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白緑、オパール・グリーン

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


白緑、オパール・グリーン



淡い緑。

緑青や孔雀石を細かい粉末にすると、淡いパステル調の白っぽい緑色になります。(孔雀石は写真に掲載しています)

緑青とは、銅が酸化することで生成される青緑色の錆のこと。腐食を防ぐ効果や抗菌力があると言われています。

白緑の「白」は、淡いという意味。ふつう淡いを表現するときは、浅き・濃きが使われるそうですが、白が使われた珍しい例だそうです。

奈良時代、寺院の仏像や仏画の彩色に重用されました。当時、絵具は薬同様貴重視されていたとのこと。

Webカラーは、#d6e9ca。#cadbcfもあったのですが、より白緑らしい明るい方を選びました。


色言葉は、気品、外交、洞察力。


パステル調の上品な色なので、気品というイメージはあってるかもしれません。外交も、緑青が昔大陸から来たので、そういう意味ではイメージ通りかと。洞察力は、意外でした。キャラクターだったら、おっとりしていても見る目はあるのかもしれません。


実際の小説では、『青春』で麦や門の色で描写されています。

「麦は白緑色に煌めく上を」

「ルネッサンス式の厳めしい煉瓦門は、白緑色に塗られた鉄格子の扉と」


『竹沢先生と云ふ人』では、庭の表現に使われていました。

「白緑に露の光る庭におりて」


服の色に使われるときは、愛らしさ、優しさのある人物として描かれるようです。


孔雀石(マラカイト)の石言葉は、危険を伴う愛情、保護、病魔退散。


危険を伴う愛情とは、けっこうなネガティブワードですね。ヤンデレなのでしょうか。白緑とはずいぶんイメージが違いますね。保護がありますが、このながれだと保護という名の監禁しか思い浮かびません。病魔退散は、もともと孔雀石は邪気をはね返すパワーが強いため、ピッタリのワードかもしれません。危険を感知させることで災いをもたらすものを遠ざけ、持ち主にとって本当に必要な人との関わりをもつようサポートしてくれる石だそうです。



英名は、オパール・グリーン。

オパールの緑。乳白がかった緑です。

オパールとは、石または宝石として利用されています。見る人や角度によって様々に色彩を変化させる石です。


石言葉は、純真無垢、幸運、忍耐、歓喜、希望。


幸運は、ローマ時代から幸運を招く宝石として珍重されていたオパールらしい石言葉です。ポジティブで自由なエネルギーをもつ象徴の石とされており、純新無垢のイメージにもあっているかもしれません。また、身に付ける人の才能を開花させ、創造性を高めるパワーがあるとも信じられている宝石です。忍耐、歓喜、希望は、それまで下積みしていた人が才能を開花させ喜んでいるようです。

あとオパールは、女性にうれしいアンチエイジングの効果もあるそう。他の宝石とは違い水分を含んでいることから、みずみずしさやアンチエイジングの象徴があるそうです。

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