表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

01 捕らわれのお姫様



 大切な国や民たちを守るために、世界の破滅をもくろむ魔王に攫われてから、一年が経過しました。

 どうして攫われたのかというと、その理由は私に魔を退ける神聖な力が宿っているからです。

 その力があると勇者様が強くなってしまうため、討伐を恐れた魔王が私を殺そうとしたのです。


 しかし、あまりにも力が強すぎて殺せなかったため、魔王は私を攫って封じる事にしました。


 そういった理由の為に私は、魔の国へ連れていかれて、右も左も分からない禍々しい居城に幽閉される事になったのですが、それでも諦めませんでした。


 部屋を抜け出そうとしたり、お城を抜け出そうとしたりして、何度も頑張りました。

 しかし、魔王城の構造は複雑で、場内を徘徊する魔王の部下のモンスター達も協力だったため、私はとうとう最後まで自力で脱出する事ができませんでした。


 しかしその代わり、仲間を集めて強くなった勇者様がやってきてくれて、魔王を倒した後、私を助け出してくれました。


 一時は、これで全てが解決するように思えました。


 後は私のこの特別な力を使って、魔の物達に汚された場所を浄化するだけです。


 それなのに。


 なぜ私は王宮へ帰る事なく、今度は勇者様に攫われてしまったのでしょうか。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ