序章~俺、転生しちゃいました~
初めて書いてみました。
とてものんびり書いていくのでとても遅い更新となりますがお許しください
俺は今、洗濯物を干していた。
「ふふん♪ふーふふん♩今日はいい天気だなー」
バッバッバッ パサッパサ パッパッ
「あとは〜洗濯ばさみでとめて終わりーっと…おーい、シャルー!後なにすればいい?」
俺は少し離れたところで食事の準備をしている彼女に声をかけた。
「ふふふーん♪ん?なーにー?どーしたのー?」
よく聞こえなかったようだ。
「洗濯し終わったんだけど、他になにかする事はあるー?」
「大丈夫だよ!ありがとー!それとこっちも準備、終わったよー!」
おっ!丁度いい時に終わったなそれじゃお昼ご飯と行きますか!
「りょーかーい、今行くー」
「あっ!ごめん!準備してて汗かいたからお風呂入って来るね」
「了解、綺麗にして来いよ?」
「まったく、当たり前でしょ?もー!ルーったら!」
彼女は少し頬を膨らませてお風呂に向かっていった。
「さて、暇になってしまった。なにしよーかなー少し思い出でも思い出そうかな?」
ここで俺について話しておこうと思う。
俺は竹中彰吾という名前で生前、34歳のサラリーマン!魔法使い!そして、とても頭が悪く、そして掃除が苦手だった。
嫌いではない。。ただただ、苦手だった。
会社ではとても忙しく、外回りの仕事がほとんどだったので、資料が乱雑に置かれていて、とてもごちゃごちゃしていて後輩から、
「そろそろ片付け他方がいいっすよ(笑)」
と言われた。
そして家にはあまりいないため、6つ下の同居している彼女が掃除をしてくれていた。彼女の名前は恵美という名だ。
何故恵美と同居してるのに彼女かだって?それは、俺にはプロポーズする勇気が出なかった。彼女には「俺からいうから恵美はまっててくれ」と言った。それから3年経ってしまった。だか、それでも恵美は待ってくれている。
ん?そんな事より何で生前かって?どうして死んだのかって?やだなー死んだから生前って言ってるですよ?どう死んだんだって?そりゃ普通に・・・な、訳ねーよな?
会社の後輩に彼女と同居してるからって逆恨みさられて突然家に来たから「どうした?」って聞いたら突然、後輩がいきなり殴りかかってきてもつれ合ったんだけどそのまま台所に行って包丁取られて刺されたよ。ん?それはどこかって?………頭にそれも額に刺されたよ。
それで俺は死んだ。
死んだのが分かったのがいきなり目の前に黒い翼が背中にある天使?(多分、翼が黒いから堕天使だろう)がきた。
「我が名はルシフェル!汝は悪意によって殺された。なにか説明はいるか?」
「へー死んだんだー俺、あっ!恵美!!恵美はどうなった!!」
「恵美?誰だ?私は知らぬ。それよりもお主は自分が死んだというのに達観しておるのー
普通は慌てたりするというのに。」
「うるせー俺はそう言うのはどうでもいいんだよ。人は死ぬ時には死ぬんだから。それよりも一緒にいたろ?女が」
「ん?女なんぞおらんかったぞ?まぁいいそんな事より汝は悪意によって殺された。私の独断と偏見で生き返る以外のどんな事でも3つ願いを叶えてやろう。普通は1つしか出来ないのだぞ?感謝するが良い。」
「はぁ!?意味わからん!ちょっとまて、少し考えさせろ」
「うむ、突然言われたんだ、少し待ってやろう」
30分後...…
「おーい、まだか?まだ考えているのか?もしもし?もしもーし」
「うっせーな!うっし!考えたぞー!」
「ならば言って見せよ」
「まず、一つ目な!」
「ドキドキ!ワクワク!」
「願いは一つではなく、いつでも
どこでも、何回でもどんな願いも叶えることが出来るようにしろ」
「・・・・・・・・・はぁ!?馬鹿じゃないのか汝は…まぁよいその願い聞き届けよう。
それじゃあ転生してもらうんで、目を瞑って…」
「ん?転生?どういう事だ?」
「そう言えば言ってなかったな。転生とは分かるか?」
「おう アレだろ?あのー死んだやつがほかの土地に飛ばされるヤツ」
「それは転移だ。だが、まぁそんな感じだ、汝はその世界で今の記憶を保ったまま生まれ変わってもらう。」
「んで?なにすんだ?」
「なに、簡単なことよ、その世界で汝は我を退屈させなければよい。その他は何をやっても良いぞ」
「了解、それじゃあ飛ばしてくれ」
「うむ、では達者でな」
「ああ、じゃあな!」
(ん?ここはー転生先?あれ?首が動かせない、どうなっているだ?)
(あーそう言えばアイツ生まれ変わってって言ってたな、ということは俺は赤ん坊と言うことか?)
(あれ?ひとつ思ったが、これって俺喋れるの?)
「ルーデルト!早く泣きなさい!じゃないとこのままだと死んじゃう!」
(ん?誰だこの美人さんは、まさか!俺の母親?ルーデルト?俺の名前か?よっしゃまずは鳴いてみるか)
「お、おぎゃー(ドス声)」
「え!?何この子の声、怖!まぁいいわ、お乳をあげましょう」
それからお乳をもらい、寝ては起き、起きては泣き、泣いてはお乳をもらうのサイクルで2年がたった、生まれてから10ヵ月で二本歩き出来るようになった。その後3年がたった。そして母の弱点を知った。
「ゲホッゲホッ!ごめんよルーデルトお母さんもうそろそろ限界みたい」
「ふーんまぁ自業自得だなー」
「ええールーデルト酷くない?」
「いやいやいや、この部屋が汚いから病気になったんでしょ?」
そう、母も部屋を片付けるのが大の苦手だった。そんな母に愛想をつかして父は母が俺を身ごもった時に出ていったという話だ。
何ともおバカな話である。
そんなこんなで、薬を飲んだにも関わらず母は死んでまった。俺は5歳にして一人となった
「あー死んじゃったかー、母さんの事を教訓にして、ちゃんと掃除しよ…」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
(おい、竹中彰吾よ、我の声が聞こえるか?)
「ん?なんだこの声、聞き覚えがー、うーん、無いな!よし片付けだー」
(おい、聞こえないわけないだろ、我だ!ルシフェルだ!)
「はぁ、それでルシフェルさん、何ですかいきなり」
(やっぱり聞こえているではないか、まぁよい、んーんーあーあー、よし)
「早く要件言えよ」
(わかったわかった、では行くぞ。
汝、自らを育て、仲間とともに世界の危機を救え!仲間はすぐに現れよう)
「はぁ!?危機?仲間?俺は知らんぞ!やりたくもない」
(やはりそれを言うか、それでは汝はどうやって生きて行くのだ?その5歳児の体で、奴隷にでもなるしか無いぞ?おぬしは育っても攻撃、防御共に皆無なんだから)
「はぁ?攻撃力皆無!?んなモンどうやって危機から脱しろってんだ!」
(あ、やべー言いすぎたー、手なわけで頑張れよ!)
スゥー
「俺は絶対に死にたくないからな、あ、掃除やらないと」
こうして、俺の第2の人生が始まった。
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