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2.遠藤先生



 前話でアフタヌーン誌を購読した動機はコミックスの続きを読みたかったから。と書きましたが、作者がその時読みたかった作品と言うのは遠藤浩輝先生作の『EDEN』と言うSF漫画です。


 『EDEN』はウイルスの大流行により多くの人が死滅した近未来。そこに生きるエノアとエリア、親子二代に渡る物語です。既にこちらは完結しております。最近ではイブニング誌で連載していた『オールラウンダー廻』も完結し、現在はまたアフタヌーン誌に戻って新しい作品を手掛けていらっしゃるようです。


 遠藤先生の本を初めて手に取ったのは、田舎の小さな書店の平積みです。短編集で『カラスと少女とヤクザ』『きっとかわいい女の子だから』などを読みましたが、あの時の衝撃は忘れられません。すっかり嵌ってしまい一気に『EDEN』まで読んでしまいました。とにかく絵が上手い。スイマセン、語彙が少ないのでこれ以上書き表せません。そして何故、遠藤先生の描く微乳のツンデレ女子はあれほど可愛らしいのでしょうか。こんな些末な萌えポイントにしか触れられなくて申し訳ありません。本編の設定の重厚さ、骨太なストーリーの中に光る繊細な心理描写は既にお読みの方には言わずもがななので、作者などが説明しなくても沢山の読者様がネットなどでコメントされている筈なので割愛させていただきます。


 全くの蛇足ですが昔『EDEN』に嵌っていた頃、同僚に本棚を見せる機会があり「読んでみたい」と言うので「すっごく面白いよ!」とのコメント付きでウッキウキで貸し出した事がありました。しかし返却時相手の反応は静かでした。うーん、お気に召さなかったのかな、と反省。けれどもその事については深く追及せずに終わりました。

 人に漫画や小説を勧めるのって難しいですね。その方から借りた『優駿の門』は大層面白かったです。『MAJOR』も好きで(作者も好きです)よくアニメを見ていた方なので、もうちょっと明るい話が好みだったのかな……と思いました。自分が面白いと思う話を皆が気に入ってくれるかどうかは分からないと言う事を実感した瞬間です。


 でも修斗に打ち込む高校生、高柳廻が主人公の『オールラウンダー廻』なら、もうちょっと良い反応が返って来たかもなぁ、と余計な事を考えています。こちらは設定が現代なのでもう少し明るく軽く読めると思います。改めて感想を伺いたいと思ってしまう、懲りない作者なのでした。


 遠藤先生の作品を読まれていない方には訳の分からない箇所も多かったかもしれません。戯言ばかりで申し訳ありません。お読みいただき、誠に有難うございました。



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