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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

結婚初夜、伯爵様は相手の男爵令嬢に言おうとした。「俺は君を愛……」

作者: 阿弥


(もうすぐリチャード様がお部屋に入ってこられるわ……でもこれは家同士が決めた完全な政略結婚……愛なんて期待しちゃダメよね……)


 とある伯爵家の寝室にある巨大なベッドの上で栗色の髪とブラウンアイの男爵令嬢メアリーは憂鬱な表情をしながら心の中でそう呟いていた。メアリーは少し前まで子爵家の令息デュークと婚約していたが一方的に婚約を破棄されその後何だかんだあって若くして伯爵家の当主となったリチャードと結婚する事になった。そしてこれから結婚初夜なのだがメアリーは相手のリチャードに対し不安を抱いていた。


(リチャード様は学園時代から文武両道の優秀なお方で騎士団にも所属しておられたのよね。その時起こった魔物との戦争で聖女様と共に大活躍されたとか……でも極度の女性嫌いで有名な方でもあるからきっとこの結婚も嫌だったに決まっているわ……)


 メアリーは内心で結婚が嫌だったであろうリチャードの心境を想像し涙を堪える。


(ましてや貧乏男爵家の私が結婚相手なんて……でもこれは家の為ですもの……例え流行りの小説のように(君を愛することはない)と言われても……お飾り妻になっても受け入れましょう。せめて初夜は成功させて元気な後継ぎを産まなくては……)


 その時部屋の扉が静かに開き銀髪で体格の良いやや強面の男が入ってきた。結婚相手のリチャードだ。


「すまないメアリー、部屋に来るのが遅くなった」

「いえ……」


 無愛想な顔のリチャードは謝罪の言葉を述べてからメアリーの横に座った。数秒間の沈黙の後、リチャードがメアリーの方を向き青く美しい瞳でメアリーの顔を見つめながら言った。


「メアリー……早速なのだが俺はまず君に言いたい事がある」

「……何でしょうか」

「俺は……俺は君を愛……」

「おっ、お待ちくださいリチャード様!」


 リチャードが何かを言おうとした時、メアリーは急に両手で耳を塞ぎ大きな声で待ったをかけた。


「どうしたんだメアリー!?」

「いえ……ごめんなさい。その……次に言われる台詞が……怖いのです……!」

「何?次の台詞が怖いだと?」

「はい……でっ、でも覚悟を決めてお聞きします。その前に……深呼吸だけさせて下さい……」

「あっ、あぁ……」


 メアリーはそう言って胸に右手を当てスー、ハー、と3回ほど深呼吸をする。リチャードは意味が分からず怪訝な表情をしながらもメアリーが深呼吸し終わるのを待った。


「もう大丈夫ですわ……リチャード様」

「分かった。それで俺は君をあ……」


 リチャードが話を続けようとした時、ベッドの下からカサカサと小さな音が聞こえた。2人が床を見た瞬間小さく茶色いGが1匹這い出して来た。虫が大の苦手なメアリーは絶叫する。


「キャアアアアーーーッッッ!!!」

「なっ!?ゴキ○リだとっ!?」

「嫌ぁぁぁ!!!名前も言わないでぇぇぇ!!!」


 メアリーは恐怖のあまりベッドに潜り込んで震えながら蹲った。一方勇気のあるリチャードはスリッパを持ちGを部屋の隅まで追って思い切り叩き潰した。


「ハァ……ハァ……もう大丈夫だメアリー……」

「本当……ですか」


 リチャードは言われて布団から顔だけ出したメアリーは涙を浮かべ震えていた。すると騒ぎに気づいたメイド2人が慌てて部屋に入って来た。


「旦那様!奥様!何かあったのですか!?」

「今叫び声が聞こえましたが!?」


 部屋に入って来た2人に対しリチャードは眉に皺を寄せGを潰した場所を指差しながら叱りつけた。


「何かあったのかでは無い!見ろ!寝室にゴキ○リが出たんだぞ!」

「ひっっっ!!!」


 Gが嫌いなメイドの一人が潰れたGを見て恐怖のあまり悲鳴を上げ床に尻もちをつく。


「この寝室は今後俺だけじゃなくメアリーの寝室にもなるんだ!清掃はもっとしっかりやれ!」

「「もっ、申し訳ありませんでした!!!」」


 叱られたメイド2人はリチャードに謝罪した後スリッパを新しいものに変えGを潰した場所を丁寧に清掃した後深々と頭を下げて逃げるように部屋から出ていった。リチャードは深いため息をつき頭を掻きながら再びメアリーの横に座る。


「メアリー……すまなかった」

「いえ私は別に……それでもう……虫はいないのですよね……?」

「多分大丈夫だ」


 メアリーは恐る恐る布団から出てリチャードの横に移動する。


「リチャード様……話の続きを……」

「わっ、分かった。えーと……そうだ、俺は君を……」


 再びリチャードが話を再開しようとすると今度は屋敷全体に


((ドガアァァァァァン !!!))


という爆発音と振動が響き渡った。リチャードとメアリーは驚き互いに顔を合わせた。


「今度は一体何だ!?」

「今の音、調理場の方向から聞こえませんでした!?」


 リチャードとメアリーはベッドから立ち上がり急いで屋敷の調理場へと向かった。音を聞いた他の使用人達と共に調理場へ入ると魔力レンジと呼ばれる魔法の調理器具の蓋が開き辺りに卵の殻や黄身が散乱していた。奥では使用人見習いの青年が料理長からこっぴどく叱られている。


「おい料理長、一体何があった!」

「あっ、旦那様!この野郎勝手に食糧庫から生卵を全部持ち出したかと思ったら魔力レンジに入れて爆発させやがったんですよ!!!」

「何だと?おい何でそんな事をした!」

「僕……夜食に茹で卵が作りたくて……折角なら他の人の分も作ろうと思って10個まとめて温めたら大爆発して蓋が……本当に申し訳ありませんでしたぁ!!!」


 メアリーとの会話を邪魔された怒りで一瞬怒鳴りそうになったリチャードだったが気持ちをどうにか落ち着かせ、使用人見習いの犯した愚行に冷静な態度で対処した。


「話は分かった。今日はもう遅い。お前の処罰については明日決める。二度と魔力レンジに生卵は入れるな」

「はい……」


 ドジな使用人見習いはリチャードの言葉を青ざめた顔で聞き頷く。リチャードは調理場を出てメアリーと共に部屋に戻る事にした。


「部屋に戻ろう……メアリー」

「はっ、はい……」


 リチャードはメアリーの肩を抱いて部屋の方へ歩いていくが一旦立ち止まり近くにいたメイドに声を掛けた。


「そうだ、すまないが部屋にハーブティーを持って来てくれないか。一旦飲んで気持ちを落ち着かせたいんだ。メアリーの分も頼む」

「かしこまりました」


 そして部屋に戻った2人はメイドが持ってきたハーブティーを飲み少しリラックスするとまた話を再開する。


「俺は……」

「旦那様失礼いたします!」

「何なんだ今度は!!!」


 リラックスして仕切り直そうとした矢先にまた邪魔が入ったリチャードはややキレ気味にドアの向こうの家令に返事をした。家令はその声にビビりながらもドアを開け要件を伝える。


「そっ、それがお客様がお越しに……」

「こんな真夜中に誰だ!!!」

「何でもメアリー様の元婚約者様だそうで……」

「デューク様が!?」


 自身の元婚約者が訪ねて来たと聞いてメアリーは動揺する。


「あのリチャード様、私……」

「君はこの部屋にいろ。俺が行って話してくる」

「リチャード様……」


 リチャードはメアリーの両肩を掴んで目を合わせながらそう言うと家令と共に玄関へと向かった。その頃玄関ではデュークがドアを激しく叩きながらメアリーを呼んでいた。


「メアリー開けてくれ!僕が間違っていた!ジュリアは真実の愛の相手なんかじゃなかった!あいつはとんでもない阿婆擦れ女だ!僕の真実の愛は君だったんだメアリー!この伯爵家に嫁いだんだろ!頼む!離縁してもう一度僕と婚約してくれ!」


 デュークは身勝手な事を叫びながらドアを叩き続けた。リチャードはそのドアを勢いよく開けてデュークと対面する。


「お前がメアリーの元婚約者か……」

「なっ!おっ、お前伯爵のリチャードだな!僕のメアリーを返せ……ひぃっ!」

「旦那様!!!」


 リチャードは婚約者を返せと無茶苦茶な要求をするデュークの胸ぐらを掴み鬼の形相で睨みつけた。家令は慌てた様子でリチャードを宥めようとする。


「真夜中に人の家の玄関叩きながらギャーギャー喚いてんじゃねぇぞ!お前の脳みそには社会常識の4文字が存在しねぇのか!?」

「ぐっ……ぐるじぃ……」

「他にも色々言いたい事はあるが俺は今猛烈に腹が立っているんだ!その無駄に綺麗な顔面を潰れたあんパンみたくされたくなかったらとっとと帰れ!明日以降改めて出直して来いっ!!!」

「ひでぶっ!!!」


 リチャードはデュークの顔を睨みながら怒りに任せて貴族らしからぬ荒々しい言葉で脅迫するとデュークを玄関先に投げ捨てた。デュークは情けない声をあげて地面に倒れる。


「ヒィッ!ヒイィィィ!!!」


 デュークはリチャードの怒りの表情と剣幕に怯えて顔面蒼白になりながら慌てて馬車を止めてある門まで走っていった。その後デュークが出直してくる事は二度と無かった。


「……大丈夫だったのですか?リチャード様」

「問題無い。話し合いで解決した」


 心配そうに自分を見つめ尋ねるメアリーにリチャードは脅迫して無理矢理追い返したとは言えず嘘の返事をした。そしてまた2人はベッドに座った。


(どうかこれ以上邪魔は入らないでくれ……)


 リチャードは心で一度そう祈ってからまたメアリーと向かい合い話を再開する。

「俺……」

「バウッ!バウッ!おいご主人!!!話があるワン!!!」

「あああぁぁぁぁもおおおぉぉぉぉ!!!」


 再び邪魔が入りリチャードは頭を抱えて叫ぶ。メアリーはドアの向こうにいる声の主についてリチャードに尋ねた。


「リチャード様。あの声はどなたですか?」

「俺の契約神獣のフェンリルだ……ったく何なんだよ!」


 リチャードが立ち上がりドアを開けるとそこには白くフサフサした毛を持つ狼のような生き物がいた。


「こんな時間にどうしたフェンリル!」

「ご主人様が今日の夜くれた魔物肉について文句を言いに来たワン!少し古くて硬かったワン!」

「そんな事の為に俺の部屋前まで来て大声出したのか!!!」

「そんな事とは何だワン!!!吾輩の神通力に関わる重大案件だワン!」


 フェンリルに文句を言われたリチャードはストレスで頭を掻きむしるとメアリーに対してフェンリルと話をすると伝えた。


「メアリー、俺はこの犬と少し話をするが構わないか?」

「私は大丈夫ですけど……」

「吾輩は犬じゃ無いワン!!!神狼(しんろう)フェンリル様だワン!!!」


 リチャードは部屋の外に出て廊下でフェンリルと話をする。5分の間互いの怒号が廊下に飛び交った。


「要は俺が魔物を討伐して新鮮な肉をお前にやれば良いんだろ!?明日用意してやるから部屋に戻って寝ろ!」

「約束だワン!絶対だぞワン!」

「分かった分かった!!!部屋に帰れ!!!ハウスッッッ!!!」


 フェンリルを説得しどうにか部屋に返したリチャードはまたまた深いため息を吐きベッドに座り直そうとする。だが……


(((ドガアァァァァァァァン!!!!!!)))


再び爆発音と振動が響き渡った。しかもさっきより更に強めだ。最早言葉を発するタイミングすら無く入った邪魔にリチャードの怒りは頂点に達する。


「旦那様……あの……」


 リチャードの部屋に家令が恐る恐る入って来る。リチャードは頬に青筋を浮かべながらドスの効いた声で言った。


「今度は何を爆発させたぁぁぁ!!!」

「違います!使用人の仕業ではありません!敵襲です!魔物が攻めて来ました!」

「魔物だぁ!?」


 リチャードは魔物と聞いてやや驚いた顔をした。外では満月の強い光に照らされて輝く禍々しい鎧を身に纏い紫色の肌をした太った魔物を筆頭に数匹の魔物達が邸宅に攻撃を仕掛けていた。リチャードがフェンリルを連れて外に出ると太った魔物が高笑いをする。


「ブヒャヒャヒャ!!!出て来たかリチャード!戦争の時はよくも俺の可愛い部下達を沢山殺してくれたな!魔王様の側近で魔界四天王の1人であるこのデスオーク様の恐ろしさを……」


 怒り心頭のリチャードはデスオークと名乗る魔物が言い終わらないうちに目の前まで瞬間移動し全力で剣を縦に振り下ろす。


「ブヒャアアアァァァァァ!!!!!!」


 デスオークは体が縦真っ二つに裂け爆発し絶命した。他の魔物達は目が飛び出さんばかりに驚き叫んだ。


「「「デスオーク様ぁぁぁぁぁ!!!」」」


 どうやらリチャードの剣のスキルが散々邪魔された怒りによりレベルアップしたようだ。リチャードはデスオークの手下と思しき魔物達をデュークの時と同様に鬼の形相で睨みつけた。


「てめぇら……俺の初夜にカチコミをかけて来るとは良い度胸してやがるなぁ!?絶対に許さねぇから覚悟しやがれ!!!」

「ちょっ、あのニンゲン強すぎねぇか!?」

「四天王のデスオーク様をたった一振りで!話と違うじゃねえかよ!」

「しかも何か怒ってるし!やべぇよ早く逃げようぜ!!!」


 魔物達は危険を感じ撤退を決意した。だがリチャードはフェンリルと共に逃げる魔物を執拗に追いかけて血祭りにあげ溜まりに溜まっていたストレスを発散した。


「リチャード様!!!」


 リチャードが屋敷に戻ると心配したメアリーが駆け寄って来た。メアリーは血まみれのリチャードを見て驚き目を見開く。


「あのリチャード様!血が……!」

「大丈夫だメアリー、全て魔物の血だ。俺のじゃない。俺は怪我もしていない」


 血がリチャードのものでは無いと知り少し安心したメアリーはホッと胸を撫で下ろした。


「湯を浴びて来る」


 リチャードはメアリーにそう言い浴場へ向かった。無事を確認したメアリーは先に部屋へと戻る。


「待たせたなメアリー」


 しばらくして返り血を浴場で流したリチャードが部屋に戻って来た。リチャードはベッドに座るとまたまた話を再開しようとする。


「もう邪魔が入る事は無いと思う。メアリー、俺は君を愛……メアリー!?どうしたんだ泣いたりしてっっっ!?」


 リチャードは突然ポロポロと大粒の涙を流し泣き出したメアリーに驚き心配した。


「リチャード様……もう良いんです……何を言われるか私……知っています……グスッ」

「何だと!?」

「リチャード様は……俺は君を愛することはないと……これは家同士で決めた……グスッ……愛の無い結婚だと仰りたいのですよね……」

「なっ!?」

「私……分かっていますから……グスッ……リチャード様が女性嫌いなのも……私がリチャード様と全然釣り合わないのも……でも……だけど私……大丈夫ですから!……例えお飾りの妻でも……平気ですから……うぅう……」


 泣き続けながらそう言い続けるメアリーにリチャードは困惑しながらも必死に説得した。


「違う!違う違うそうじゃないんだメアリー!それは全部君の誤解だ!俺は……俺は君を愛しているんだっっっ!!!」

「……へっ?」

「前から君が好きだった!子供の頃王都のお茶会で君を見た時からずっとだ!この結婚だって俺が望んだんだ!!!」

「リチャード様が……私を好き……?」


 メアリーはリチャードが自分の事を好きだと聞いて信じられず呆然とする。一方リチャードは恥ずかしいのかメアリーから目を逸らし耳の先まで真っ赤になっていた。


「でっ、でもリチャード様は女性嫌いだと……」

「誰かが勝手に流した噂だ!俺は君以外の女を抱きたくなかったんだ!それで他の女を避けていたんだ!本当は君にもっと早くこの気持ちを伝えたかったが学園に入る時にはもう君はあのデュークという男との婚約が決まっていて……だから言い出せなかった」

「でも私、地味で美しくありません……」

「十分美しい!その栗色の髪もつぶらな瞳も!」

「ですけど貧乏男爵家の私ではリチャード様に釣り合わないのでは……」

「そんなのは関係無い!俺は君が好きなんだ。君が婚約破棄されたと聞いてすぐに君と結婚しようと決めた。俺は生涯君だけを愛し続けるつもりだ!」

「そんな……!」


 衝撃の真実を知ったメアリーだったがまだ信じられない様子であった。


「本当に……(君を愛することはない)と言おうとなさった訳では無いのですか……?」

「だから君の誤解だ!こう言いたかったんだ!(俺は君を愛している。すぐにでも抱きたいが君がその気で無いならば今日は無理強いしない)と……」


 リチャードは本当に言いたかった事を伝えると顔を蒸気が噴き出るのではないかと思うほど真っ赤に染めた。


「分かってくれたか?メアリー……俺は君を愛している」


 メアリーはずっとポカンとした表情で呆然としていたが段々とリチャードと同様に顔が赤くなり口元を両手で抑え目を大きく見開く。


 2人は朝まで合体しまくった。

(おまけ:登場人物達のその後)

・リチャード

→愛する女性と結ばれリア充になった

・メアリー

→朝まで合体しまくった結果子宝に恵まれた

・デューク

→何だかんだあって子爵家が没落し炭鉱送りに

・メイド2人

→(部屋掃除の鬼)の異名を持つ部屋掃除マスターと化した

・使用人見習い

→給料減らされ二度と魔力レンジに卵を入れないと誓った

・フェンリル

→沢山の魔物肉が手に入った喜びで庭を駆け回った

・魔界四天王デスオークと愉快な魔物達

→フェンリルにムシャムシャされた

・G

→スリッパで潰されたら別の異世界に転生してチートスキル持ちのレベル999のGになった件

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― 新着の感想 ―
[良い点] 勢いとテンポがよく、非常に面白かったです。 なかなか言いたいことを言えないリチャードでしたが、 最後にはメアリーと結ばれてよかったです。 [一言] レベル999のG…ぞっとしますね(笑)
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