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異世界で神(娘)と暮らし始めて嫁探し?  作者: 超七玉
サーヤ冒険者になる、ヒロ能力に目覚める
21/47

21、庭の違和感の原因は、エルフの仕業?

21、庭の違和感の原因は、エルフの仕業?


 いやぁ、楽しかったなぁ!

 ドムさんが、俺が能力を思い通りに使えるようになった事で、あんなに喜んでくれるなんて想像も出来なかったよ

 ローズさんからは

「今後も、頻繁に顔を出さないと承知しないよ!この色男!」

 なぁんて言われちゃったよ!

 あんなに色っぽいローズさんに、そんな事言われると嬉しいよな!


 さぁ、サーヤはまっすぐ自分の部屋に行ったから

 俺は、裏庭で顔でも洗って、また、寝ながら何か作っちゃおうかなぁ


 と、裏庭に来たんだけど・・・


 庭の中央から、なぁんか、感じるんだよねぇ・・・


 顔を洗ってスッキリしてから、庭の中央に歩いていく


「うぅぅぅぅぅ」

 今夜は、家で留守番をしていたシロが、俺に気付いていないのか、庭の中央の地面に向かって小さくうなっている


 近寄ってみると、土の中から、なぁんか、違和感を感じる

 そんなに嫌な気はしないけど、ずぅっと感じていたくはないかなぁ


 シロも、気になったのか、前足で掘り始めた。


「何かあるのか?」

 シロは、"くぅぅん"と、俺の方に向いて鳴いたあと、また、地面に向かって唸りながら、土を掘る


 このまま、ほっといたら、シロが、モグラになってしまいそうなので、倉庫にあったシャベルを持ってきて、俺も掘り始めた


 何故だか、全然疲れないので、どんどん掘り続けられる


 40cmくらい掘った時だった


コッツゥゥン!!


 シャベルの先端に何か硬い物が当たった


 注意深く周りを掘り出していく・・・


 石?なのかな?


 少し掘り進むと何やら、尖った物が、丸い石の様な物の両脇から2本出てきた!


 シャベルでは、大きすぎるので、俺は閃いた


 寝る時に小さなスコップを作って、それで明日掘ることにしよう!


「シロ、今日は寝るぞ!」





 翌朝、出来上がったスコップを持って、台所に行き、昨日の残りのシチューに火をかけ

 パンを釜戸の火で焼いていく


「おはよう」

 昨日は、夜更かしさせちゃったかな、お寝坊サーヤの登場だ


「おう、おはよう

 もう少しで、パンが焼けるから座って待ってな」

「はぁい」

 シロも、眠たいのか、サーヤの足元に丸まった


 昨日、帰ってきてからの出来事を話し、ちょっと、今日は、それを掘ってみようと思う事を伝えると


「ええ?じゃぁ、ここでお店を始めてもすぐに閉まっちゃう原因って、その石なのかな?

 それじゃぁ、アタシは、クリスさんの服を着て、お礼に行ってくる!」

「分かった、じゃぁ、お金渡すから、帰りに食材や自分に必要な物を買ってきなよ」

 "うん、分かった!"と、金貨を5枚ほど渡した

 少し、多いかもしれないが、サーヤも神なんだから、その辺はしっかり出来る事だろう



 さて、食事の片付けをして、早速、俺は、裏庭の穴掘りに向かう


 明るくなって見てみたら、丸い石?は、線がいっぱい入っている

 もう、何が出てくるか分からないので、丸い物体の周囲をシャベルで円状に掘っていこうとしたら

 また、コチンっ!と、何かがシャベルが当たる!


 下に行くほど複雑かもしれない


 仕方なく最初の丸い部分の周りの土をスコップで取り除いていく


 ・・・・これ、もしかして、あたま?顔?

 とんがっていたのは、耳のようだ


 これ、異世界マンガでよく出てくるあの種族じゃねぇか?!


 顔と思われるところの周りを掘っていき土を落とす


 やばい!間違いねぇ!これ


 《エルフ》だよ!

 エルフの石像かなんかじゃね?


 これは、精巧に出来てる

 何かを叫んでいるような表情だ


 少し掘っていくと、両手を広げて何かを守ろうとしている感じにも見える

 それと・・・胸の部分に膨らみがある・・・

 エルフの女性だ!


 更に掘り進めて、腰の辺りまできたが、参ったな、ここまできて、やめられなくなったぞ

 しっかし、これ、マジで、彫ったのかな?

 生きたまま石像になったみたいなくらい精巧だぞ!

 叫ぶような顔をしてるので、口の中が見えるのだが、口の中まで、ちゃんと彫られてるぞ

 服のシワ感も半端ねぇな


「ただいまぁ

 ちゃんとクリスさんにお礼してきたよぉ!

 そしたら、スイーツのお土産貰ったよぉ!」

「あぁぁぁわりぃ!昼飯作ってなかったぁ」

 "だと思った"と、返されたので、そろそろ昼にしようと土の穴から這い上がった


 手を洗って、裏口から入ると、いい香りがした


「屋台で買っちゃったぁ

 お昼これでいいかなぁ?」

 助かるぅ⤴︎⤴︎

 あれ?この串肉、かなり大きくないか?サイコーだな!

 俺は、果実水を用意した

 このテーブル、何故か、8人掛けなんだけど、2人しかいないから、端の方に座る


「いただきます」✖️2


 バクっ!


「うめぇ!」「美味しい!」

 肉はたまらないねー!


「そうそう、土の中に何かあったの?」

「おう!凄いぞ!

 掘ったらさ、エルフの石像が出てきたんだよ

 しかも、超リアルなんだよ!」

 と、伝えると


「ええ?じゃぁ、オジサンが感じた、嫌な感じって、その石像からなのかな?

 見てみたぁい!」


 と、なったので、昼食の後、サーヤでも穴に入り易く段差を作ってあげた


「うわぁ、ホント、よく出来てるねぇ

 それにしても、何を叫んでいるんだろう?」

「サーヤもそう思うか?

 後ろの何かを庇っているようにも見えるんだよなぁ」

 まぁ、元の世界でも、色んな像があって、それぞれに物語があるからね、これも、なにかの一幕ひとまくなのかもしれない


「あっ、私、午後もクリスさんのお店のお手伝いしてくるね

 ここで、何かをするにも商人の基礎は大事だ!ってルイスさんに言われたから」

「おっおう!すげぇな!

 頼むぞ!未来の看板神娘!」

 "まかせろ!"と、胸を張るサーヤ


 

 しかし、サーヤの言う通り、嫌な感じがしてたのが、アレが元凶なのか?

 まぁ、掘って取り出してみてからだな


 まず倉庫に梯子があったから、それを穴の近くまで持ってきておく

 出れなくなったらマズイからね


 そして、ひたすら石像の周りを掘っていく


 膝くらいまで掘り進めた時だった

 石像が、ちょっとぐらついた


 このまま掘り進めたら、石像が倒れるかもしれないから、吊るか、引き摺り出すか、どうしようか考えていたら


「ヒロさぁーん!

 引越し祝いに来たよぉ!

 鍵を開けてよぉ!」

 西側の外壁を登って、アイトの声がした

 俺は梯子を引っ張り、それで這い上がった


 しかし、壁を登っちゃうって、防犯なんてものは、この世界では、関係ないのかな?w


「おお!今、入り口の鍵を開けに行くよ」

 しかし、これは、丁度いい!

 手伝いをお願いしようかな?


「親父と、ドムさんから聞いてさ、ミサがお菓子でも買って行こう!ってなってさ!」

「お引越し、おめでとうございます!」

 おっと、チームタガート総出でお出ましとは、助かるねぇ!


「みんなで来てくれたんだ

 わざわざ悪いね

 しかし、アイトなら、簡単に入ってこれただろうにw」

「いやぁ、流石に、他人ひとの家には忍び込まないし

 やれって言われても、ヒロさんに対しては、そんな事出来ないよ!」

 "またまたぁ"と、肘鉄ひじてつをしていると、ミサがキョロキョロしている

 "どうしたの?"と、尋ねると


「あっ、ルイスさんからは、同居されている方がいると聞いたので・・・」

 あぁ、サーヤの事か!

 そうだ、タガートとアイトには俺が転生してきた事は、教えていたんだった

 ドムさんから聞いてるんなら、2人は、そこまで聞いてるんだろうな

 どうしようかな・・・


「あぁ、サーヤだね」

 と、言いながら、後ろに立つ、タガートとアイトを見たら、2人とも首を横に振っていた、多分、何も伝えていないと言う事なんだろう


「故郷の幼馴染の子でさ

 震災で、両親を亡くしたから、俺が面倒見る事になっててね」

 と、ミサには説明して、タガート達を見たら、小さくグーポーズをしてくれた!

 ふぅ、辻褄は、合っているらしいな


「そっそうなんですね

 幼馴染のお子さんなんですね!」

 なっ何で、急に明るくなった?


「ドムさんから、よぉく聞いてるよ!

 アレが出来るようになったんだってな!

 ヒロは、やっぱすげぇぜ」

「うんうん、ヒロさん、サイコー!」

 うんうん、タガートくんアイトくん、褒めて褒めて褒めちぎってくれ!


「そうだ、丁度いいから、手を貸してくれよ!

 庭に石像が埋まってて、今、掘り出しててさ」

「えええ?

 いきなり、こき使われるのかよ!

 てかっ、普通、庭に石像が埋まってるワケねえじゃん」


 そんなタガート達を裏庭に案内する


「マジかよ!」

「うわ、なんか、今にも動き出しそうだね」

 タガートとアイトは、あまりの精巧さに驚いているが、ミサだけは、神妙な面持ちで石像を観察している


「ヒロさん、これって、石像じゃなくて、石化されてるんじゃないかしら?」

 石化?


 えっ?髪の毛が蛇の女の人と目が合ったらなるやつ?


 竜を倒すRPGの5作目で、主人公がボスに喰らったやつ?


 マジで存在するんだ?


「石化って、魔法?とかでなるのかな?

 解けるのかな?」

「うーん、もし、これが石化だったら、教会で、解けるかも知れないけど、でも、かなり高額のお布施を・・・」

 そうなんだ、この石のエルフ?が、石化させられているとして、治すには、お金かぁ・・・


「でも、何で石化されて、しかも埋められていたかも、気になりますね・・・」

「だな、でも、それは俺たちでは、分からないよな

 まぁ、何にしても、このままうちの庭に埋めとくのも何だし、ここまで、掘っちゃった責任もあるから、取り敢えず、引き上げるの手伝ってよ」

 "仕方ねぇなぁ!"と、タガートがゴネていたが、手伝ってくれるらしい


 結局、引っ張り出す方法をとった


 石のエルフの背中側に掘った土を使ったり、更に上の方を斜めに掘って、坂を作り

 膝から下の土を少しずつ掘って、後ろにゆっくり倒す


 石の状態だけど、やはり女性の体に触れるのは、ちょっと申し訳ないので

 ちゃんと"失礼します"と、謝ってから、腰に手を回し、一度ロープを巻き付け、脇の下で、一度、ひと結び(丸太結び)をする

 それを男達で引っ張り上げる


「せーの!」「りー!」(どこの掛け声だよ!)


 ズルズルと石像?を地表に上げていく


 大丈夫、どこも欠けたりしていないようだ


 石のエルフを取り出した後の穴は、アイトと調べたが、他には何もなさそうなので、土を戻した

 多分、ここは、柔らかくなったから、ここを中心に畑を作る事になるだろう


 石のエルフを起こすのは不安定なんで、このまま寝かしておく事にした


 まっ、せっかく来てくれた3人をいきなり重労働させちゃったから、手を洗い、お茶にする




「しかし、あれが、石化だとして、どうしたもんかなぁ?」


 俺は、昨日の夜に庭で感じた、違和感の事を3人に話しながら、ボヤいた


「じゃぁさぁ、あのエルフがさぁ、石化された状態で、なんかこう、恨みみたいなのを放出してたって事かな?」

 アイトが思いついた事を話してくれた


「実際、石化を経験された方と会った事ないから、石化の状態の時がどんな状態か分からないけど、意識があったりしたら、出来なくはないですよね」

「そうか・・・じゃぁ、石化はどうやって起きるのかなぁ?」

 ミサの感想に俺は、どんな条件下で石化するのか考えてみようと思った


「バジリスクに睨まれると石化するって、冒険者ギルドのモンスター図鑑には載っていたよね」アイト

「石化の魔法ってあったような・・・」ミサ

「呪いってのも聞いた事あるな」タガート

 3者3様の答えが返ってきたが、俺は、呪いって単語が引っかかった・・・


「もし、バジリスクって言うモンスターに石化されたら、戦闘中って事だよな?

 絶対、破壊されてると思わないか?」

 "なるほど"と、俺の推測にタガートが、同意する


 って事は、魔法か呪いだよな


「私は、神官なんで、詳しくは分かりませんが、奇跡や魔法だと、ある程度の時間が過ぎると、その効力がなくなると思うんですよねぇ・・・」

「って事は、呪いか・・・」

 俺が、採取依頼の時に、山の麓で聞こえた声の中にも、"呪い"ってワードがあったような・・・


「待て待て、ダンジョンなんかの罠でも、石化があるような事をドノバンさんに教えてもらった事があるぞ!」

 タガートが、古い記憶を思い出したようだ


「罠って言うと?」

「例えば、床や壁のどこかを押しちゃうと発動したり、宝箱と思って開けたら、罠が発動したりって感じ」

 アイトの言う通りなら、何かで発動して、石化を受けるのか・・・


「じゃぁさ、床や壁だとしても、宝箱だとしても、誰もいなくても石化になるとしたら、見る、吸う、被るとか、何かを受けないと変化は起きないよな」


 俺は、何か、矛盾を感じた

 魔法は別として、罠と呪い・・・、もしかして、同じような物なのではないか?

 例えば、バジリスクに睨まれるのと同じ事を罠や呪いという行為で実施する・・・

 でも、それなら、生きたバジリスクがそこにいなきゃいけない・・・・

 また、都合よくバジリスクが、石化をしてくれるか?


 無いよなぁ・・・

 ならば、他の・・・


「もしかして、そもそもバジリスクに睨まれたら石化するんじゃなくて、毒とか体液とかをかけられて石化するとかじゃないのかな?

 それか、他にも、石化させるための何かしらの道具があるとか?」

「ヒロさん・・・確かにそうかも

 罠で石化って、罠だからしょうがないって思うかもしれないけど、どうやって石化になるのかって考えたら、そうだよね、カラクリは作れても、石化させるには、石化させる何かが必要だもんね」

 俺の疑問をアイトが理解してくれた


 聡明なミサも、頷きながら、多分、俺の仮説を頭で整理しているようだ


 魔法があるだけで、この世界は、不思議な事ばかりだけどさ

 物事には、絶対、原因がある・・・と、俺は思う

 だから、あの石のエルフの

 石化の呪いを解く!・・・じゃなくて

 石化を治す!・・・でいいんじゃないかな?


「難しい話は、俺には、分かんねぇけど、要するに、あの石のエルフは・・・」

「治せる・・・と、思う」

 タガートの頭を掻きながらの質問に、俺は、自信なさげに答えた


 俺は、先日、イリナ達に紹介してもらった、調合師のモナから手に入れた、超回復薬の話をした


「私も、何度か回復薬を購入させてもらった事はありますが、超回復薬は知らないです」

「あぁ、モナが言うには、四肢の欠損も回復するらしいから、石化にも効くんじゃないかなぁ?」

 まったくの憶測でしかないが、四肢の欠損まで治すって事は、結構な状態も回復しちゃうって事だよね?

 だって、無い腕が元に戻るって事なんだから・・・

 石化くらい治るんじゃね?


「この後、ちょっと、超回復薬をあの石のエルフに飲ませてみようと思うんだよ」

「石に飲ますってのも変だが、今日は、用事がないから付き合うよ」

 俺の提案にタガートが、賛同してくれた


 お茶の片付けをして、みんなで裏庭に出た

 俺は、モナの超回復薬を取り出す


 俺は、"これでダメでも、絶対何とかしてみせるよ"と、石のエルフの肩にそっと左手を添えた


『優しき者、掘り出してくれただけでも感謝しますよ』


 わ!

 石のエルフさん?

 念話かな?

 って事は、意識とかはあるって事かな?

 まっ、上手くいったら本人に聞いてみよう


「いくよ!」

 誰に向けたわけではないが、掛け声をして、石のエルフの口に、超回復薬を少しずつ流し込んでいく・・・


 溢れてこないところを見ると、中に入っていってるんだと思う


 肩に添えた左手に魔力を溜めて、意味はないかもしれないが、魔力を送ってみた


 何も起こらない・・・


 ダメか・・・と、思った時だった


 石のエルフの顔の辺りから、ねずみ色の石の肌が、潮が引くように素肌の色に変化していった

 透明なのでは?と、思えるような綺麗な肌だ


「成功したのか?」

 タガートが、俺に聞いてくるが、なんて答えていいか分からない


 全身が、色彩を取り戻したエルフは、動かない


 全員が、エルフを見守る・・・


 少しエルフの胸が膨らんだかと思うと、今度は、ゆっくり元の大きさに戻る

 右手の指が、ピクリと動く、そしてゆっくりその手は持ち上がり、左肩に移動して、俺の手に重なる


「・・と、ぁつぃかなぁ・・・」

 エルフの第一声だった


「喋りました!

 大丈夫ですか?」

 ミサが、心配そうに声をかける


「はっ、俺は、魔力を止めた、もしかしたら、余計な事をしていたかもしれない」

「ぁりがとぅ・・・

 まさか、助けてくれる人があらわれるなんて・・・

 あなたの魔力・・・元気な魔力ありがとう、助かったわ」

 喋りながら、ゆっくり目を開けたエルフが、俺を見つめながら言った


「ごめん、余計だったかな

 石化の治し方が分からなかったから・・・

 どこか、痛いところや、おかしいところはあるかい?」

「ありがとう、多分、大丈夫

 ただ、長い時間動かなかったから、力の入れ方が・・・」

 素直に俺は謝罪をした、エルフは、質問に、しっかりと答えてくれた

 どうやら、一応、大丈夫そうだ


「タガート、アイト、ベッドに運ぼう!」

「おっおう!」✖️2

 なるべく揺らさないように、2階に運び、空いている部屋のベッドに寝かした


 ミサの陣頭指揮の元、エルフの看病体制に入る!


 万が一に備えて、ヒールなどの奇跡が使えるミサが、近くで看病する


 俺は、見当違いかも知れないが、モナの所に走る


 タガートには、クリスの所に、クリスとサーヤを呼びにいく、それに、先輩冒険者のルイスの知識を借りる


 アイトは、冒険者ギルドに報告に走らせた


 俺は、ダッシュでモナの店に向かう


「モナさん!ちょっといいかな?」

「なっなんだい?色男かい?一体何の騒ぎだい?」

 俺は、ドタバタとモネの店に入るなり、簡単に、説明した


「嘘だろ?いくら、私の自慢の超回復薬でも、石化には、使った事が無いから、分からなかったが、本当かい?」

「そうなの?

 間違いない、口から飲ませたら、回復したんだ!」

 "こりゃ大発明だ"と、喜ぶモナ


「それでさ、これからどうしたらいいか分からないから、モナさんなら看病とかしてもらえないかな?と相談に来たんだ」

「よし、ちょっと、調合薬を見繕って、見に行かせてもらおうかね

 何年、石化してたんだい」

「あっ!慌てて出てきたから、何も知らないんだよ」

 "まったく使えない色男だねぇ"と、愚痴りながらも、好奇心が優っているのか、無茶苦茶ニヤけている!

 俺は、モナの荷物を持って、早歩きで、家にモナと戻る



 どうやら、俺が、1番早かったようだ


「おや、ミサだったかい?

 エルフさんの容態は、どうだい?」

「お久しぶりです

 多分、問題ないかと思ったのですが、一応、精神を安定させる奇跡をしたところ、寝てしまいました

 多分、体は、疲労しているかと思います」

 "いい対応だねい"と、モナはミサを褒めた


 石化の状態でも意識があったとしたら、どれだけの時間か分からないが、身も心も疲弊するだろうな


「オジサン!どう言う事?」

 と、サーヤが、飛び込んで来て、他に人がいる事に気付き、慌てて"こんにちわ"と、お辞儀をした


「あぁ、あの後、友人のタガート達が来てくれて、一緒に掘り起こしてさ・・・

 あっそうそう、こちら、冒険者のミサさん

 ちょうど、よかった、この娘さん(こ)がサーヤだよ」

「はっ、初めまして、サーヤさん!」

 何故か、照れくさそうに、サーヤに挨拶するミサ


「初めましてサーヤです」

「おっ、サーヤ、ちょうどよかった、念の為、水と手拭てぬぐいかなんかを用意しておくれ、頭を冷やそうか?」

 "うん"と、走り出した


「ヒロ様、クリス様は、後で来るそうです

 私でよければ、何なりとお申し付けください」

「ルイスさん、ありがとう

 いきなりで、申し訳ないけど、石化から治った人とか見たことあるかな?」

 と、質問したところで、モナが、部屋が騒がしいから、ミサ以外は、1階に追い出された


 ルイスは、冒険時代を振り返ったが

「申し訳ありません

 石化された方は、何体か見た事はありますが

 回復された人は見たことありませんねぇ

 以前、ギルドでお会いしたジムさんに聞いた事があるのですが

 石化をされても、意識がある場合があり、石化されていた期間によっては、心を病んでしまう事もあるそうなので、回復されてからが大事かと・・・」

 やはりそうなのか、ならば、他に医者に近い存在が、必要かも知れない・・・しかし、調合師のモナ以外に居るかな・・・


「おい!庭で石化されたエルフが発見されたって本当なのか?

 って、アンタかい!

 ちょっと詳しく教えてくれるかい?」

 冒険者のギルドマスターが、少し取り乱しながら入ってきた


「あっどうも!

 そうなんです・・・」

 俺は、違和感を感じがした場所をほったら、石のエルフが出てきて、タガート達と掘り起こして、超回復薬で治せてしまった事を経緯と共に説明した


「おいおい、石化されたエルフが、埋まってるとか隠しているとかの噂は俺が知る限りないけどな・・・

 おっと、ルイスも居たのか!」

 ギルマスとルイスが、軽く挨拶したあと


「しかし、回復薬で石化が治るなんて、大発見でもあるし、大問題でもあるぞ!

 その回復薬は、どこで手に入れたんだ?」

 隠してもしょうがないから、2階を指差して


「今、そのエルフを看病してくれてる、調合師のモナさん」

「はっ!またアイツか!

 やってくれたな!

 今、その部屋に行っても大丈夫かい?」

 "静かに入れば大丈夫だろう"と答え、この場をルイスさんに任せて、俺はギルマスをエルフの寝ている部屋に案内した


「おいおい、モナぁ!

 新しい薬とか出来たら、俺に教えろって、何度も言っているだろうが!」

「うぅぅ、堅苦しい事言ってくれるなよぉ!

 今、気分の良くなったエルフさんにゆっくり話しを聞いているところなんだからねい」

 頭を掻きながら、モナを注意していたギルマスが、エルフが目が覚めた事を知り、モナの肩越しにエルフの顔を見てみた


「フレディ!!!」

 エルフは、布団から飛び出て、ギルマスに飛びついた!

 俺も、ミサも、モナもびっくり!


 ギルマスは、エルフに飛びつかれ、ホッペにキスをされて呆然としている


「フレディ!会いたかった!」

 エルフは、涙を流して喜んでいる!


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 いつも読んでいただきありがとうございます

 今回は、庭の違和感を調べたら、石化されたエルフ出てきて、石化を直してしまったと言うお話しです

 先週も、仕事が、めちゃくちゃ忙しくて、なかなか、書けなかったです

 ちょっと、次回は、新しいチャレンジをしようと思います

 よろしくお願いします

 ありがとうございました


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