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鵤の唄  作者: 紅莉
第零話
6/17

第零話:シーン2

GM「では、お次、アリアの導入行くね」


アリアは、この国の現王、ラーヴァ・アインスタインに呼び出されて謁見の間に来ていた。


アリア「何か、ご用でしょうか」


ラーヴァ「君には、特別な任務についてほしい。今この国には異界の巫女がいる事を知っているか?」


GM「という訳で、ここで初判定!」


C「判定?」


GM「攻撃が当たったとか、そういう時に判定するんだ。今回は『異界の巫女』について知っていたかどうかの判定だね、聞いたことがある程度だとは思うけど」


アリア「で、何で判定だ?知識系は、なんか違う気がするんだが」


GM「そうだね、専門知識判定かな。特に指定はないけど、君たち全員専門知識は持ってなかったよね?」


ローイン「そうですね」


GM「じゃあ、二つ六面ダイスを振って、そこに能力値を足す。今回は、専門知識の欄が知力の下にあるから、能力値は知力だね」


アリア「俺、知力能力値2しかないんだけど……」


GM「難易度は10だよー」


コロコロ

2D6+2 → 11 成功!


アリア「よっしゃ!」


ローイン「おめでとう」


GM「では、アリアはうっすらと聞いたことがある。『異界の巫女』とは、異世界から呼び出された存在なのだと」


アリア「じゃあ、投影体か。これがCのキャラか」


GM「こら、メタ発言!」


ローイン(否定はしないんだ……)


アリア「聞いたことはあります。異世界の存在だとか」


ラーヴァ「そうなのだよ!私も最近まで知らなかったが、巫女には混沌の濃度を変えられる特殊な存在のようだ。そんな巫女を狙う輩がいるかもしれない。守る役目を君に与えようと思う。どうかね、光栄な事だと思わないかね」


アリア「ちょっとめんどくさいけど、ちゃんと答えておこう。もちろんお受けいたします」


GM「最初はPL発言だよね?」


アリア「じゃなきゃ殺されます」


GM「だよねー。じゃあ、ラーヴァはこう続けるよ」


ラーヴァ「そうか、おい、そこの護衛!この者を、塔に案内せよ!」


GM「ここで、シーンが切れるんだけど……謁見の間を出るときにもう一回判定しようか」


アリア「?おう」


GM「判定は知覚判定。難易度は12だよ」


コロコロ

2D6+3 → 9 失敗…


アリア「あちゃー、失敗したか」


GM「じゃあ、アリアは特に何事にも気づくことなく、謁見の間を後にした……というところでほんとにシーンエンド!」

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