表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界で神(娘)と暮らし始めて嫁探し?  作者: 超七玉
サーヤ冒険者になる、ヒロ能力に目覚める
19/47

19、久しぶりにアイツと夕飯!

19、久しぶりにアイツと夕飯!


 俺が、自分の能力を起きている時でも発動で切るようになってから、2日後に、カミラさんからの依頼の、柵の修繕は無事に、依頼主カミラの了承をもらって完了した

 しかし、最後の1日は、何故か、柵から山側の幹の太さが40cm級の木の間伐をさせていただいた(させられた?)んだが、初日の木こり作業の時より、数段、俺の木こり能力が上がった気がする


 今日からは、薬草採取の依頼に取り掛かりたい事をカミラに伝えたら

 カミラが絵付きの図鑑を見せてくれた

 薬草と言っても、何種類もあり、癒し草、眠り草、痺れ草などがあり、主に癒し草から作られるのが傷薬や回復薬で、その効果の違いで値段も変わるらしい


 今回は、癒し草の採取の依頼だ

 カミラに図鑑を借りて、群生場所も聞いたので、今日1日で、完了出来るだろう


 イリナとリネンも一緒に来るらしい

 薬草類は、依頼が無くても、買い取ってくれる所は多いようで、今回のカミラ案件では、稼げなかったのでw

 小銭稼ぎをするらしい

 サーヤも、お姉ちゃんが2人居ると楽しいだろう


「行ってきます」

「帰りには、顔を見せなさいよ!」

 カミラに挨拶して出発した


 タガロの村の南側から出て、すぐに東に向かう、進んでいくと、林→森林→山と、なる感じだ

 村からすぐの、この辺りは林エリアで、人の手が加わっているから、そんなに危険なモンスターは出ないらしい


 しばらく進むと、泉があり、その周辺には、草花くさばなが生い茂っている

 野生の草食動物や、小動物、鳥達もいっぱいいる


「カミラさんにこき使われた分をここで挽回するから

 イリナ!今回は、気合を入れていこ!」

「任せるですぅ!」

 最近、リネンが、俺たちの前でも、明るくしてくれている気がするな


「ねぇリネンちゃん、どっちが、多く採れるか競争しようよ」

「いいよ!でも、サーヤ、1つの場所で同じ薬草が生えてたら、必ず、1本以上は残してあげてね

 そしたら、残した薬草がまた増えるからね!

 全部採ったら、一杯取っても負けだよ!」

 リネンは、優しく、自然の大事さを教えてくれた、ありがたい事だ


「分かった、じゃぁ、ヨーイドン!」

「ワンワン」!

 シロも合図を出した!

 サーヤは、草花を1つ1つ見ては、数を数えて、リネンに言われた事を守りながら抜いている

 凄く楽しそうだ


 俺も、負けては、いられないので、周りを見始める


 ホワァンと緑色のオーラの草は・・図鑑で見ると癒し草!と、

 青色は・・・眠り草か!

 黄色が、痺れ草!

 桃色は・・・幻惑草?・・・説明欄には、乾燥させ、燃やした煙を吸うと幻惑に襲われる、中毒性があり、常習すると死に至るって・・・コレ、やばいやつじゃんか!

 まっ、何かに使えるかもしれないから採っておこう


 茶色は・・・多分、あれじゃね?・・・煙り草wこっちでもあるのね、コレは、間違いなく、高く売れるだろうね!ヨシヨシ


 紫色は、毒草?毒のある草なの?へぇぇ、分かれば怖くないな、採っておこう!


 赤っぽい紫があるなぁ・・・

毒消し草だ!コレは、重宝するだろう、色的には、危ない方かと思ったが、大事大事!採っておくよぉ!


 ん?オーラは無いが、白い綿毛の様な花?が咲いてるのが群生してるぞ・・・・これって、綿だよな?使い道ありそうだ、採っとけ採っとけ!


 なんか、面白くなって来たぞぉ!ガンガン取りまくるぜぇ!


 しばらく、採取して、軽い昼食にした、泉の水は、動物も飲んでいるので、水源が近くにあるのはありがたい


「ねぇねぇイリナちゃんは、どれくらい採れたの?」

「私が、薬草を摘もうとすると、みんな、折れちゃうんですぅ」

 見せてくれたが、間違いなく、売り物にはならない様なものばかりだった


「いいんだよ、イリナが採った薬草は、カミラさんにあげるんだから、どんな形でも気にしないの、サーヤは、どうなの?」

 恥ずかしそうに出した薬草は、サーヤが優しく摘んだのがひと目でわかるくらい綺麗にまとめられていた


「まだまだ、少ないけど、昼から頑張るもん」

「サーヤ上手だね、量より質だよ

 サーヤが摘んだ薬草は、多分高く買い取ってくれるよ」

 リネンに褒められて、サーヤは照れている


「ヒロさんは?」

 やばい、乱獲してたのがバレる!

 でも、ちゃんと、残しながら採ったからね!

 仕方なく、癒し草だけマジックバッグから出した


「うへぇ、癒し草ばかりそんなに!

 回復薬の値崩れが起きちゃうよw」

 すみませんm(._.)m

「まぁ、コレが、今回の依頼だからね」

 と、誤魔化しておく


「私は、こんな感じかな?

 まだまだ、昼からも採りまくるけどね」

 流石はリネン!サーヤよりも丁寧に摘んでいて、尚且つ、量も凄い!


 こりゃ午後からも、頑張ろう!


 昼を済まし、片付けて、午後の採取の開始だ


 俺は、まだ、誰も採取していない方に足を向け、採りながら進んで行った

 図鑑を見ながら、採っていると、染料になる花や、食用になる植物などが沢山あった

 因みに今のところ、食べれる植物は、白いオーラが出ている事に気付いた

 キノコ等も、色んな色のオーラが出て来たが、怖いので、白いオーラの物だけ採取した


 ちょっとした木も生えている、見ると実もなっているし、実の周りは白いオーラだ!食えるぞ!

 ピンポン玉くらいの実を一つ取る、かじってみたら、めちゃくちゃ酸っぱかった!

 梅かプラムかな?

 こりゃいいぞ!


「どりゃ!」と、木を蹴った!

 ドサドサドサドサ!と、実が落ちて来た!

 これは大量と、マジックバッグから、以前買った小袋を取り出して、拾いまくる


 昆虫なんかも一緒に落ちて来ていたが、ごめんな、今回は、実の方に用事があるんだ!


 薬草や食べれる植物、キノコに誘われて、無我夢中で採っていたら、時間の経つのも忘れていた

 気付いたら、サーヤ達の声が聞こえなくなっていた!


 顔を上げ周囲を見る・・・・・

 結構、太目の木が生えてるな・・・

 森林エリアに入っちまったかな?


『オイ!迷子にでもなったのか?』

「そうみたい、いい大人が、迷子に・・・ってオイ!ダイヤか!」

 つむじ風が舞ったかと思ったら、右隣に黒と灰色の何かが現れた

 雰囲気は、ダイヤだが、分かれた時と若干色が違う、首や背中に掛けての毛並みが銀髪になっている

 体格も、若干大きくなってるようだ


「なんか、雰囲気変わったんじゃないか?」

『お前が、ワレに名前をくれたからであろう、ワレは更に強くなったぞ』

「何を言ってるんだ?名前なんてあげてないし・・・あだ名程度で、ダイヤと呼んだけど・・・」

 え?あだ名のつもりが、まさかの命名になるの?でも、だからって、何で強くなるのよ?


『おう、そのダイヤが、お前がくれたワレの名であろう!

 仕方がないから、受け取ってやったわ』

 ん?なんか、喜んでるの?

 しっかし、相変わらず尊大だなw


「嫌なら、返してくれてもいいけど・・・」

『なっ、何を!

 男が1度差し出した物を下げるでないわ!』

 慌てちゃってこのぉ!


『それはそうと、お前、あの時の娘ご達と大分離れておるが、平気なのか?』

 いや、右も左も分からなくなっちゃてます・・・


「絶賛、迷子中だよ!

 ダイヤは、他の3人の場所は、分かるのか?」

『フンっ造作もないわ!

 久しぶりに鍋でも作ってくれるのであれば、教えてやってもよいぞ!』

 っかぁ!コイツ、絶対、人間の食べ物に慣れて、もう戻れないタイプだなw


「ハナから、そのつもりで来てるんだから、案内してくれよ」

『それを早く言うのだ、乗れ!』

 乗れと言いながら、待ちきれないのか、俺を甘噛みして背中に放り投げられたよ!

 と、思ったら、走り出していたって言うか、揺れも無いし、風のようだ


「ああああ、ウルフさんですぅ!」

 イリナの前で、軽く振り落とされた!

 扱いが雑だなもう!


「もう、探したんだよ!」

 サーヤに怒られてしまった


「薬草採取に夢中になっていたら、はぐれちゃっててさ

 偶然、ダイヤに会えて、連れて来てもらったんだ

 サーヤ、俺の友達のダイアウルフのダイヤだ」

「ダイヤさん、よろしくです」

 サーヤは、ビビるかと思ったら、全然平気だな


『オイ、この娘!』

「えっ?何」

 ダイヤに呼びかけられた気がした


「わぁぁ!オオカミさんは、初めてぇ!」

 と、いきなりサーヤは、ダイヤの首に飛びついた!

 ダイヤは、ビックリしている

 が、少しすると


『分かった』

 と、ダイヤの念話が聞こえた

『なにが、分かったんだ』

 と、聞き直したら


"何でもない"と、ダイヤに言われた!


 そうか、ならばいいんだが


「リネン、イリナ、薬草は、満足な分、採れたかい?

 そろそろ晩飯にしないか?」

 聞けば、大分、薬草は、採れたらしい、ダイヤに会えたので、キリもいいと言う事で、第1回薬草採取大会(仮)は、終了した


『ダイヤ!鍋をしようと思うけど・・』

『肉か?まかせろ!』

 一瞬で、ダイヤがいなくなった


 よし、肉は、ダイヤが獲ってくるだろう

「じゃぁ、鍋の準備を始めようか?」

 と、俺は、背中に背負って来た、特性、魔鉱石(紫)鍋を下ろした


「ヒロさん、具材とかは・・・・」

 ふふふ、この為に、俺は、どれだけ準備をしたと思いますか!

 DIYは好きでも、アウトドアをしない、しがないオヤジの段取りを舐めるなよ!

 レジャーシート代わりに道具屋で買った、デカい布を広げ、そこに、マジックバッグから、野菜、チーズ、ソーセージやハム、パン等と調味料を惜しげもなく広げていく


「おぉぉぉぉ!」

 女性陣から、感嘆の声が出る!


「すまないが、野菜を誰か洗ってくれるかな?」

 すると、リネンが、サーヤを誘って志願してくれた


「私は、薪を用意するですぅ」

 俺は、鍋に火を掛けられるように、焚き火の場所を作る

 そうだ、どこでも、火が焚ける場所みたいのが、キャンプ用品であったな!

 ムフフ、今の俺は、何でも作れちゃうからねぇ!作りたい物が、山ほどある・・・

 そうだった、串焼き用の串をアイトにあげちゃったんだった

 コレはイカン!と、急いで、泉の周りから、手頃な石を拾って来て、焚き火場所を作り、覚えたての能力で、串を作っていく


「洗って来たよぉ!」

 リネンとサーヤが戻って来た!

 と、同時に、


『今日は、コイツでいいか?』

 と、ダイヤが、イノシシの様な生き物を狩ってきた


「ダイヤありがとう!

 リネンお願いしていいかい?」

「うん」

 捌くのをリネンにお願いしたら


 サーヤが"手伝う"と、言い出した


 俺は、ビックリしたが、リネンは、当たり前のように教えてくれていた


 イリナも、薪や、小枝を持って来てくれて、火を着けてくれた


 さぁ、俺の鍋に、消毒がてら、まず火を入れて、熱する!

 熱した鍋に、油を垂らし、今、捌いてくれた肉を鍋底で、塩を掛けてちょっと焼く

 ちょっと火が通ったら、皿に出して、ダイヤとシロにあげる

 やはり、狩ってくれた人は、優先権があるし、シロは仔犬だから、誰からも、不平は出ない

 ここからは、イリナと捌くのを交代したリネンに任せる

 肉汁の出た鍋に、水を入れ、硬めの野菜、肉、ソーセージなどをぶち込む

 俺の用意した塩を使い、ゆっくり煮立てる

 リネンは、バッグから、何やら取り出した物を鍋に入れる


 サーヤは、見逃さないようにリネンの行動を見ては、質問している


「今日は、チーズじゃなくてもいい?

 ちょっと、違う事をしたいから」

 勿論OKだ!料理長のリネンの思ったようにやってもらう


 では、俺は俺で、手頃な暑さに切ったハムを串に刺して火に掛ける

 パンも同じように焼いていく

 用意した野菜の中から、菜葉の様な葉を、一枚食べてみる

 うん、コレならいける

 チーズを鍋に使わないと言うので、コレも使おう


 少し焼けたパンに切り身を入れて、そこに菜葉、焼けたハム、そして、チーズの断面を火にかけて、溶けたところを俺の特性スプーンですくってハムにドーン!

 塩を少しかけたら


 ハムバーガーの完成!


 まずは、ダイヤに!

 続いて、リネン、イリナ、サーヤと渡す

 シロには、ハムだけにしておく


「さぁ、鍋が出来るまでの前菜だ、食べてくれ」

 イリナとリネンは、不思議そうに、ダイヤは、疑いもせずに、サーヤは、食べた事がある様に召し上がるw


「感想をいただけるかな?」


「ウマぁい!」✖️3

『なかなか』

 その回答が来るのは、分かってたんだなコレが!


「どんどん作るから、ガンガンやってくれ!

 忘れてた、果実水もあるから、コップはあるかな?」

 追加で購入した、大きめの水筒に宿屋で買って、入れて来た、果実水をみんなのコップに注いでいく、ダイヤにもお椀に入れて提供する


「鍋も、そろそろ食べれるよ」

 俺は、かなり大きめの皿をマジックバッグから出した


「リネン、ダイヤには、これで頼む!」

「うわっ!デカっ!」

「私が、盛り付けるですぅ!」

 ダイヤの為に買って来ましたよ!大皿!


「はい!ダイヤさん、お待ちどーさまですぅ!」

『おぉ!この鎧の娘は、いつも気が利くな、いい奴だ!』

 ふん!食い物を運んでもらっただけでいい奴って、ホント変わんねえな!


 リネンの今回の鍋は、何だろう、ちょっと、味噌?の様な、醤油?の様な、何だろ、出汁みたいな、深みがある味で、美味い!


「スープは、残して欲しいな」

 ははぁん、多分、最後の〆って奴だね!

 流石!料理長!


「リネン、生タマゴもあるけど、後で一緒に入れてみる?」

「えぇ?タマゴなんてあるの?

 ヒロさん、今回、奮発しすぎだよ!

 でも、入れたい、いいの?」

 ふふふ、俺は、決して、OPが大きい人に優しいわけじゃないからね!

 仲良くしてくれる人に、優しいんだからね!


「勿論、全部使ってくれて構わないよ」

 と、生卵を10個出した


「ならなら、焼いても食べたいですぅ」

 と、小さいフライパンを出して来たイリナ!

 もう、好きにしちゃって!


 俺は、バーベキューは、会社でした記憶があるけど、こうやって外で、火を焚いて、鍋とか、キャンプとかは、こっちに来て、初めてやった

 楽しいもんだよな!

 いつかやろうとキャンプ道具を買った事はあるけど、行く前に津波に流されちゃったからなぁ

 それから、アウトドアは、一切やろうとしなかったんだ・・・


「おい、サーヤ!食べてるか?」

 と、振り向いたら、ダイヤとシロと一緒になってくつろいでいた

 ダイヤが狩ってきたイノシシみたいなモンスターの魔石を見せびらかしながら、食べている

 そういえば、アイツ神なんだよな?なんか、段々、神の面影無くなってきてる気がするな・・・

 こう見ると、デカい犬と仲のいい女の子みたいだな・・・


 そういえば、娘が犬を欲しがっていた事があったなぁ

 もう少し大きくなったら、飼おうな!って言ってたんだよなぁ・・・

 もし、買うなら、ラブラドールとか、秋田犬とかの大型犬を飼って、娘の友達にさせようとか考えてたってけなぁ

 そんな事を考えながら、リネンの鍋を食べていると


「最後は、コレ、入れるよ!」

 ん?米?もしかして米ですか?


「これって・・・」

「お米だよ、この間の依頼で行った村が、お米が名産で、結構安かったから、少し多めに買って来て、カミラさんにもあげた残りだけど、嫌いかな?」

 リネンが、残りわずかな米を出して来た

 なんて、優しいんだろう


「大好きだよ!俺の故郷も、米は作ってたから、コレが、主食だったんだよ

 でも、いいのかい?貴重じゃないのか?」

「こんなに一杯、食べさせてもらってるの申し訳ないし、みんなで食べた方が美味しいから・・・」

 なんていい子なんだ!

 ありがたく頂こう!


 鍋には、しっかりと具材の栄養素を吸っていい感じになってるスープと、クタクタに煮込まれた野菜、たっぷり火の通った小さめの肉たちw

 そこに、米を入れ、水も少し足す、塩とリネンの魔法の調味料?も入れて・・・

 蓋がない!

 仕方ない、まな板を蓋がわりに上に置いて出来上がりを待つとしよう・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


『オヌシ、なんで、娘である事を隠すのだ』

『だって、実の子供が近くに居たら、パパが好きな事出来ないでしょ!』

 ヒロ達から、少し離れた所で、ダイヤとサーヤとシロはご飯を食べている

 サーヤも、念話が出来る、が、誰にも念話が出来る事は言ってない


『人間の考える事は、よく分からんな

 しかし、アイツが悪い奴では無いのはよく知っているぞ

 ならば、娘のオヌシもいい奴なのだろうな』

『私は、ずっとママと、居られたけど、パパは1人だったから、これからは、好きにしなくちゃダメなの!

 それとダイヤさん!イリナちゃんも、リネンちゃんもいい人だからね!』

 "そのようだな"と、念願の鍋が食べれて、満足そうなダイヤ


『ワレで良ければ、何でも、手伝うぞ!

 アイツには、名をもらっておるからな、その恩は、娘のオヌシに返しても問題なかろう!』

『ありがとう

ならば、街の外にいる時は、守ってね

 あっ、イリナちゃんとリネンちゃんもだからね!』

 "分かった"と、ダイヤは、期限のないであろうサーヤからの依頼を受けた



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ぐつぐつぐつぐつぐつぐつぐつ


 鍋が煮だって来た

 始めちょろちょろ、中パッパ、赤子か泣いても、蓋とるな!

 って、ことわざがあるが、これは、ご飯を炊いているわけではないからなぁ

 リネン料理長は、まだ、動かないようだ

 イリナは、半分寝ていたが、いい匂いに釣られて、ムクリと顔を上げた


「リネン、今度この米の村を教えてもらってもいいかな?

 今度、みんなに米で、違った食べ方を見せたいからさ」

「うん分かった

 あっそうだ!

 ねぇ、リネン起きて!」

 よし、米さえ手に入れば、依頼に行く時に、弁当が持っていけるぞ!


 リネンが、イリナをゆすって起こす


「もっと食べるですぅ〜〜〜」

 イリナは、何とか目を覚ました


「ねぇ、イリナ、今度、エンバラの村に1回帰ってみようと思うんだけど・・・」

「!!!!?

 え?リネン!いいのぉ?

 私には、気を使わなくていいですぅ」

 おっ!リネンと前に話した事を行動に移すんだ

 ちょっと、後押ししちゃおうかな


「確か、その米の名産の村から近いんだろ?

 その辺りの依頼があったら、俺も行ってみようかなぁ」

「おお!ヒロさんが行くって事は、サーヤちゃんとシロとダイヤさんも行くって事ぉ?

 楽しみですぅ!行こう行こう!」

 へへ、イリナの同意は得られたかな?


「ありがとうイリナ!

 ヒロさんもありがと

 よし、街に帰ったらお土産選びしようよ」

「おお!しよぉ!しよぉ!」

 イリナは、リネンのする事に反対はないんだなwホント、素晴らしい関係だな


 「あっ、そろそろ食べれるんじゃないかな?」

 リネン料理長の合図が出たぞ!

 俺は、蓋代わりのまな板をどけて、少しかき混ぜる・・・

 うん、いい感じだぞ!

 生タマゴを入れて、軽くかき混ぜて・・・お椀に盛る


"おじや"爆誕!


 まずは、お米を出してくれた、料理長リネンとイリナに、続いて、早くしろと言わんばかりにこっちを見ている、ダイヤ、シロ、サーヤに、俺は最後と・・・

 ズズズっ!と掻き込む!


 ぐはっ熱い!でも


「サイコー」

「美味しいですぅ」

 俺とイリナの叫びを聞いて、料理長リネンの口がほころんでいる


 横を見ると、サーヤが、自分と大きな皿を持って、シロが自分の皿を加えて、おかわりをねだっている


「食うのはやっ!」

「だって、リネンちゃんの料理、美味しいんだもん」

 リネンが笑顔で、おかわりをよそり始めた


「今度は、タガート達と一緒にこんな風にやりたいな」

「あぁ、アイトくんも結構、変わった調味料を隠し持ってるんですぅ」

 おおっと、これは、いい事を聞いたぞ!

 今度、タガート達の依頼に誘ってもらおうかな?


 しばらくは談笑しながら、リネン特性"おじや"を楽しんだ

 食べ終わった後は、みんなで片付けをして、今日は、ここで、野宿をする事にした


 ダイヤが居るから、見張りの必要はないので、みんなで火を囲んで寝る事になった


 寝袋をサーヤに使わせて、俺は、道具屋で買った大布にくるまって寝よう


 そんなに寒くはないが、焚き火の暖かさは眠気を誘う





 『ね・・っち・・て・・』



 俺は、何かの夢を見ていたと思うが、それが何の夢か分からない

 どこからともなく、俺になのか、分からないが、呼びかける声?が聞こえた気がした


『・・・・ちに・て・!

 ねぇ・・こっ・・き・よ!』


 いや、夢ではない、確かに、声だか念話だかが聞こえてくる

 

 上半身だけ起き上がり、みんなを見たが、俺以外は、みんな寝ている

 ダイヤの左耳だけ、1回、ピコって立ったから、俺に気付いたのかな?でも、すぐ、耳は倒れた


 目を瞑って、さっきの呼びかけをもう一度、耳をすまして聞いてみる・・・


『・ぇ、こ・・にきて・・・』

 確かに、北東の山の方から何かしらの声か、念話が聞こえる


 俺は、気になりマジックバッグを肩に下げ、声?念話?のする方に進んでいった

 足元を見たら、いつ起き出したのか、シロがついて来ていた


 悪いが、俺には、周囲をサーチする能力なんてありゃしない、暗がりに木々の合間から差し込む月明かりだけで進むのは、非常に怖いが、さっきから、ずぅっと聞こえてくる声?念話?が、俺を読んでいる気がしてならない


 行き先が分かっているのか、俺より少し先を歩くシロの真っ白な毛が、心なしか足元を明るくしてくれているように思える


 周りが、大分、木々が増えて来た、森林エリアか?

 俺は、山に近づいているのだろうか?


 どこまでも木々が続くかと思われた時だった、一気に広い原っぱに出た

 そこは一面が月明かりで草花を照らしていて明るいくらいだ


 原っぱの向こうには、山が現れた!と言うか、急な斜面?と言うより、崖?のような感じの岩肌が見える


『・ねが・、こっ・に・て・・』

 やはり、声?念話?は、この崖の方から聞こえる

 俺は、ゆっくりと、キョロキョロ辺りを警戒しながら(出来ているかは不明)崖に近づく


『おね・い、た・けて、の・い・とい・』

 なんだ?崖の中からなのか?


 崖のふもとまで来た

 声?念話?は、足元の方から聞こえる

 シロも聞こえるのか、崖と地面の境目を掘ったりしている

 俺は、その場に伏せて、地面に耳を当ててみる


『おねが・きこ・・るんで・・だ・・んのお・たす・てのろ・・といて!』

 間違いない、誰か?なのか、何か?なのか分からないが、俺か?誰かを呼んで、助けを求めているんだ!

 しかし、どうやって?って、一体何処から助けを求めているんだ?

 全く検討がつかない!

 これは、俺だけじゃ無理だ


『誰か、分からないけど、俺は、ヒロ!

 絶対、助けるから!待ってて!』

 と、念話で伝えてみた


『あぁ、ひろ、よかった

 いつまででも、まってるから

  いつか、きっと・・・・』

 最後は、しっかりと、俺に向けての念話だった!


 いつまででも、ってのが、引っ掛かるが、俺は、この崖の下の"SOS"を絶対、救助してみせる事、また、この人だか、何だか分からない相手の声を絶対忘れまいと心に決めた!


 辺りを見ると、少し明るくなり始めている、みんなが起きたら、俺がいない事に気付いて慌ててしまうかもしれない


「シロ、帰り道は分かるかい?」

「ワン!」

 おっ、コイツ、俺の言葉を理解してるな!よし


「悪いけど、道案内してくれるか?」

「ワン!」

 と、吠えるやいなや、頼まれごとをされて嬉しかったのか、尻尾をブンブン振り撒くって走り出した!


「おいおい、追いつかないってw

 ってか、お前も、依頼を受けると嬉しいのか?」

「アゥォン!」

 ははは、こりゃいい、シロは、会話が出来るようになってたんだ

 なんか、嬉しいな


「よし、安全な道で頼むぞ」

「ワン!」



 シロは、道を間違える事なく、元の場所へ戻って来れた

 が、すでにみんなは起きていた


「サーヤが、心配要らないって言うから探さなかったけど、何処行ってたの?」

 ん?何で?少しは、心配して欲しいんだけど・・・

 まっ、揉め事にならなかったからいいか?


『何か聞こえていたが、声の主は見つかったのか?』

 やっぱり、ダイヤにはバレていたのね


『向こうに崖があったんだけど、その地中から、助けを求められたんだ

 あの山の下には何かあるのか?』

 ダイヤに聞いてみたが


『地中の事は分からん!』

 と、一蹴されてしまった


「なぁ、リネンとイリナは、あの山に何があるか知ってる?」

 リネンとイリナは顔を見合わせた


「あれ?前に言わなかった?

 あの山の北側にダンジョンの入り口があるって、でも、だからって、山のこっち側まで、ダンジョンは無いと思うんだけど・・・」

 リネンは、まさか!ってな顔で、教えてくれた


「あぁ、言ってたね

 山の反対側に入り口があるダンジョンか・・・

 そうだよね、山の反対側までダンジョンがあったら・・・大分デカい事になるもんね」

 山の裾野と同じ広さのダンジョンって・・・それに、階層になってたら・・・

 考えただけでゾッとするね

 忙ば回れ!しばらく周辺調査って感じだな・・・


 さっ、気を取り直して、朝飯は、昨日作っておいた


「さぁ、昨日の作り置きだけど、みんなこれ食べで」


"ハムバーガー"


「やった!」✖️3

 ダイヤ達には、マジックバッグに保管しておいた昨日の肉を串で焼いてあげよう!

 シロには、朝、お世話になったから、焼き加減に注意して・・と


「俺達は、依頼分の薬草は、採れたけど、リネン達はどう?」

「うん、結構採れたから、大丈夫」

 よし、今から出れば、カミラさんのところに顔を出しても、今日中にはライフィスの街に着くだろう


「では、帰るとしますか!」

「おお!」と、イリナw


 いつの間にか、サーヤは、ダイヤの背中に乗るまで仲良くなっている

 タガロまでは、ダイヤもついて来てくれるらしい


『おい、ひと晩しか、鍋を食べさせてくれぬとは、ちと寂しくないか?』

 あのいつも、尊大な態度のダイヤが、寂しそうに言ってきた


「なぁ、リネン、イリナ!

 もし、こっち方面に依頼で来る時は、またダイヤに鍋をご馳走してあげてくれないか?」

「勿論ですぅ!」

「うん、分かった

 その時は、ダイヤさん、護衛をよろしくね」

 仕方ないので、2人に声かけしたところ


『おっお前、優しいではないか?

 護衛も肉の調達も任せろと伝えといても、よっ、よいぞ!』

 ホンット、コイツ、人間の食事にハマりやがったな!


「護衛も、肉の調達も、何なら、荷物の運搬もするってさ!」

『おっ!おい!荷物の運搬は・・・』

 言いかけたダイヤに、サーヤがヘッドロック?をかまして、耳元で、何かを囁いているようだ


『なっ、鍋の為なら致し方ない・・・』

 ショボンと答えるダイヤ、何やら、サーヤに弱みでも握られてるのかな?

 ってか、会話出来てるのか?


『何だ、サーヤと会話出来るのか?』

『フンっ、黙秘だ!』

 なっなんだぁ!っくぅ!

 まっ、サーヤは神だから、念話くらい出来るんだろう


 帰ったら、俺達は、依頼の報酬があり、イリナ達は、薬草を売ってふところを温められるので、心なしか、足取りも軽い

 サーヤに至っては、ダイヤの背中で楽しそうにしている

 シロは、ダイヤの隣を意気揚々と歩いている


 昼前には、ダイヤと別れ、カミラさんちで、昼食をご馳走になった(来るのが分かっていたのかな?)

 お題は、イリナの採取した薬草、それと、サーヤも採った薬草をカミラに渡していた、カミラは嬉しかったのか、サーヤを抱きしめていた

 カミラは、サーヤに何かを手渡していた

 サーヤは、断っていたが、最後は無理矢理、背負い袋に入れられてしまった

 カミラとサキちゃんに別れを言い、その後、タガロの村を出発した


 日が傾く前には、ライフィスに到着し、そのまま、冒険者ギルドに報告に行き、報酬を山分けした

 サーヤは、"要らない"と、言ったが、タガートにも言われた

 報酬を断ったら、冒険者が成り立たない!と、受け取らせた

 すると、背負い袋から何やら取り出し


「カミラさんにお財布もらっちゃったんだぁ!

 大事に使うんだぁ」

 と、言いながら、報酬を仕舞った


「ねぇ、ヒロさん!

 私達は、このまま薬草を売りに行くけど、どうする?」

 おっと、一応商人の俺としては、物の売買も知っておきたい


「いいねぇ、一緒に行ってもいいかな?」

「勿論ですぅ」




 南外周区の西地区中通りに入り、ちょっと進んだ所にその店はあった


「こんにちわですぅ」

 と、店に入ると、独特の匂いがする店内

 至る所に、植物がある、もちろん鉢植えの物や、吊るされて乾燥している物、ぶら下がっているものには、トカゲなのか、何かの干からびた物など

 壁には、どデカい角のような物など、色んな物が所狭しと並んでいる


「おう、イリナかい、何かいい物、持って来てくれたのかい?」

「モナさん、薬草を買い取って貰えたらありがたいんだけど・・・」

 リネンが、申し訳なさそうにするところを見ると、モナと呼ばれた女性は、年配者かな?でも、声は若そうだったけど・・・


「おぉ、リネンかい

 お前の薬草を綺麗に摘んでくるからありがたいよ、高くかってあげるから持って来な」

 "やった"と、言いながら店内を進むリネンについて行く


「おぉ、新規顧客を連れて来てくれたのかい、ありがたいねぇ

 調合師を生業としているモナだよ、よろしく」

「冒険者兼商人のヒロです、って言っても、商人の資格は持ってるだけだけどね」

 言いながら、ギルドカードを見せた

 モナは、はっきり言って、若い!

大きなメガネをしていて、可愛らしい顔立ちをしている


「ほぉ、商人の資格持ちとは珍しいね」

 モナは、リネンの持ち込んだ薬草を値踏みしながら答えた


「ヒロさんは、どういったご用件だい?」

 ははは、独特な言い回しだね


「イリナ達と一緒に採取に行ってて、色んな薬草を取って来たから、見てもらいたいのと、買い取ってもらえたらありがたいかな?」

 と、言いながら、今回採取した薬草類の全種を採取した半分ずつカウンターに出してみた


「うへぇ!ヒロさん、そんなに採ったの?」

「薬草がいなくなっちゃうよぉ!」

 ごめんなさい・・・だって見えるんだもん


「ほぉ、こりゃまた、数といい、種類といい申し分ないね

 特に、これとこれはありがたいよ、今、手持ちが無かったからねぃ」

 と、煙り草と幻惑草を手に取り、ありがたやーって、額につけてた


「その煙り草や幻惑草って、やっぱり体に毒なの?」

「そうさねぇ、煙り草だけで煙りを楽しむ者が多くて需要があるが、煙を吸うって事は、体に良くはないだろうねぇ

 幻惑草は、これだけを摂取したり、煙り草と混ぜて火を着けて煙を吸ったりしたら、気分はいいだろうが、中毒性が高くて、廃人になるねぃ

 これは、ごく少量を他の薬草や回復薬などと混ぜて使うと、鎮痛剤になるし、気持ちを落ち着けるのに役立つねぃ」

 と、言いながら、モナは金貨を20枚カウンターに置いた


「こんなにいいの?」

 俺は、金貨をマジマジ見ながら言った


「色を付けたいが、商人相手なんで、適正な価格で払わせてもらうよ」

 そこは、素直に色付けてよ!って突っ込んでしまった!


「幻惑草は、他に使い道ないのかな?」

「そうさねぇ、ないねぇ

 わるーい奴らが、欲しがるから、1度でも取引すると抜け出せなくなるかもねぃ

 私は、おすすめしないよ」

 やっぱ、使うのも扱うのも常習性がある物は、怖いね


「じゃぁさ、傷薬とか回復薬って、勉強したら作れるようになれるのかな?」

「言ってくれるねぇ

 簡単に出来ちまったら、私らは、飯の食い上げになっちまうよ」

 そうだよね、うーんここは、モナに恩を売っとこう


「モナさん、まだ、薬草があるんだけど、全部出してもいいかな?」

「そうこないとねぇ

 早く出しとくれ」

 俺は、さっきとほぼ同じ量を出した


「あきれたぁ

 オジサン、いつそんなに採ったのよぉ!」

 いやホントごめんね


「これさ、買い取って貰うか、傷薬とか回復薬とか冒険に役立つ物に変えられるかな?」

 また、後で、買いに来るよりは、今、物に変えてもらった方が手っ取り早い


「ほぉ、商人のくせに、金じゃなくて物ってかい

 そうさねぇ

 傷薬10、回復薬10、超回復薬5ってとこでどうだい

 超回復薬は、私が、時間をかけて作った傑作だよ

 骨折どころか、四肢の欠損だってくっつけちまうよ!」

 へぇ、こりゃありがたい!ん?そうだ

 俺は、傷薬とか回復薬を1つずつ、イリナとリネンに渡した


「えぇ、いいんですかぁ?」

「ちょっちょっとヒロさん!こんな高価な物」

 遠慮する2人に俺は


「サーヤの友達になってくれたお礼だよ、ありがとう

 と、

サーヤも1つずつ持っといて、友達や仲間に何かあったら、躊躇なく使うんだぞ」

「わっ分かった」

 超回復薬は、無くしたら大変だから、マジックバッグに入れておく


「イリナ、リネン!あんたら、とんだ上客を連れて来たね

 こんな気前のいい男、私は初めて見たよ!

 アンタら、褒美にこれをあげるよ

 ほら、そっちのサーヤだったかい、アンタにもあげるさ」

 モナは、3人に小さな入れ物?を渡した


べにだよ!

 最近、いい染料が手に入ってね

 アンタらも年頃だろ、ちょっとくらい化粧でもしなきゃ、行き遅れちまうよ

 って、私が言う事じゃないけどね」

 イリナ達が、入れ物の蓋を開けると、いい香りがした、そして、淡いピンク色が現れた


「モナさんいいの?

 鏡は?イリナ、鏡探して!」

「こっちにあるですぅ

 サーヤちゃんも紅するですぅ!」

「えっえっ?紅って?口紅?

 きゃぁ!?した事ないよぉ!」

 店の片隅にあった小さな鏡に3人の少女?達が群がる!


「ホント、アンタ気前がいいね

 気に入ったよ

 改めて、よしなに頼むよ

 私も、何でも協力するからさ」

「ははは、美人さんには、優しくしないとね」

 美人と言われ、モナの顔が噴火した


「ばっ、バカだねぇ!

 調合に明け暮れる私を持ち上げてどうすんだよ!

 ったく、嬉しい事言ってくれるよ」

「ホントの事を言っただけなんだけどね

 でも、俺より、あの2人を優先してあげてよ

 俺の大事な、冒険者の先輩だからさ」

 "分かってるよ"と、モナはウィンクしてきた

 言葉遣いは荒いが、綺麗な女性だなぁ

 あっ!美顔の薬でも調合してるのかな?と、思わせるくらいだ、


 しばらくすると、唇を淡いピンクにした、鎧とローブとレザージャケットの3人が、投げキッスをしてきた・・・

 仕草がぎこちなく、色気のかけらも無いが、胸を撃ち抜かれた素振りだけはしておいたw


 俺は、また1人素敵な知り合いが出来たようだ


 お礼を言って、店を出た

 イリナ達とは、ここで別れ、俺たちは、宿に足を向けた


「良かったな、サーヤ!

 化粧道具なんてもらっちゃって」

「うっうん、なんか、ちょつぴり恥ずかしいかも・・・

 ねぇ、また、今度、採取の依頼行こうよ!

 採取なら、アタシ、ガンガン行けそうだもん」

 そうだよな、まずは、簡単な依頼からこなしていかないとなぁ

 グーサインをした


 これからは、サーヤとの生活をしていかなきゃ行けないんだもんな

 まぁ、保護者ってか、神様を保護するっておかしいけど、周りから見たら、俺が保護者だもんな、しっかりやっていこう


 さぁ、初めての野外の依頼も終わったし、帰って、飯食って、バンバン作るぞぉ!


「さぁ、晩飯行くぞサーヤ!」

「うん!」

いつも読んでいただきありがとうございます

今回は、今後の展開の伏線も入れさせてもらったので、ちょっと長くなってしまいました

良い週末を!

ありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ