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虐められる少女

恋愛話はフィクションですが、アスペルガーの中年男の人生がモデルになってます。


「しらけ~、しらけ~、しらけ~」「しらけ~」愛菜が言うとピタとそこでしらけが止まるのである。

本人的には虐めてるつもりはなかったのかも知れないが愛菜にとっては虐めであるので文句言う。

まあ私もバカだから虐められてるのかなとはこの時点では思わなかったが孤独であったのだ。

まあお喋りは男女問わずに嫌われた時代だったから私が喋り過ぎるのも原因なのかもしれないが。

だが100歩譲って原因は私にあるとしてもそれが虐められて当然と言う事になるのか?

「うわ~ん」愛菜はたまらず泣き出すのだが、いい気味だと思ってるのか止めに入ろうとしない。

虐めっ子から庇ったら今度はその人が虐めの対象になるからだが男の虐めは怖いのである。

昭和60年位ってまだ田舎の学校とかなら番長(ヤンキーの親分)やスケ番(女性のヤンキーのボス)とかがまだいた時代であり、番長グループの命令は絶対だったのだが、愛菜は良く分かっていなかった。

アスペルガーだからなのかは知らんが、当時は法も秩序も信じていたし世界は残酷だとは思わない。

ただ日本でアスペルガーの人が住むのはかなりハードルが高いし理解者も少ないのである。

しかも俺に対してはアスペルガーで、アスペルガーを矯正するのは不可能だと言う裁判所の判例も出ているのに、愛菜に関しては口頭で説得するか怒り出すだけなのである。

その割にこっちが反撃すると馬鹿がまた暴れてるとなり滅茶苦茶に怒られる。

愛菜とは別の人を虐めっ子が虐めていたからそう言うもんかと小学生なので思い仲間に加わったら虐めを見て見ぬふりをしていた女子共が虐めは良くないと愛菜に注意し始めたのだ・・・。

おい。さっきまで虐めっ子が集団で虐めてたのお前ら黙って見ていたじゃないかと思うのだが。

でも社会の上下関係ってそう言うものなのかなぁと思うが何故愛菜にだけ聖者みたいなことを要求する?

私だって人間だから偏見だってあるし、場に流されて虐めた事はある。あるけどさぁ。

それ虐めっ子に言わないで弱そうな愛菜に言うなんて根性腐ってると思うのだがどうなんだろ?

私だって2面性のある女の子だから弱い男は虐めてみたいとは思うし可哀想だと思うのも私の心だ。

「お前が悪い」愛菜地声でかいし、脅迫してるように聞こえるらしく何があっても愛菜が悪くされる。

「私悪くない」と幾ら言っても教師を怒らせたら私が悪いと言う事になってしまうのだ。

教師までぐるになって愛菜暗殺計画とか披露していたから私もバカなので続きが気になってその教師に問い合わせた位だが、だんだん面倒臭くなってきたらしく最後には無視されていたなぁ。

「そりゃアンタが悪いよ」友達でも庇ってくれる人はいなく、暇さえあれば駄文を書いてる毎日である。

「ブロック細工の芸術家になりたいけどそんなプロ流石に居ないだろうからな」と思っていた。

玩具のブロックの芸術家っているらしいが、それに気付いた時はもう遅かったのだ。

「夢みたいな事言ってないで勉強しなさい」などとお決まりの台詞を吐く親だが勉強は嫌いだ。

楽しくないからであるが、楽しくなくても将来の為に勉強しないといけないのだろうか?

まあ私は小説家になりたいのだし国語の勉強はしないといけないのだが、分からないよなぁ。

「愛菜さん。俺と付き合ってくれませんか?虐めっ子対策は俺に任せてくれれば半分は排除します」

愛菜は見た目は美少女だから告白する奴もいたが、こいつも私の顔目当てなのだろうか?

「いえ虐められてる愛菜さんが愛おしくて目で追ってたんですよ。何時か告白しようと思って」

「何の罰ゲームなのよ?私を好きになる男の子なんている筈が無いじゃん」と拒絶する愛菜だ。

「体目当てなら結構いると思うがな。どうだ?付き合ってくれたら虐めっ子は撃退するから」

「まあ虐めさえ無くしてくれるなら良いんだけど私も癇癪持ちだから面倒臭いと思うよ?」

「まあ愛菜さんが興す問題にまでは干渉出来ませんけど、出来る限り未然に防がせてもらう」

どうだ?悪い条件ではないだろうと愛菜に同盟を持ち掛けたが、愛菜も打算で同意するのだ。

「ふふっ。ボディガードの名目で明日から一緒に登校できるぜ。楽しみだなぁ。勉強も教えてやるよ」

「で?貴方名前は」「匠だ。同じ中学行けるように、親に頼んで造花作りのアルバイトしよう」

こいつ私立校に通うつもりなのかと思ったが私馬鹿だし公立しか行かれないと思うなぁ。

「いや一応彼女とは結婚前提で付き合う事にしてるんだ。お金バイトで貯めないといけないんだ」

小学生でも出来るバイトなんて親に頼んで造花作りでもするしかないだろうが。

「10本位で良ければ私も手伝うよ。勉強教えて。ねえ何の為に勉強ってするのかなぁ?」

「俺に聞くな。自分で考えないといけない問題なんだ。勉強が嫌いならお前見た目は可愛いんだしパン屋の売り子とか勤まりそうだよな。就職出来なかったら、うちの親のパン屋で働くか?」

「私労働嫌いだから。それに笑顔とか苦手だから、お客さんが怖がって逃げ出すんじゃないかなぁ」

「まあそれは良い。取り合えずうちに来い。勉強を教えてやる」と言うのでパン屋の家にお邪魔した。

「えっと愛菜さんの両親ですか?勉強を見てあげたら5千円くれますか?今金欠で」

「えっとアンタうちの愛菜をたぶらかして、勉強を見る名目で私達からお金を巻き上げようと?」

「成績はアップさせますよ。評価頑張ろうが一つか2つ普通になるかも知れませんね」

愛菜は勉強嫌いだし勉強で成り上がるよりは、雑学で立場を良くして虐めを減らすのが一番だ。

「娘に変な事はしてないでしょうね?」「あははっ。流石に小学生には手は出しませんよ」

「代わって」と愛菜が匠から電話を代わると母親が苦情を言い出したが最終的には同意したのだ。

「うえ~ん。お母さんが虐めるよぅ・・・」愛菜は大泣きするが何とか宥めてジュースを持ってくる。

「良いの?」「バイト代が手に入れば何とかなる。お小・遣いは3千円だしなぁ」と言う。

「私は千円位だなぁ。勤労意欲無いから匠が養ってくれるなら専業主婦でも良いんだけどね」

それでも小説家にはなりたいが令和の時代のようになろうで投稿してアニメ化とかない時代である。

出版社に持ち込んでもあのハXー何たらの作者もその辺では苦労したらしいが。

小学生の小説家など相手にもしてもらえない時代で、愛菜もそれで親と衝突しまくった。

「まあお前がそれで良いならお前位養うけどさぁ。小説家になるなら文章の書き方勉強した方が」

「勉強嫌い。成績悪いし。虐める子がいるから友達も少ないし行動力もないトロイ女だし。もう小説書く位しか私にも出来そうな仕事が思いつかないのよ。うちは貧乏だからさぁ」

机も新しいの買ってくれと言えない雰囲気なんだよと愛菜が愚痴をこぼすが匠の貯金は3万円。

親が管理してるお金が15万円程匠の金らしいが今は昭和の末期で日本が黄金時代を迎えていた。

銀行の金利が3%もあった時代であるから、預金してるだけで4500円年に増えるのだ。

「まあ虐めっ子は俺が撃退するよ。最悪チクり魔と言われても教師に密告してやるから安心しろ」

そんな訳で取り敢えず学習用漫画を読ませる事にしたのだが匠の親はその辺話が分かるらしい。

予備知識は重要だろうと学習用漫画を大量購入して息子に読ませていたのだがそのせいか頭良い。

「読んでいていいぞ。予備知識がない奴に物を教えるには、学習用漫画一番だからな。歴史の漫画とかもあるから歴女を目指したらどうだ?」因みに昭和に歴女と言う言葉はありません。

「分からないところは俺が教えてやる。捨てずに取っておいてよかったぜ。彼女に読ませるとは」

「有難う。でもこれ光源氏計画だよね?そんなに私を手懐けて好きにさせたいの?」

取り敢えず去年のお年玉で購入した米3袋の1つを鋏で切って、ご飯を炊く事にしたのだ。

パン屋は夜の11時位までは営業してるので、ご飯は匠が作っているらしい。

「好きにさせるさ。お前は良い女だからな。美しい女と強い男に憧れるのは生物の本能だ」

ところで匠の家の近くの神社にはクワガタの森と呼ばれるクワガタの群生地があるらしいのだ。

クワガタは1匹300円位で買う昆虫ショップもあるので、子供達の資金源になっている。

「ふふっ。ちょっと遠めの昆虫ショップに500円で買ってくれる店があるんだよ。この情報他の子供達は知らない筈だから、今子供達から秘かに買い集めているんだ。でも100匹が限度だがな」

「儲かったらお前にラノベをプレゼントするよ。ラノベの雑学は覚えておいて損はないぜ」

「うわぁ本当にくれるの?良いけど楽しみだなぁ。お金儲け好きなんだ?」と聞く愛菜。

「好きって訳じゃ無い。将来はパン屋で働く事になるし経営感覚は身に着けておかないといけない」

高校位は自分の金で卒業したいが、その為には真面目に働いて軍資金を蓄えないといけないんだ。

「働き者だねぇ。造花作りやるなら手伝っても良いけど10本で飽きると思う」と言う愛菜。

「ふん。お前の様な怠け者の女の子を食わせていかないといけないなら働くしかないだろう」

「カップラーメン位なら作れるよ」と言う愛菜だが試しに造らせてみたら不味かったのである。

「なんでお湯を注ぐだけで良い筈のカップラーメンでここまで不味くなるんだ?」と匠。

「お茶くみ位出来るように特訓しよう。お茶くみで雇ってくれる会社があるかも知れない」

まあ日本の黄金時代のあの頃はお茶くみ専用の女子社員とかいたのである。

「私小説家になりたいのよ。お茶くみなんかしたくない。小説家になりたい」

「分かってるよ。だがお茶くみでも上手に出来れば褒めては貰えるぞ。一芸として身に着けておけ」

匠に説得されてその晩はお泊りデートでお茶くみの特訓を一晩中したのだ。

そして不味いお茶を飲み続けた匠は腹を壊して病院送りになり親と学校に滅茶苦茶怒られて大泣きした。

だが特訓のかいもあって、お茶くみは普通に出来るようになったので、親に披露したが虐められたのだ。

匠は架空の人物で恋愛話はフィクションです。

お茶くみは大人になってから嗜んだので不味いけど一応入れられます。

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