。

森を潰してしまっても2000が良い所じゃないだろうか、潰すと木材の確保が困難になるのが問題だ。


土地の拡大からGPは毎日の自然増加以外に増やす手段がある?

現状では皆目検討もつかないが、まあ……そのうち分かるでしょ。



結局のところ、いいなと思うものは軒並み桁が違うため、現在の状況では手が届かない。


発展させてGP獲得を模索するしかないみたいだ。


そして、現実での利用方法が《召喚・取寄せ》1GP~となっていて消費にばらつきがあるが、どうやらこれは魔法内部の世界にあるものを現実に持ってこれるという能力のようだ。

まあ、今の状態だと現実の方が遥かに発展しているんだけどね。


もう一人の記憶がお母さんの魔法を見て使いたいって訴えかけてくるのは不思議だけど何となくは理解できる、便利そう。





そんなこと より かいたく だ!!



現在の状態は前述の通り

男三人で住居はGPによる小屋と木とその葉を利用したテントのようなもの

あと土器を作るための窯、道具は打製石器、時々磨製石器

障害は主に獣害、狼がほとんどで3~5匹で森からやってくる。

住居空間を囲む倒木などで作った柵のお陰で被害は抑えられているが、死と隣りあわせである。

まだ死人が出ていないのは奇跡としか言いようが無い。



あ、そうだ初期の人に名前を付けてみた。


名前:アルフレッド・アギュロス・アルファ

職業:名を与えられし一人目の人類種

性別:♂

年齢:42歳相当

知力:57

体力:247

技術:67

コスト:食料 3/日

スキル

特に意味はないけどイニシャルをAAAにしてみた。


それにしても体力247とは高いのだろうか、低いのだろうか……

一人で切り倒した木を運んでいたことから決して低いと言うことは無いだろうけど……


こんな感じで危険なときや落ち着いて余裕が出来た時に干渉して発展を促している。

幼児であるがゆえの暇が無ければ恐らく既に詰んでいただろうと容易に想像できるのが恐ろしい。

狼の撃退ですら現実での数秒の遅れが致命傷になるため、ことあるごとに数秒動きを止めるおかしな子供あるいは大人が出来上がるところであった。

もし走っていたり仕事をしている最中であれば危険だつたかもしれない。

現実を後回しにしても、仮想世界を後回しにしてもだ。

自分がけがをするか、仮想世界から人が消えるか……うん、幼児でよかった。


しかし、俺もだいぶ動けるようになってきたので急ぎ自衛が十分に出来るところまで持っていく必要がある。

外に連れ出されることも増えてきた


とりあえず住居も増やして………


[【祝】子供が生まれました]


え?


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