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スライムライダ― 登場武器便覧

スライムライダ― 登場武器便覧




挿絵(By みてみん)



【左上】グレイブ(Glaive)


 古代語で『剣』を意味するグラディウスの王国語読みが『グレイブ』であるのだが、この場合、湾曲した幅広の片刃を特徴とする長柄武器を意味する。またスパイクまたはフックを備える場合もある。


 主に兵士が使う装備とされる。



【右上】ビル(Bill)


 農耕具から発展した長柄武器の一つ。シンプルなタイプでありながら、鎌のような穂先と突起がついた多機能な長柄武器だが、用途的に扱いやすい。


 やがて、帝国のハルバードや王国のヴォージェの影響を受け、スピアヘッドを有する物が現れる。これは、農具とはいえず完全な武器としての装備となる。


【左下】ヴァラシュカ(Valaška)


通称『羊飼いの斧』


長くてまっすぐな木製の柄はしなりやすく丈夫なトネリコで作られており、長さは1.2m、重量は1kg。また鋼鉄製の石突で補強されている。


 杖の代わりとなり、また、枝を払ったり引っ掛けることもできる。木の実を潰す金槌の役割りも担う。


 東方の騎兵はメイス兼ダガーのように扱うとされる。その用法は古く、キタイ・アンゴルモアの兵士も馬上で使用したと記録される。


【右下】ベク・ド・(Bec De)コルバン( Corbin)


穂先のスピア部分で突く、スパイクヘッドとピックで金属鎧ごと貫く。対金属鎧に対して、非常に優れた機能を持った武器。全盛期には多くの歩兵部隊に使われていた。しかし銃器の時代となり、時代遅れの武器として次第に廃れた。前線から姿を消した後、馬上槍試合で使われていた。


 この仕様は、(ガード)が装備された白兵戦用であると言えるだろう。土夫の体型に合わせている故に人間用としては1.8mとやや短い。




挿絵(By みてみん)



【左上】ウォー(War )ハンマー(Hammmer)


柄と直角になった柄頭のどちらかがハンマーのような槌頭に、もう片方が鉤爪のように尖っているのが特徴である。


先端に槍のような穂先と、槌頭が大きくなると「ホースマンズ・ハンマー」に、鉤爪部分が鶴嘴つるはしのように細長くなると「ウォー・ピック」となる。前記の二種を組み合わせたものを「ベク・ド・コルバン」という。金槌のような形状になり、80㎝ほどの長さになる。下馬した騎士達に使われたり、トーナメントにおいて使われたと言う。メイスと似た性質を持っているが、貫ける点は異なる。板金鎧の盛衰と軌を一にする装備。


【右上】バウアーンヴェール(Bauernwehr)


帝国における『鉈』の一種で、これは剣として使用できるように簡単な護拳が備わっている。全長50cm、柄10cm 刃40cmほど。ジャンヌ用にオルクがプレゼントする。



【左下】タージェ(Targe)


 盾の古語を起源とする名称。

歩兵によって使用されたさまざまな種類の盾がその範囲となる。内側に裏地が取り付けられた凹状の盾で1 つはバックルで調整可能で、前腕に取り付けられ、もう 1 つは左手のグリップとして固定されている。

 鉄または鉄を貼られたの木製、直径50cm前後の円形をしている。二枚の板を鋲止めしたものが多い。


 盾を吊るす為の革製の帯を有する。このストラップを用いることで、戦闘中に盾を手放し両手武器を使用する際、盾を失う必要が無い。移動中に体の側面・後背に吊り下げることで、必要な際に即利用することがでみる。また、盾の裏に小道具類を収納することも可能。



【右下】メッサ―風サブレ


 帝国のメッサー(ナイフ)に似た片刃曲剣をジャン用に作成し直したオルクの作品。先端が両刃で、大きな『樋』が施されているのが特徴。帯剣しても様になるよう、専用の鞘を持っている。全長70cm、柄が15cmほどあり、簡素な十字護拳が付く。

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