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親友の夢

作者:夏川 流美
病気の親友が、夢を見た。

誰もいない学校。夕陽が眩しく教室に差し込む。たったそれだけの夢。だけど私はその夢に、違和感を覚えた。私の趣味は小説を書くこと。そんな私が昨日書いた小説の舞台に、酷似していたから。

勿論、偶然かもしれない。だから、こんな偶然あるんだね、と笑い合った。偶然だと、奇跡だと思っていた。

でも私の小説は、何度も親友の夢となった。
夕方の教室
2019/12/11 12:03
夜の海
2019/12/13 08:50
神社の紅葉
2019/12/19 21:24
純白の翼
2019/12/19 22:07
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