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神様と怪我
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「…ああそれと。少年も悪魔に協力した罪がある、一緒に来てもらおうか」
セブンの赤い目に影がさす。セブンは悪魔という存在を嫌っているようだ。
「レイさん!ワタシが残ります。あなたはゼロくんと逃げてください!」
ジャックが私の横に来る。起こさないようにゼロを、私に預けた。ジャックは何をする気なのだ?
ジャックは私の前に来ると、分厚い手袋を脱ぎ捨てた。鋭利な爪の生えた真っ黒な手が、空気に晒される。
「ゼロくんには、ワタシが触れさせない!せっかくお兄さんと会えたのです。ワタシのせいで離れるなんて許せません!」
ジャックは私達を守ろうとしている。
今日あったばかりの私まで守ろうとするとは、良い人間のようだ。
だが、まだ生まれたばかりの私では、怪我の痛みに対応できず、ゼロを抱えて逃げることが難しい。




