81話ー【殺人事件の謎】農薬と鍵
五人は鍵を回収するべく、外エリアの倉庫内へと足を運んでいた。
と言うのも、倉庫内にスコップがあったからだ。
どのくらいの深さかは知らないが、スコップがあった方が楽に掘り返せるだろう。
そんな思惑の四人がスコップを取ると、気づかなかった事実に気づいた。
「このスコップに土が付着してるのって、スコップで花壇を掘ったからじゃね?」
「言われみればそうかも……いや、気づかんて」
「んー…………んー? んーーー?」
陽葵は初期段階じゃ絶対気づかない様な要素に、ほとほと呆れていた。
そんなとき、樹が農薬を見ながら「んーんー」唸りながら考え始めた。
それが気になった綾華は、樹に話しかける。
「何を考えごとしてるのかしら」
樹は農薬に向けていた視線を、綾華に向ける。
「いやさ、ちょっと引っかかったことがあってね……」
樹がボソッと呟いた。
その言葉を聞いた蒼と陽葵が、話に入ってくる。
「引っかかったことって?」
「いやさ、農薬って毒性が強かった気がして……」
「ちょっと待って、それ聞いたことある!」
「農薬入りカレーのことかしら?」
「確かそう。ニュースにもなってたよな……」
「てことはさ、農薬が凶器ってこと?」
「「「ありそー……」」」
「とりあえず農薬を凶器として、鍵も掘り当てようぜ」
「「「あいよー!」」」
スコップは蒼が持ち、五人で花壇に向かった。
「とりま掘るか。ほいっと」
赤色のバラが植えられている花壇にスコップを入れ、バラを傷つかないよう丁寧に退かし、土を掘っていく。
コンコン……。
そんな音が鳴ったので、手で土を掻き分けると……
「鍵、あった……あったぞーーー!!やりーーー!!!」
「土掘りご苦労様」
「じゃあこのバラ、戻してね」
「おうよっ!…………って、戻すのくらい手伝ってくれても良くないか?!」
蒼がそっぽを向く三人に訴えかけると、冬華がスコップを持ち上げて微笑んだ。
「私が手伝いますよ!」
「ふ、冬華~…………!!」
「はぁ……仕方ないわね。冬華がやるんじゃ、私達がやらない訳にはいかないわ」
「そうだね」
「じゃあ、さっさと終わらせよー!」
「「「「おー!!」」」」
五人で協力して後片付けを終わらせると、その後、俊夫の部屋へと戻るのであった。
死因は『農薬による毒死』、凶器は『農薬』と推測した四人は、残る、殺人の動機と犯人を推理しにいく。
このときの四人は、まだ知らない。
どうして犯人は、被害者が悶え苦しみながら死ぬレベルの毒殺をしたのかを。
―――
【死因】
農薬による毒死?
【凶器】
農薬?
【殺人の動機】
【犯人】
【死体の状態】
〇縄に首を吊られた状態
〇頭が膨張しており、顔が赤黒くなっている
〇首が伸びて黒くなってる
〇死斑が中毒性を示す赤色
※自殺に見立てた他殺。一酸化炭素中毒と青酸中毒での毒殺の可能性あり
【写真から見た現場】
〇部屋の窓が閉まっており密室状態
〇争った形跡もなく部屋は綺麗だ
〇パソコンと本が入っている本棚がある
【登場人物】
〇西園寺 奈津子(30歳)
▶︎被害者の妻
▶︎豪華な装いを着ている
〇西園寺 俊夫(32歳)
▶︎被害者
▶︎奈津子の夫
〇西条 由紀子(38歳)
▶︎中年女性のメイド
▶︎冬華の母
〇西条 冬華(18歳)
▶︎女子のメイド
▶︎冬華の娘
【探索エリア】
『外』
○家庭菜園場
▶︎ キャベツやトマトなどの野菜が植えられている
○花壇
▶︎ バラ(赤黄青)やラベンダーなどの花が植えられている
▶︎ 踏みつけられてボロボロなラベンダー
(愛がボロボロだから?)
○倉庫
▶︎使われて少なくなっている農薬
▶︎土が付着しているスコップ
▶︎様々な植物の種
▶︎肥料
『一階』
○調理室
▶︎冷蔵庫
・家庭菜園で採れた野菜
・魚
・肉
・調味料
▶︎水面台
▶︎食器
▶︎包丁(錆なし)
○ダイニングホール
▶︎大きなテーブル
▶︎三つしかない椅子(左奥だけ無い)
▶︎豪華な時計(6時45分13秒で止まっている)
▶︎シャンデリア
○談話室
▶︎カレンダー(7月)
▶︎本棚
・7月27日の新聞紙が見つかる
▶︎枯れたラベンダーの花瓶
(俊夫への愛が枯れた?)
○由紀子の部屋
▶︎ベッド
▶︎タンス
・下着
▶︎クローゼット
・メイド服
・私服
▶︎二つの写真立て
・冬華とのツーショット写真
・奈津子とのツーショット写真
(仲の良い人との写真?)
▶︎黄色いユリの花瓶と黄色いバラの花瓶
(俊夫への憎悪と、冬華か奈津子への思いやり?)
▶︎本棚(花図鑑)
・赤いバラは情熱や愛情
・黄色いバラは幸福や思いやり、嫉妬
・青いバラは可能性
・ラベンダーは幸せや期待、貴方を待っています
・黄色いユリは憎悪
○冬華の部屋
▶︎ベッド
▶︎タンス
・下着
▶︎クローゼット
・私服
・メイド服
▶︎本棚
・お料理系統の本
▶︎ぬいぐるみ
(由紀子から貰ったプレゼント)
▶︎由紀子とツーショットの写真立て
▶︎青いバラの花瓶
『二階』
○奈津子の部屋
▶︎ベッド
▶︎机の上
・遺書がある
▶︎机の引き出し
・紙が見つかる
赤―黄ー青
❌
▶︎黄色のバラの花瓶
▶︎クローゼット
・私服
▶︎タンス
・下着
▶︎俊夫とのツーショット写真の写真立て
・写真立ての裏には「22歳の誕生日おめでとう、奈津子。12/21」と書かれている
▶︎由紀子とのツーショット写真
『遺書』
愛する家族達へ。
私は過ちを犯してしまった。
それはもう、償うことが出来ないほど大きくて。
自ら命を絶つ以外に他ない。
まだ若い妻を置いて先に逝くことを許しておくれ。
私の遺産は皆で分けてくれると嬉しい。
由紀子達は家族も同然なのだから。
西園寺俊夫。
○俊夫の部屋
▶︎ ベッド
・隙間にボロボロの紙
(パスワードは世界で1番愛おしい人と私の誕生日)
▶︎七月を示しているカレンダー
▶︎タンス
▶︎クローゼット
▶︎パソコン
▶︎本棚
▶︎机の上
・7月26日の新聞紙
▶︎机の引き出し
①様々な書類がある
②引き出しの中に目星で鍵穴を見つける
ちなみに友達は鍵を見つけるために魔法をぶっぱしようとして、危うく神様の怒りをかうところでしたWWW
『友達A』
この土を手で掘ります。
『キーパー(僕)』
途中から土が固くて掘れなくなりました。
『友達B』
なるほど……じゃあ魔法ぶっぱしとく?
『友達A』
それ名案
『僕』
ちなみにそんなことをしたら、ニャルラトホテプとのエクストラバトルが始まります
『友達A・B』
よし、スコップ使うか
『僕』
判断が遅いっ!!(悩むこと30分くらい)
ーーー
次回は閲覧注意




