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1話 水底からの脱落者

気が付くとラウドはそこにいた

ここは現実世界だ 水底に沈んだはずの肉体が淀みなく復元されている


ラウド

「俺は…生きてるのか?馬鹿な

水底で只暗闇の意識だけが俺の全てのはずだ」



ラウドは生きていたと言えるレベルでは無かった

水底で暗闇の意識だけを持って生きていたからだ

それは死というより永遠の封印なのだ


ラウド

「なのに、だのに 俺は生きている

現実世界と言うのなら電子世界になっているはずだが…そうは見えないな」



周りを見渡すものの、あまり変化はない気がした

そこにトルギスが現れる


トルギス

「それはそうだろう

電子世界と言っても、多くのメイズ協会の住人が揃って現実世界のフィールドを掲げる事で

その世界を所望する人間が跋扈した事で今の世界がある」



ラウドが守った世界は今日も続いていた


ラウド

「俺はどうしちまったんだ?

夢我が復活してしまっては本末転倒だろう?」


トルギス

「それもその通りだね 今まで世界に災害を齎したのは

天災メイズである夢我の存在なのだから」



災害メイズが自然災害で

天災メイズが天を揺るがす災害

天候を空間を人の運命を変えてしまう力を有したメイズを

ラウドはDNAに埋め込まれていた


トルギス

「だからさ、証明はラウドを殺す事だよ」



トルギスは射殺メイズ道具でラウドを遠慮なく射殺した

真空メイズを使う暇も無かった 長い水底での意識で完全に反応が鈍っていた

長年のタイムロスでラウドのスキルを奪っていた


ラウドはそのまま死んでいった


ラウド

「ん?何で死んでないんだ?

俺は…どうなってやがるんだ?」



確かに死んだ意識があった しかしラウドは生きていた


トルギス

「それは君の備わっていた真空メイズにある

真空メイズと夢我によって、夢我の一部が真空メイズによる真空パック化されていた

そこに僕は仮想メイズ装置で復元したんだよ」



ラウドは自分の身体を触る

そして真空メイズも使用する


紛れもない 自分の力だ


ラウド

「復元されたとして

俺の力は同じままなのか」


トルギス

「そうだね ラウドのステータスも一緒さ

タイムロスも直ぐに追いつくはずだ」


ラウド

「何故俺をよみがえらせたんだ?

俺は迷宮庭園でリリーナに会った光景 それだけで良かったんだ」


トルギス

「そうも言ってられなくてね

電子世界となった時に仮想メイズ装置が一緒に発現された」



【仮想メイズ装置】

≪電子世界と共に現れたメイズ装置

一定のキャパシティまで達成すると

願ったものがメイズを保有する事が出来る≫



恐らく限界もあるだろう

例えば全知全能なんて多分自分は無理だと思っているよ

面白い提案だろうけどね



その仮想メイズ装置にも引き出せるメイズの限界がありそうだな

だとしたら、特定な考えを持った人間がメイズを持つと危ういのだな



メイズ協会はそういう思惑だ

トルギスはラウドに深く知り合っていたからこそ

こうして面会した



メイズ協会で俺はこれから調べ物をするよ

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