16、街の外での依頼を受けたよ
16、街の外での依頼を受けたよ
どこにでもある農村、それが、私とイリナが育った村
小さい時から、家族の手伝いで畑仕事や家畜の世話をしては、幼馴染のイリナと毎日の様に遊んでいたんだ
でも、ある日、イリナのお父さんが、畑仕事の帰りに笠藪から出て来た1匹のゴブリンを桑で倒した事があって、調査と討伐の為に街の冒険者ギルドに依頼をした時に来てくれたのが、ドノバンさんとカミラさんだったんだ
初めて見た冒険者が珍しくて、宿泊していた村長の家にイリナと毎晩遊びに行っていたなぁ
カミラさんは優しいお姉さん(その時はね!)で、いつも、色んな街の話や、魔法の話をしてくれた
イリナは、ドノバンさんのモンスターとの戦いの話や武器の話に目を輝かせていたな
イリナは、もうあの時には、今のスタイルに決まっていたんだ、多分ね
イリナが12歳になった時、"冒険者になろ?"って、言った時
"おう、なろうなろう!"って、右手を挙げて喜んでくれて嬉しかった
街に来て、冒険者になって、カミラさん達に会えて、色んな事を教えてもらった
まだ、何にも恩返しが出来てないから、昨日、ヒロさんに、カミラさんの依頼に誘われて、とても嬉しかった
多分、イリナと2人だったら、修繕の依頼は受けなかったと思う
だから、体力に自信は無いけど、今回は、いっぱい、いっぱい頑張るんだ!
「おはよう!
待たせちゃったか?」
「おはようございます!」
冒険者ギルドに入ったら、もう、リネンとイリナは、テーブルに座っていた
「おはようですぅ!」
「ヒロさん、サーヤおはよう!」
いいねぇ、朝から、若い娘と、元気に挨拶できるなんて、なんて気分がいいんだろう
「朝から、こいつをどうやって持ち運ぶか悩んじゃって、ちょっと手間取っちゃった」
俺が、昨夜、寝ながら作る物に選んだのは・・・
ジャシャーン!
"鍋"!しかも、デカい!
マジックバッグの大きさを超えていた為、しまう事が出来なかったんだ
仕方なく、リュックに結べる様にするのに時間が掛かってしまった
「うわ、デカ!」
リネンが、珍しくて驚いてくれた
「ほら、アイツ、君達が作ってくれた鍋を美味い美味いって、言ってただろ?
だから、昨日、帰りに食材や調味料も結構買ったから、食べさせようと思ってね」
「それ、いい考えですぅ!」
今回は、鍋を背負ってないイリナが喜んでくれた
「じゃぁ、出発しようか?」
さぁ、初めての街の外の依頼に出発だ
なんだろう、ワクワクして来たし!
もう、仲良しの3人は、サーヤを真ん中に、キャピキャピはしゃぎながら歩いている
シロも、サーヤの足元を尻尾をフリフリ歩いていて、俺は、後ろから、保護者の様に着いて行く感じになっている
門を出る時は、みんなで衛兵さんにギルドカードを見せて
「行ってきます」と、挨拶した
初めて、ライフィスの街に来た時とは逆の風景も、なかなかいいもんだ
道の両脇は農作業をする人達が、チラホラ見かけられる
タガロの村までは、少し道が起伏するが、ほとんどまっすぐ南西に続いていて、見晴らしもいいので、モンスター等はほとんど出現しないらしい
今回俺は、タガロの村の依頼だけではなく、ついでに薬草採取の依頼も受けておいた
こっちは、期限も長いし、現地に依頼者も居ないから、ギルドの図鑑で見て覚えた薬草を取って来て、ギルドに納品して終了になる
せっかく外に出るんだから、効率良くいこうかなぁと思ってね
しばらく歩いて、後ろのライフィスの街も、小さくなって来た頃、リネンが近づいて来た
「ヒロさん、依頼受けてくれてありがとう」
「どうしたの急に?」
いきなり依頼を受けた事にお礼を言われてしまった
リネンは軽く首を振りながら
「うんうん、カミラさんの依頼、私とイリナだけだったら、受けなかったと思うから
修繕とか苦手だから・・・」
そりゃそうだ、女性だったら体力仕事は敬遠するよね
「なぁんだ、そんな事か!
気にする事ないよ、向き不向きがあるし
なんなら、受けたい依頼があっても、リネン達では出来なくても、俺に出来そうだったら、誘ってくれればいいし!」
「分かった、今度からそうする」
照れてるのか、少し下を向きながら、了承してくれた
そうだ、タガロまでは、まだまだ、掛かるし、リネンに質問しちゃおう
「なぁリネン、魔法について聞いていいかな?」
「えっ?ヒロさん、魔法に興味あるの?」
いやいや違う違うそうじゃない!
「いや、なんて言うか、まだ、見た事ないんだけど、リネンが魔法を放つ?打つ?時って、どうやってるのかなぁと思ってね」
小首を傾げて
「イメージ?かなぁ
体の中の魔力を1つにまとめて、というか、練ってまとめる感じ?
それを手に集めて、炎系の魔法であれば、集めた魔力を炎の様に変化?燃やす?
そして、しっかりと炎のイメージが出来たら、解き放ちたい形にイメージして
手の平から放ったり、杖を使って放つ感じかな?」
これまた、ミサの時と同じ感じで、イメージときましたか
「じゃぁさ、呪文みたいな詠唱はないのかな?」
ミサの時と同じ質問をしてみた
「魔導書とかを読んで、魔法を覚えると、基本の詠唱があるかな
その詠唱を呟きながら行うとイメージしやすいけど
でも、詠唱に自分のイメージが間に合わないと、何度も、同じ詠唱を続ける感じになっちゃうかなぁ
だから、私は、カミラさんに教わった、イメージを作る方法で魔法を放ってるかなぁ?」
そうなのかぁ、イメージして魔力を練るって、俺のスキルも魔力が関係があるのかなぁ・・・
ちょっと考えてると
「ヒロさんも、魔法を覚えたいの?」
と、聞かれたので、自分のスキルだと思う、この寝ながら鉱石を加工出来ちゃう事、ミサにも聞いて、声を出して念じてみた事などを一通り話した
「うへぇ、そんなの聞いた事ないよ
魔力とか使ってたら、魔法を放つ時と同じイメージで良さそうだし
寝ながら出来ちゃうって言うのは、念じて出来ちゃうのかなぁ
でも、それを使いこなせたら、なんか凄いんじゃないかな?」
リネンも、一緒になって考えてくれた
また、ドムさんと同じ様に、このスキル?は、使いこなせたら凄いと思ってくれた
「そうなんだよ、これが、自在に使えたら、色々試したい事とか、作りたい物があるんだよね」
そうなんだ、俺にはまず、リリスのチャックに変わるものを考えないといけないんだ!これが、えげつなく難しいと思うんだよねぇ
「ならさ、今回の依頼主のカミラさんにも聞いてみたらいいかも
あの人の魔力の練り具合ったら、引いちゃうくらい凄いから、何か分かるかも知れないよ」
おっ!それは、いいかも知れない!
「でも、かなりのスパルタだよ」
リネンの声が急に低くなり、顔面蒼白に思えるくらい暗い顔で言うもんだから、俺は、身震いしちゃったよ
「何をコソコソ話してるのだぁ!」
「そうだよ、リネンちゃんを独り占めはダメだよ!」
「ワン!」
あらら、独り占めとかじゃないんだけど、先行く2人と1匹から、少し遅れてしまっていた
"ごめんごめん"と、早歩きで後を追う
この辺は、危険がないからと、気も緩みがちで、楽しくハイキング気分で歩いていく
行き交う人達と笑顔で挨拶したりするのも、楽しいもんだね
少し離れた丘の上から、睨みつける視線を冒険者一行は気付かない・・・
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昼前くらいだろうか、やっとタガロの村が見えてきた
タガロの村は、宿屋はあるが、ここを通る者が、必ずここで宿泊するわけではない
ライフィスから南に向かう者は、タガロに寄らず、もう半日分距離を稼ぎ、まだ比較的安全圏である、安全な所で野宿をしたりする
また、ライフィスに来る者も、残り半日位で街に着くのに、わざわざわ、手前で宿泊したりしないのだ
なので、タガロの村は、宿場村ではない
以前は、織物が盛んで、ライフィスに生地を卸して、景気が良い時もあったそうだ
そんなタガロも今では、ライフィスの郊外に点在する他の村と同じ様に、農業や酪農で成り立っている
「ねぇねぇ、イリナちゃん、リネンちゃん、カミラさんってどんな人?」
サーヤが2人のお姉ちゃんに聞いている
「凄く優しいですぅ」
「ドノバンさんの10倍怖い!」
イリナとリネンの違いが凄すぎる
「笑顔で、何もしなかったら最高に素敵なんだけどね・・・」
どうやら、弟子の理念には、相当厳しいんだろうな
「そっそうなの?」
フムフムと、サーヤが何やら思案顔をしている
そうこうしていたら、タガロの入り口にやってきた
村に入って少しすると、左側にタガロの村唯一の宿屋がある
しかしそこは素通りして村中央の広場を左に折れた
まっすぐな道は、しばらく進むと傾斜し始め、ちょっとした高台に家がポツンと立っていた
裏庭は広く、四方を頑丈な木の柵で覆われていて、その柵の向こうは、山へと続いている
「実はね、あの山の向こうにダンジョンの入り口が、あるんですぅ」
「もう少し、強くなったら行ってみたいね」
ダンジョン!キタァ!やっぱりあるんだね!
2人は、行きたいんだね!
いや!でも、俺には、縁のない所だと思う・・・
でも、行きたいか、行きたくないかで言ったら、いつかは、行ってみたいな
「そこは、凄いダンジョンなの?」
「うん、50年くらい前に突然入り口が出現したらしいの
これまで、色んな冒険者が挑んでて、結構探索され尽くしてるんだけど、いまだにモンスターが湧いて出るんで、入り口の周辺には、冒険者を相手に商売をする人達が集まって、いつのまにか、なかなかの大きさの集落が出来てるらしいよ」
すげぇ!リネンの話を聞いてたら、行きたくなっちゃうじゃんかぁ!
「オジサンは、まだまだ、ダメだし
弱いくせに、行くってなったら、アタシはクリスさんのお手伝いで残るからね!」
サーヤは、手厳しいな!
でも、そうだよな、まともに戦闘も出来ない俺なんかが、望める場所ではないだろうな
「でも、カミラさんの前では、この話はしないでね
ドノバンさんは、そのダンジョンに挑んで、その時の仲間全員が、いまだに、ダンジョンから出てきてないんだ」
ん?確か、半年くらい前じゃなかったっけ?
「師匠は、死んでないですぅ!
あの人が、簡単にやられるわけないのですぅ!
だから、カミラさんも、ここで、帰りを待ってるんですぅ!」
そうなのか!
いや、そうなんだろう、何かしらのアクシデントで出てこれないんだろうな・・・多分・・・
「分かった、ダンジョンの話はしないように気を付ける」
「ただいまですぅ!」
イリナは、依頼主の家の前で、大声を出した!
「イリナかい?
今、手が離せないんだ、勝手に入っていいよ
サキ、鎧のお姉ちゃんが来たから連れてきて!」
「はぁいぃ!」
ドタバタと、駆け足の音がしてきた
「うわぁぁぉ!たくさん!
おかーさん!たくさんだよぉ!たくさんだよぉ!」
サキと呼ばれた子が、玄関に来て、俺たちを見て、びっくりして戻って行った
「まったく、どうしたんだい?
あれ?イリナだけじゃなかったんだ
ごめんなさいね
どちら様で?」
「冒険者ギルドから、依頼を受けて来たヒロです」
「サーヤです」
と、名乗って、依頼書を見せた
「あら、来てくれたんですね
ありがとう
でも、どうして、イリナ達まで・・・」
「こないだ話したでしょ
護衛の依頼中にゴブリンに襲われた時に助けてくれたのが、このヒロさんなの」
リネンが俺の事をちょっとぶっきらぼうな感じで、カミラさんに紹介してくれた
すると、カミラが、さっきまでの雰囲気と変わって、俺に向き直ったと思ったら、急にお辞儀をして
「イリナと半人前のリネンを救ってくれて、本当にありがとうございます」
「いやいやいや、カミラさんやめてください
近くを通りかかって、何も考えずに飛び込んで、偶然上手くいっただけなんで・・・」
もう、自分の後先考えなかった行動が、ほんと恥ずかしい
「あっそうだ!
ちょうど、今、昼ご飯を作っていたんだけど、少し時間を貰えれば、人数分に増やせるから
お礼と言っちゃなんだけど、ヒロさん、サーヤちゃん、食べてください
多分、まっすぐここに来たんだろうし」
"やったぁ!"と、喜ぶイリナ
「あなた達は、オマケだからね!」
と、人差し指を立てて、左右に振った
ドノバンさん含めて3人暮らしのはずなのに、テーブルは、8人くらい座れるような大きさだった
「ごめんなさいね
冒険者だったから、いつ大勢で集まってもいいようにしといたんだ
さあ、2人も手伝って」
"はぁい"1人は喜んで(イリナ)
"うへ"1人は、嫌々(リネン)、手伝い始めて
「アタシも手伝いたいです」
サーヤも混ざって手伝い始めた
「サキもぉ!」
と、全員手伝い始めてしまった
「じゃぁ、俺も・・・・」
と、言いかけたら
『座ってなさい!』と、4人それぞれが、手に持つ料理道具を剣の様に俺に向けてきた
ホントにすぐに、人数分の料理が揃い、みんなで、雑談しながら食べ始めた
「じゃぁ、ヒロさんより、そのダイヤウルフのおかげって事なの?」
「そうなんだ!
だから、リネンもイリナも、もう、恩を感じることはないからね」
しかし、イリナもリネンも、そもそも、ヒロさんが来てくれた事が、奇跡と思ってるらしく
「ヒロさんが、いなかったら、ウルフさんすら来なかったですぅ」ムシャムシャ・・・
「うんうん」ムシャムシャ・・
食べるか褒めるかどっちかにしてくれムシャムシャ・・・
「ヒロさんとサーヤちゃんは、親子なのかしら?」
「いや、ちょっと訳あり同居人で・・・」
まさか、転生をした神と暮らしてるとは言えないので
テンプレ幼馴染の娘ストーリーをサーヤと2人で話した
「へぇ、珍しいのね」
何か、引っかかるような感じだったが、納得してくれたようだ
「ところで、カミラさん、依頼は、柵の修繕でいいのかな?
結構、時間がかかりそうだけど・・・」
俺は、話題を変えようと、きた時に見て、柵が多かったので、確認してみると
「えぇ、何日かかっても大丈夫、急がないから
それと、部屋はあるから、誰か、手伝ってくれれば、ベッドの用意は出来るから、好きなだけ止まってくれてかまわないし
あっ、サーヤちゃんは、ヒロさんと一緒の部屋でいい?」
「うん、大丈夫!」
おっ!良かった!これなら、気の済むまで依頼に専念出来るぞ
「あと、一応、4人で依頼を受けたんで、人手は多いから、何でも、頼んでもらって大丈夫ですよ」
一瞬、カミラさんの目が光った様に思えるのと、リネンの手が止まった気がした
「うちを囲んでる柵の点検と補修で依頼したんだけど・・・
物干し台とか、色々見てもらっちゃおうかなぁ」
"ブッ"リネンが、ちょっと吹いた気がした
「そうこなくっちゃ!・・
で、柵の材料は?」
と、俺が聞くと
「納屋にロープとノコギリと、斧はあるから・・」
と、カミラに言われ、リネンが、"やっぱり"と言わんばかりに、手で顔を覆った・・・
これが、スパルタの由縁か?
いや、これでいい、気兼ねされるより厚かましくしてもらった方が、こちらもやり易い
そろそろ、始めようかと思ったときに、俺は、いい事を思いついた
「サキちゃん、コレ、いるかな?」
マジックバッグから、リリスに作ってもらった、人形を一つ取り出した
「あぁぁぁ、お人形さんだぁ!」
メッチャクチャ目がキラキラしている
"あげる"と、渡したら
サキちゃんは大喜び!
「あら、ヒロさんいいの?」
「ご飯のお礼と言うことでw」
カミラさんも、喜んでくれたみたいだ
何故か、イリナが"いいなぁ"と、拗ねている
そんなイリナをよそに
「じゃぁ、そろそろ始めようか
えぇっと、分担は・・・」
作業分担は、俺が、材料調達(木の伐採)
イリナが、カミラさんを手伝って、ベッドの用意、終わったら、俺と合流
リネンとサーヤとシロは、まず、柵を見て周り、修繕が必要な場所に、紐を括り付けておいてもらう事にした
こちらも、終わったら、俺に合流してもらう
材料から、段取りって、斧なんて使ったことはない!
俺に、木なんて切れるのか分からないが、やった事ないから、逆に楽しみしかない
柵を遠目で一周見渡して、木の侵食が近くまで来ている所に向かう
最初は、太さ15〜20cmくらいの木を切っていこうと思う
太さ15cmといっても、高さは、6〜8mはある
多分、まっすぐ上にむかって伸びる杉系だろう
最初、ノコギリだけで試みたが、途中で、ノコが喰われ(挟まり)そうだったので方法を変える
まずは、倒したい方向側の根元の方に、斧をV時に叩き入れていく
難しいかなと思ったら、何故か、狙った所に斧が刺さる?当たる?
まさか、こんな所で、DIY的なスキルが出てるのかな?
木の太さの半分手前まで入れ込んだら
今度は、反対側をノコギリで切っていく、あまり深くまで切り込んでいくと、ノコギリが挟まれちゃうんで気をつけながら・・・
そして、ノコギリで入れた切り口に斧の先端をハンマーで叩き入れていく!
本当なら、ここは、ウェッジがいいんだけど、無いので、今晩作ってみようと思う
ウェッジってのは、前職で使ってたんだけど、楔?の傾斜が緩めの隙間を開いていくのに使われる道具ね!
ガンガン斧を叩き入れていくと
ミシっ!ミシっ!ミシミシミシっ!
と、徐々に最初に斧をV時に入れていった方に、木が傾いていく
「倒れるぞぉー」
ハハハ、誰もいないのに、花火の"たまやー"的に、叫んでみた
ズズズっ!
バリバリバリっ
ズジャガンボヨン!
すごい!結構テキトーにやったのに、木と木の間に倒れてくれたよ!
俺、結構上手いんじゃね?
味をしめて、どんどう倒していく、切り分けるのは後にする
10本ほど切ったが、全然疲れない!
楽しくなってきて、次の木に斧を振っていたら
「ヒロさん、斧を振るのに魔力を使ってるの?」
と、いつの間にか、後ろにいたリネンに話しかけられた
「わっ、びっくりしたぁ!
えっ?何?俺が、魔力を使ってたって?
まさかぁw
あれ?サーヤは?」
何故か、リネンとシロしかいなかった
サーヤは、イリナの方の応援に回ったそうだ
いやしかし、俺が魔力っておかしいだろ
「ヒロさんもう1回、斧を振ってよ」
言われるままに、じぃっと見つめるリネンの目線を気にしつつ、斧を振ってみた
「僅かだけど、全身から、魔力を感じるよ」
俺、こっちに来て、まだ、10日余りだけど、魔力とか体にあるの?
「そのせいなのかな?全然疲れないんだけど」
「え?魔力使ってるから、体力が減らないとかかな?
分からない、後で、カミラさんに聞いてみようよっ!
あっ、そうだった!
ヒロさん、私達・・・
カミラさんにはめられたよ!」
ええええええええええ?!
いつも、読んでいただきありがとうございます
嫁、探してねえじゃねえか!とか、言わないでくださいね
ぼちぼちと、進めていきたいと思ってますので、よろしくお願いします
ありがとうございました




