プロローグ
紀元前より続く、世界が滅ぶ大予言。これで地球は滅亡するかに思われた。
西暦2000年を迎えた瞬間に世界各地では大規模な地震や異常気象に見舞われ、暴動が多発。世界総人口は二十億人にまで激減。
そして数日後各地で謎の建造物や地下迷宮が突如として現れ、同時に人類に微弱ながらも魔法が多数発現した。
後の世でこの日を再誕の日と呼ばれるようになった。
その謎の建造物や地下迷宮からは未知の生命体が発見され世界を更に混迷へと落とし入れた。
それから壊滅的な被害を受けた諸国は国として成り立たず、無政府状態になり、先進国は自国の対応に追われ続け、国連は機能を停止していた。
謎の建造物等に対して各国様々な方針や施策を実行したが、謎の建造物をダンジョンと呼称し、内部にいる未知の生命体をモンスターとし、それが定着。
それに伴い魔法を使えるようになった人を魔法使いと定義した。
モンスターは化学兵器もある程度は効くものの、何も得ることは出来ず、成果を挙げるには至らなかった。
そんな中で、無謀にも無断侵入し内部に入り込んだ民間人の魔法使いはダンジョンの中でモンスターと対峙し、魔法を使いモンスターを討伐。
すると、モンスターは黒曜石の様な物と装備していた棍棒モドキを残して粒子となり消え去った。
また、モンスターの落とした黒曜石の様な物は未知のエネルギーを秘めているとして研究されるようになった。
また、モンスターの落とした棍棒モドキを使いモンスターを討伐しても同様に残して消え去ることが確認された。
これを受け各国政府は魔法使いによる義勇兵の結成。
各国様々な問題点は有りつつも一定の成果と魔法使いの有用性の証明。国による魔法使いの育成と確保が急がれた。
そんな中で日本は大胆にもダンジョン探索に有効だとして魔法使いの強化・保護を目的に国立の通称【魔法・探索専門学校】を設立を発表。
日本国内にはダンジョンが八ヶ所確認され、周囲十キロメートル圏内の土地を国が買い取り学校設立場所に決定。
一年後には建築も終わり、死者を出しながらもダンジョンの探索やモンスターの攻略法も段々と確立していった。
そして2100年。世界の総人口は50億人にまで回復した。
そして一人の男子学生の入学により、世界はまた大きく変わろうとしていた。




