表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
60/105

【まとめ回?】ルナの独白【ルナ挿絵】

セラお嬢様お気に入りに修復師、いや道具屋でしたか。セトという青年は変だ。

まずスケルトンに肉付けをし嫁と言い出す。頭がご機嫌すぎます。


そして、その資金の調達に、買ったばかりの家を担保としてセラお嬢様から金を借りたのです。

どうかしてます。セラお嬢もセトという青年も。


 セトさんが修復したスケルトンは、ただものではありませんでした。

元冒険者のお祖父様に小さい頃から聞かされていた、「最強スケルトン」でした。


若い頃、お祖父様もそのスケルトンに負けたそうです。


でも、すごい誇らしげに、そのスケルトンがそれからも、誰にも負けていないこと。

沢山の技を使えることを聞かされてきました。


私の白馬、いや白骨の王子様。と思ったら女性だったようです。でも憧れは変わりません。


セラお嬢様のお気に入りだけあって、セトさんは変態なのようです。

嫁を迎えてまもないのに、他の女性に手を出しています。


伝説の白虎。モナさんを抱きしめてやがります。


生まれてから切ったことのない髪を切って、さらに抱きしめるとは、獣人の中では、婚姻を意味します。

知らなかったなど通りません。責任を取りなさい。


モナさんが、照れている。

しっぽを左右に揺らしながら、くすぐったそうに笑って――

……ああもう、見なければよかった。


セラお嬢の気持ちを思うと、あーセラお嬢はそれをネタにセトさんを、からかってますね。


セラお嬢の考えも分かりません。仕事仲間以上にはセトさんを想ってるはずなのですが。



レンさんはいうまでもなく強い。


そして、モナさん剣を握ってすぐなのに、もう私を超えそうです。少し自信がなくなります。


長いこと研鑽を積んでるお祖父様も、レンさんに負けました。だけど、お祖父様はヘンテコな武器で楽しそうに、レンさんと遊んでいます。よく分かりません。



ダンジョン内では聖騎士フィーナ様にお会いしました、だいぶイメージと違いました。

正直あまり近寄りたくはない相手です。


筋肉語はまだ理解不能です。でもその強さは参考にしたいところです。

と思ったのですが、フィーナ様の本拠地が、想像を絶したので、やはり距離を取ることにします。



セトさんはあれですね。人外を好きな人です。

三人目のお嫁さんは、ヴェルさんという吸血鬼。いやハーフでしたか。


どうして、そんなにモテるんでしょう。


レンとモナ……さん付けはやめろと言われました。

レンとモナはなんとなく察してたようで、前もって誰が嫁に来ても、セトさんの判断に任せる宣言をしてました。


そして断らないセト。もう、さん付けいらないですね。


どうしてですかね、セラお嬢のことは断るのに。

理解に苦しみます。


セラお嬢の何がいけないんですかね。美貌とお家柄、仕事は有能、変態。

あーダメなところがありましたね。天井裏……いや私はそれは知らなかったことにします。


変態同士一緒になればいいのに。


ハーレム候補にはセラお嬢、フィーナ様 ヴェルさんの姉アッシュさん。

私は違いますよ。候補に入れられても困ります。もし入るとしてもセラお嬢の後です。


……変な人ですね、本当に。

だから、見ていたくなるんですよ。

セラお嬢の次に、気になる人です。


……セラお嬢、このナイトガウン、使い道ありませんよ。


誘惑なんて、しませんから。ほんとに。



挿絵(By みてみん)


※最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

もしよろしければ、ブクマや評価で応援していただけると励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ